【ファイナンシャルアカデミー】代表の泉正人氏の著書『世界標準のお金の教養講座』をレビュー

フィナンシャルアカデミー代表の泉正人氏の著書『世界標準のお金の教養講座』をレビュー

ファイナンシャルアカデミーは日本のお金の学校の先駆けとして2002年から運営を開始しているお金の学校です。

 

本日はファイナンシャルアカデミーの代表である泉正人氏の著書『世界標準のお金の教養講座』を読了しましたのでレビューしたいと思います。

なお、以下は本の内容そのままというわけではなく、証券アナリストを保有している編集部の見解も交えながら記載しています。

目次

信用が社会の中心に介在している

まずは現在の社会における信用の大切について、三部構成の第一部で伝えられます。

 

信太郎
サルよ、なぜワシがそちを高い俸禄で雇ってると思う?
秀次郎
其れはワシが優秀だからではないですか?
信太郎
(自分で言うかの・・・。)そちのこれまでの功績を信用して高い俸禄をはらっておるんじゃ。

 

お金を産むのは結局のところ信用なのです。

例えば、太郎さんが事業を起こすとして貴方が出資するか又は取引するかどうかを判断する基準はなんでしょうか?

 

太郎さんのこれまでの実績や人柄やスキルを信用できるか、信用できないかだということです。

信用がないと給料を貰うこともできませんし、出資や取引を行っていただくこともできないのです。

 

また、信用がより分かりやすい形で現れるのが銀行の金利です。

長年大企業のサラリーマンや公務員として勤務している方の金利は低く設定される一方、定職についていない人や独立して間もない人等はお金が返ってくる可能性が低いので信用が低く金利が高く設定されます。

 

信太郎
返ってくる可能性が低いのであれば、リスクを負う分多くの御礼(=金利)を要求するということじゃな。

 

つまり「信用」を高めていくことこそが重要になってくると泉正人氏は忠告しているのです。

 

学生が勉強をする意味は知識をつけるだけにとどまらす、努力をすることができるという信用の積み重ねに本質があるとしています。

信太郎
なぜ大企業が高学歴を採用するかというと、知識があるというより努力を継続できる力があるという信用があるからなんじゃ。

 

さらに、受験という共通ルールの中で効率よく勝ち抜く方法を考えられる思考を育てることにも意味があるとしています。

 

また既に社会人の方は今勤めている会社で真剣に取り組むことが最も早い信用の獲得方法であるとしています。

今の会社で頑張れない人は、転職したところで頑張れないであろうというレッテルを貼られるからです。

 

秀次郎
過去の積み重ねこそが信用を形作るので今を真剣に行きましょうということじゃな!

 

 

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価値を見極めることの重要性

信太郎
サルよ。価値と価格の差をそちはわかっておるか?
秀次郎
一緒ではないのですか??
信太郎
株でいうと株価が価格で、そちが計算している理論価格が価値じゃ。常にそこには乖離がある。

 

信太郎の例はわかりにくいので、さらに分かりやすくいうと例えば貴方が以下の鉛筆にいくらの価値があるかと感じるかです。

 

鉛筆

 

 

秀次郎
わしは120円じゃな。
家三郎
わしは80円かのう。
信太郎
秀次郎にとってこの鉛筆は120円の価値で、家三郎殿にとってはこの鉛筆は80円の価値ということじゃな。

 

しかし文房具屋では鉛筆は100円で売られているのです。

 

これ秀次郎は120円の価値があると感じている中で、100円で売られている鉛筆は割安である一方、家三郎にとっては80円の価値が感じている中で100円でうられている鉛筆は割高なのです。

 

自分が思っている価値よりも安く売られている場合に購入候補とすることで、無駄な買い物をせずに済み浪費を抑えることができるのです。

 

しっかりと価値を見極めることがお金が溜まる体質を作る第一歩となるのです。

 

 

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価値を見極めることこそが投資の本質

先ほど信太郎がいったことを思い出しましょう。

株を例にとっていると、価格というのは株価そのものです。

 

価値というのは投資家からみた企業の妥当であると考えられる価格です。

 

しっかりと企業の価値を見極めることができるのであれば、長期的に株価(価格)は価値に収斂するので大きな利益を獲得することができるのです。

 

価値と価格
信太郎
株価と価値は常に一致していないことは著名投資家の方々は皆んないっておるな。

 

特に有名なのは『投資の神様』のウォーレン・バフェット氏の師であるベンジャミン・グレアム氏が表現したミスターマーケットという表現ですね。

 

この項目の締めくくりとして、例え話をしよう。ある個人企業に一〇〇〇ドルの出資をしていると想像してほしい。共同出資者の一人には、ミスター・マーケットという名の非常に世話好きな男がいる。彼は、あなたの持ち分の現在価値に関する自分の考えを毎日教えてくれ、さらにはその価格であなたの持ち分を買い取ってもいいし、同じ単位価格で自分の持ち分を分けてもいいと言ってくる。彼の価値評価が、企業成長やあなた自身が考える将来性に見合っており、適切なものに思えるときもあるだろう。その反面、ミスター・マーケットはしばしば理性を失い、あなたには彼が常軌を逸した価格を提示しているように思えることもある。

もしもあなたが慎重な投資家あるいは思慮深い実業家ならば、自分の出資分一〇〇〇ドルに関する価値評価を、ミスター・マーケットの言葉によって決めるだろうか?そうするのは、あなたが彼と同意見のとき、また彼と取引したいと望むときだけである。彼が途方もない高値を提示してきたときに全持ち分を彼に売ることができたり、あるいは安値のときに彼の持ち分を買い取ることができれば、それはあなたにとって幸運だろう。しかしそれ以外のときには、事業内容や財務状況に関する報告書に基づいて、持ち分の価値評価について自分なりの考えを持つのが賢明なのである。

(引用:賢明なる投資家)

 

上記でミスターマーケットが提示してくる価格こそが株価で、持分の価値評価についての自分なるの考えが価値ということなんです。

価格である株価はグレアムが言及している通り時に常軌を逸した価格を提示してくるので、価値と価格の差をしっかりと見つけることができれば投資で利益を上げることができるのです。

 

 

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ビジネスの本質も価値の差を見極める力

先ほどの秀次郎や家三郎の例にもわかる通り、人によって同じものでも感じる価値は異なります。

より分かりやすいのですが『価値を低く感じている人』から買って、『価値を高く感じている人』に売ることで利益を得ることができます。

 

自分にとっての価値を見極める次のステップとして、様々な人の価値を想定することができるようになれば、新たな事業・ビジネスを構築することができるのです。

お金を使えば減るのは当然ですが、それは消費に限ったことです。

 

しかし先ほどお伝えした投資や事業にお金を使うことで、お金を増やすことができるのです。

 

 

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両面思考で騙されない思考法を見につける重要性

最後のパートでは両面思考で考える重要性について述べています。

両面思考というのは相手が何を考えているかを想定する力です。『おいしい話には裏がある』という言葉がまさに合う内容となっていました。

 

信太郎
サルよ。例えば不動産仲介の会社が『仲介手数料無料!』と広告をおしだしていたらどう思う?
秀次郎
お得じゃないですか!その不動産仲介会社を利用するがの。
信太郎
ばかもん!うぬが不動産仲介会社だったら、そんなことすると思うか?何か裏があるに決まっとろうが。浅はかじゃぞ!

 

上記のような場合は不動産仲介会社は表面上は仲介手数料は0ですが、裏でなにかしらのバックをもらっているのです。

相手の立場にたって、何を考えているかを推し図ることで人生において損をすることが少なくなるのです。

 

 

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まとめ

しっかりとした資産を形成するには、これまでの内容を通じて以下のSTEPを踏むことで構築することができるようになります。

 

STEP0.信用を積み重ねて労働収入を増やす
STEP1.自分の価値基準を養い浪費しないようにする

STEP2-1.余った資金を使って事業に投資をしてお金を設ける
  or
STEP2-2.余った資金を使って投資を行い資産を増やす

 

さらに常日頃から相手側の立場に立って物事を考える『両面思考』を実践することで『お金』で騙されることも回避することができます。

 

ファイナンシャルアカデミーに興味があるという方は、無料の入門講座も提供されているので足を運んでみてもいいかもしれません。

 

以上、【ファイナンシャルアカデミー】代表の泉正人氏の著書『世界標準のお金の教養講座』をレビュー…の話題でした。

 

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2019年9月26日

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知識をしっかり仕入れた上で投資は実践していく必要があります。

 

 

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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。