サイオステクノロジーはLinuxやJavaに代表されるオープンソースソフト開発と利用・普及を軸にしています。
更に自社開発ソフトウェア製品の販売とAI・Fintech・クラウド技術を利用した製品とサービスを提供しています。
本日はサイオステクノロジーの株価の見通しをテクニカル分析を中心にファンダメンタル分析を含めてお伝えしていきたいと思います。
実際筆者も少額ですが563円で2019年9月末時点で仕込んでいます。

■ 投資判断基準:短期的に「買い」場合によっては長期的に『買い』
エリオット波動を形成中で購入しやすい銘柄
■ 業績見通し:
▷ 売上高は堅調だが未来への投資が響き利益指標は軟調。今後に期待。
■ 短期テクニカル:
▷ エリオット第3波動形成中だが800円近辺に週足で分厚い雲があり跳ね返される可能性大
■ 長期テクニカル:
▷ 出来高を伴えば2020年3月〜4月に雲が薄くなる局面を狙って投資妙味あり。
Contents
売上高は堅調だが利益は下落基調
以下はサイオステクノロジーの業績推移です。

決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
2007/12 | 5,851 | 118 | 137 | -51 |
2008/12 | 5,815 | 53 | 74 | -101 |
2009/12 | 5,480 | 10 | 9 | -33 |
2010/12 | 4,987 | -283 | -286 | -312 |
2011/12 | 5,110 | -155 | -161 | -247 |
2012/12 | 5,931 | 55 | 43 | -50 |
2013/12 | 6,565 | 227 | 238 | 99 |
2014/12 | 7,349 | 55 | 61 | 16 |
2015/12 | 9,362 | -111 | -137 | -186 |
2016/12 | 12,080 | 474 | 389 | 254 |
2017/12 | 12,470 | 320 | 326 | -587 |
2018/12 | 12,799 | 290 | 310 | 225 |
2019/12予 | 13,200 | 200 | 210 | 140 |
売上高は順調に右肩上がりで上昇していますが、営業利益、経常利益、純利益ともに軟調に推移しています。
売上総利益は変わっておらず戦略的な未来への投資を行なっていることが要因とされています。
当社グループが属するIT業界では、新たな技術革新の波が同時並行で進展し、新規の事業機会が次々に誕生する外 部環境となっています。
このような中、当社グループは、中期経営計画において2021年までを事業基盤を固める3年間と位置づけ、IT業界をリードするインフルエンサーを目指し、研究開発投資を始めとした戦略的施策を着実に実行しています。
引用:サイオスの決算資料
何故投資判断を行なった!?エリオット第三波動で投資を実行!
では何故筆者が9月末時点で投資を実行したのかをお伝えしていきたいと思います。
以下は直近のサイオステクノロジーの日足チャートです。
ボリンジャーバンドが綺麗にエクステンションしているのが分かります。

更に日足で綺麗にエリオット波動の形を描いています。
筆者はエリオット波動の第3波が明確に上抜けた段階で投資を実行しました。

エリオット波動やボリンジャーバンドなどのテクニカル分析について詳しくまとめていますので参考にしてみてください!
それではサイオスの上昇がどこまで続くのかを考察していきたいと思います。
サイオステクノロジーのテクニカル分析ー本格的な上昇は今ではない!?ー
ではサイオステクノロジーの株価をテクニカル面から予想していきたいと思います。
目先の見通しは820円が適正か?
以下は日足のサイオステクノロジーの株価推移です。
株価はN波動を形成しつつあります。


前回の安値と直近高値から考えて直近の目安は820円程度なのではないかと考察することができます。
今回の上昇は本格的なものなのか?
それでは今回の上昇が本格的な暴騰につながるのか見ていきましょう。
以下は週足のサイオステクノロジーの一目均衡表です。


ご覧頂ければわかる通り分厚い雲が800円を上限にずっしりと存在しています。
雲以上の価格帯では空売りが優勢となります。
週足からみても800円近辺が直近の上限となります。
念のため以下は月足です。
今回の上昇は出来高を伴っていません。


また月足でも1000円近辺に雲があるためいずれにせよ本格的な上昇は難しいと判断できます。
本格的な上昇を狙うには?
以下は再び週足のサイオステクノロジーです。
現在は分厚い雲に阻まれていますが少し先をみると雲が急激に薄くなっています。


2020年の3~4月に様子見しながらエントリーを考えるのが良いかもしれません。
次は今回の高値で上値が決まるので今回800円以上は付けてもらいたいところですね・
サイオスには力強い大口がいませんが、6割は手放さなそうな大口の投資家がしめています。
実質的に取引可能な浮動株が少ない銘柄です。
つまり上昇するときは簡単に株価が上昇していくという特徴も持っています。
それで貸借銘柄ですから日計りトレード以外は空売りができません。
そのため、どこかで大相場来ると思うんですよね
更に時価総額が58億円と小型株である株不足からの強烈な踏み上げ相場を作れる銘柄です。
出来高次第ではありますが最終的には3000~4000円で利確できる可能性もある期待の持てる銘柄ですね。
まとめ
サイオステクノロジーはエリオット波動を綺麗に描きながら現在第3波動を描いています。
しかし、800円近辺には週足で分厚い雲が待ち構えており本格的な暴騰をするには力が足りません。
しかし、来年の2020年3月〜4月には雲が殆どなくなります。
仮に業績も大幅に回復するということが重なれば出来高を伴って2000円を目指した相場を形成する可能性もあります。
現時点では様子をみつつ800円手前で利益確定を行った方がよいでしょう。
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