【自動車株見通し】おすすめはやはり日本最大の企業「トヨタ自動車」?自動車関連株式銘柄を分析&株価予想!

「自動車企業」と聞けば、日本人であればまず浮かぶのが「トヨタ自動車」ではないでしょうか?

トヨタ自動車は時価総額が20億円と日本最大の企業であり、世界に誇るカーカンパニーです。

 

このコンテンツでは、そんなトヨタを筆頭とした、自動車株の個別銘柄分析と株価予想・見通しを紹介しています。

 

※2019年7〜9月分析

銘柄名トヨタ自動車日産自動車本田技研工業マツダ三菱自動車工業
時価総額224,788 億円32,643 億円51,381 億円7,083 億円7,794 億円
予想PER8.7 倍17.8 倍7.5 倍8.8 倍12.0 倍
PBR1.01 倍0.57 倍0.60 倍0.58 倍0.89 倍
予想配当利回り- %5.17%3.95%3.12%3.82%
ROE9.89%5.97%7.53%5.26%16.08%
ROA3.68%1.69%3.07%2.27%7.25%
自己資本比率37.30%28.00%40.50%42.40%43.40%
銘柄名スズキSUBARUいすゞ自動車ヤマハ発動機日野自動車
時価総額25,397 億円21,660 億円10,707 億円6,794 億円4,987 億円
予想PER11.9 倍10.3 倍9.3 倍8.0 倍8.9 倍
PBR1.71 倍1.35 倍1.00 倍1.01 倍0.92 倍
予想配当利回り1.43%- %3.01%4.64%3.46%
ROE13.29%9.36%12.27%14.59%10.51%
ROA5.30%5.04%5.40%6.55%4.16%
自己資本比率40.90%53.80%43.60%45.90%40.30%

 

目次

時価総額20兆円超えの大企業「トヨタ自動車」(TOYOTA)

時価総額20兆円を超える日本最大の企業である「トヨタ自動車」。

購入判断としては1年未満の短期的には買い推奨ですが中長期で購入しつづけることは今後の状況待ちです。

 

■ 投資判断基準:短期的に『買い』

以下の点を総合的に勘案し2020年3月期に8700円(現状6759円)程度が妥当な水準と予想。

● 業績見通し:

▷2019年3月期の純利益下落の特殊要因の影響が無くなる。

● ROEとROAの高さ(効率的に利益を上げられているか):

▷東証一部企業に対して高い効率的な利益体質。

● PERとPBRの低さ(割安かどうか):

▷予想PERは現状株価で8倍台と割安。PBRは1倍近辺。

● 他社との比較:

▷業界他社比でも低いPER。更に株主還元も充実。

● 株主還元策の動向:

▷配当利回りと自社株買を合わせた総合還元率は6%近辺と高水準。

 

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有名高配当銘柄「日産自動車」(NISSAN)

国内の自動車メーカー大手3社(トヨタ自動車・日産自動車・本田技研工業)の一角である「日産自動車」。

会長カルロス・ゴーン氏の相次ぐ拘留によって昨今世間を賑わせていたことが記憶にある人も多いのではないでしょうか?

 

以下のコンテンツで、日産株が「どこまで株価が下がるのか」「なぜ株価が下がっているのか」を踏まえ、買うべきか見送るべきかを判断していきましょう。

 

■ 投資判断:買い

以下の点を総合的に判断し、一時的な環境要剥落により中期的に本来の1000円~1,200円(現在2019年5月末時点765円)が妥当水準と予想

■ 業績見通し:

▷販売台数は堅調であるが米国の保証期間延長の影響等を被り自動車業界全体同様厳しい状況。

■ 過去10年の業績推移:

▷2018年3月期決算までは堅調であったが今期来期は厳しいと言わざるをえない

■ ROEとROA:

▷自動車業界全体にいえるが2019年3月期にいい気に落ち込んでいる

■ 投資指標分析:

▷利益の減少によりPER上は割安とはいえないがPBR上は大幅に割安。また来期末は減配が予想されているが配当水準からも大きな魅了がある。

■ 競合他社比較:

▷競合他社比で利益の落ち込みがひどいこともあり割安な水準である。

 

 

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2019.05.28

 

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国内自動車Big3の一角「本田技研工業」(ホンダ・Honda)

本田技研工業」(以下:ホンダ)は国内の自動車メーカー大手3社(トヨタ自動車・日産自動車・本田技研工業)の一角を占めます。

記憶に新しいファンダメンタルな要素として、2018年のメキシコのセラヤ工場における水害の影響で米国のインディアナ工場における生産が一時休止となったことなどがあります。

 

■ 投資判断:長期的に買い

以下の点を総合的に判断し、現在の株価である2651円(2019年5月31日現在)から環境規制への対応が整えば中長期的に戻っていくことが考えられる。

■ 業績見通し:

▷環境規制への対応等が整えば再び増加基調に戻っていくことが想定される。

■ 過去10年の業績推移:

▷2018年3月期に法人税による当期純利益の押し上げがあったために大きく上昇しました。しかし当然減税は一過性であったので元の水準まで戻った。

■ ROEとROA:

▷ROEは13%程度とトヨタよりは若干低いですが日経平均の8%程度よりも高く効率的な利益体質となっている。ROAは平均的な水準。

■ 投資指標分析:

▷PER、PBRは過去水準でも特に低く割安で更に配当利回りも高くなっているので魅力が増している。

 

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2019.06.03

 

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内燃技術にこだわり「マツダ」(Mazda)

2017年8月に、トヨタ自動車と500億円分の株式を相互に取得し合うことでアライアンスを締結した「マツダ株式会社」(以下:マツダ)。

 

「私たちはクルマを愛しています」

 

というコーポレーションビジョンを掲げています。

 

2030年時点で生産するすべての車両のうち95%を内燃機関と電動化技術を融合させた車両にするという目標を掲げています。

 

しかし、世界的にCO2の排出量規制やEV市場の競争激化が進む中、内燃技術にこだわる同社は「クルマを愛し続ける」ことができるのでしょうか。

 

■ 投資判断基準:短期的には『買い』だが、長期的には『売り』

以下の点を総合的に勘案して2020年3月期に1200円程度(現在1082円)が妥当な水準と予想。

■ 業績見通し:

▷ 短期的には前年と比較して、国内の自然災害からの回復を理由に当期純利益が大幅に上昇すると考えられる。

▷ 中国の景気減速による出荷台数の減少や世界的な環境規制強化への対応など、他社と同様のコストがかかる見通し。

▷ 長期的には内燃機関の開発を強化するために設備投資を大幅に膨張。

▷ 世界的なEV化の中でそれらの投資が回収されるかは疑問。

■ ROEとROAの高さ(効率的に利益を上げられているか):

▷ 両指標ともかなり低く、設備投資の上昇や国内の当期純利益の減少もあり資本効率はあまりよくないと考えられる。

■ PERとPBRの低さ(割安かどうか):

▷ 両指標とも同社の過去平均から見ても業界の過去平均から見てもかなり低水準にあり割安と判断できる。

■ 他社との比較:

▷ 設備投資や研究開発費がかなりかけられておりそれは内燃機関の開発に使われていることが多く、その点が他社とは違う特性。

▷ トヨタとのアライアンスもあり世界トップレベルの技術を享受できる見込みがあるので強みになると考えられる。

■ 株主還元策の動向:

▷  配当利回りは同社の過去平均から見ても業界の過去平均から見てもかなり高く短期的には持続する見通し。

 

 

 

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2019.08.23

 

 

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不正問題で注目を集める「三菱自動車工業」(MITSUBISHI)

国内の自動車メーカー大手3社の一角である日産とアライアンスを締結している「三菱自動車工業」(以下:三菱自動車)。

2016年4月に燃費試験の不正問題が発覚し世間を賑わしました。

燃費不正事件発覚後も国土交通省の指導に従わず不正な方法で燃費試験を行っていたことが明らかになりました。

 

さて、自動車業界全体は収益減が目立っておりEV市場への参入スピードも注視されています。

しかる環境下日産とアライアンスを締結している同社が今後安定的に収益を伸ばしていくのかどうか?

その点を踏まえ銘柄としての有効性を考えていきましょう。

 

投資判断基準:短期的に『買い』

以下の点を総合的に勘案し2020年3月期に850円(現状514円)程度が妥当な水準と予想。

業績見通し:

▷ 同社は2020年3月期までに新型EV車i-MiEV(アイ・ミーヴ)を発売予定であり、さらにアライアンス関係にあるルノーがFCAと経営統合することによりさらなる業績上昇が見込まれる。

■ ROEとROAの高さ(効率的に利益を上げられているか):

▷修正ROEについては30%近辺が維持されているといった極めて良好な資本効率。

■ PERとPBRの低さ(割安かどうか):

▷同社は燃費不正やリコール問題など定性的な悪材料が多く、中期的には株価の低迷が考えられますが売上高・当期純利益の順調な回復から割安と判断できる。

■ 他者との比較:

▷特に配当利回りが高く、ルノー・日産とのアライアンス関係から世界トップレベルの技術・生産・販売チャネルを有している。

■ 株主還元策の動向

▷配当利回りは同社の過去から見ても同業他社と比較しても2019年3月期はかなり高く、今後もこの傾向が継続されるだろう。

 

 

株価が上がらない三菱自動車(7211)の今後の見通しは?業績や各種割安指標から予想する。

2019.06.04

 

 

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小型車に強み「スズキ」(SUZUKI)

小型車で有名な「スズキ株式会社」(以下:スズキ)ですがトヨタ・デンソーとの業務提携もあり、EV化が進んでいます。

さらにCAFE規制をクリアするためにハイブリッド車を多く製造しています。

 

インドにおけるシェアが過半数である同社は中国・アメリカの市場から撤退しインド市場に集中する方針です。

さて、急成長をしているインド市場でのシェアがかなり大きいスズキですが、世界的なEV化の潮流もある中果たして長期的にビジネスを伸ばしていけるのでしょうか。

 

■ 投資判断基準:様子見

以下の点を総合的に勘案し2020年3月期に4600円(現在5181円)程度が妥当な水準と予想。

■ 業績見通し:

▷ インド市場でのシェア拡大は実現し、インドでのEV車の普及が始まれば好調になっていく見通し。

■ ROEとROAの高さ(効率的に利益を上げられているか):

▷ 両指標とも同社としては改善傾向にありますが、一方で業界内では普通の水準になります。つまり資本効率は良くも悪くもないということ。

■ PERとPBRの低さ(割安かどうか):

▷  PERで見るとかなり割安ですが、PBRで見ると割高です。つまり相場観としては「中立」といえる。

■ 他社との比較:

▷ トヨタとの業務提携がある中、EV化などの推進を進められるという点ではかなり優位にあるといえる。

▷ 銘柄としては配当利回りが業界内でかなり低いことが目立っている点で魅力を落としている可能性あり。

■ 株主還元策の動向:

▷  今後の配当性向の目標値が15%程度であることから配当利回りは低下していく見通し。

▷さらに長期的に配当利回りは低下傾向にあるのでその点での魅力はあまりないといえる。

 

 

 

【7269】スズキの株価はなぜ高い所から下落しているのか?インド市場での今後の展開が鍵となろう。

2019.08.24

 

 

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航空機メーカーを源流に持つ「スバル」(SUBARU)

航空機メーカーを源流に持つ「株式会社SUBARU」(以下:スバル)は航空機を応用した機能性を持ちます。

特に走行性能に特化した四輪駆動車と水平対向エンジンは同社の代名詞ともなっています。

 

悪路走破性と衝突安全性の面から北米市場でかなり評価が高くブランディングも強かったため、

販売価格が他社よりも割高でそれに伴って利益率も業界内でかなり高い水準にありました。

しかし2018年に入って代名詞であるエンジンの部品である「バルブスプリング」のリコールのために関連費用がかなりかかっただけでなく、同社の世間に対する信用も失墜しました。

高い利益率から一変、同社の本質的な価値は現在の株価にどの程度織り込まれているのでしょうか。

 

■ 投資判断基準:配当目的では「買い」、そうでなければ「売り」

以下の点を総合的に勘案し2020年3月期に1900円程度(現在2608円)が妥当な水準と予想。

■ 業績見通し:

▷ 2019年3月期のリコールにかかる関連費用がどこまでなくなるか世間からの安全性への信頼がどこまで回復するか、社内の管理体制・風紀がどこまで改善するかが今後の課題となってくる。

■ ROEとROAの高さ(効率的に利益を上げられているか):

▷  以前まで資本効率はかなり高かったのですがROE・ROAともに平均的な水準あるいはそれ以下まで落ち込んでいるので、資本効率は良いとはいえない。

■ PERとPBRの低さ(割安かどうか):

▷  割安でも割高でもなく「中立」です。バリュー投資目的で買うことはおすすめできない。

■ 株主還元策の動向

▷  配当利回りは業界内でトップレベルの水準であり、保有するに越したことはない。

 

 

【7270】スバリストになるか!高配当が魅力のスバル(SUBARU)の今後の株価推移を見通す。

2019.08.24

商用車・日本最大手トラックメーカーの「いすゞ自動車」

国内自動車メーカーの中で特に商用車の製造・販売に特化した「いすゞ自動車株式会社」(以下:いすゞ)。

 

海外での販売が多く、CV(商用車)の販売台数のうちその7割以上が海外への販売で、LCV(ピックアップトラック)は日本に対して販売されておらず、タイ、アフリカ、中南米に販売されています。

 

国内大手トラックメーカーの一つであるいすゞの投資有効性を同業他社の日野自動車と比較しながら分析していきます。

 

■ 投資判断基準:「中立」

以下の点を総合的に勘案し2025年に1500円(現在1234.5円)程度が妥当な水準と予想。

■ 業績見通し:やや良好

▷ 本業のCV・LCVの製造・販売では年々増加していて、原価低減から利益も残るようになってきている。

▷ ただ、借入金の増加から株価があまり評価されていないように思えるのは懸案事項。

■ ROEとROAの高さ(効率的に利益を上げられているか):非効率的

▷ かなり低下していてそれが約4年間続いている。

▷ 原因として負債(借入金)の膨張が挙げられますが早期に業績に繋がる根拠が示されると投資有効性は高まると考える。

■ PERとPBRの低さ(割安かどうか):割安。

▷ 当期純利益・純資産ともに増加していますが株価が評価されていないために割安圏に入っている。

▷ 恐らく当期純利益・純資産そのものよりも資本効率の低下が株価の上昇を妨げている可能性が高い。

■ 競合他社比較:業界全体でROA・ROE・PER・PBRが落ち込んでいる。

▷ 同社のみが株価の低下を引き起こしているわけではなく、業界全体で相場が落ち込んでいると考えられる。

■ 株主還元策の動向:良好

▷ 配当利回りは上昇傾向にあり過去最高水準なので、配当目的での投資は有効。

 

【7202】国内大手トラックメーカー『いすゞ』(=isuzu)の今後の株価を見通す!

2019.08.26

 

 

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まとめ

自動車メーカーは各々で課題を持っており、また、技術の革新にどれだけついていけるのかが問われる業界に属しています。

個別で分析して、未来を担う自動車会社を選んで投資をしていきましょう。

 

以上、【自動車株見通し】おすすめはやはり日本最大の企業「トヨタ自動車」?自動車関連株式銘柄を分析&株価予想!…でした。

 

 

【日経225企業株価予想】株を分析するならこんなふうに。業界別Nikkei銘柄のファンダメンタル分析一覧!

2019.06.27



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