ファイナンシャルアカデミーは国内最大の「お金の学校」です。
この3つを柱に「お金の教養講座」「投資信託講座」等数多くのスクールを運営しています。
ファイナンシャルアカデミーは無料体験版として以下の三つ講座を運営しています。
- お金の教養講座
- 株式投資・FX体験学習
- 不動産投資体験学習コース
ここでは、実際に筆者が東京新宿校の1.5時間の「不動産体験学習コース」に参加してきたのでReviewしていきます。
受講者数は10数名ほどで、30代の夫婦の方、なんと20代に見える方もいらっしゃいましたが、ボリュームゾーンは40〜50代だったように思います。
そもそも、ファイナンシャルアカデミーがどのようなスクールなのか?
他の無料体験セミナーはどうなのか?
この点については以下のコンテンツで網羅的にまとめています。
興味のある方は参考にしてみてください。
あくまで講座の概要を筆者の見識を踏まえてお伝えしていますので、実際の講座の内容と乖離する可能性あることはご了承下さい。
目次
Contents
序章:投資・資産運用を行うことの必要性
まずは本題の不動産投資についての説明に入る前に、資産運用・投資、そしてお金の勉強をする必要性についての説明があります。
この点は資産を築いていく上では非常に重要なことですので、ファイナンシャルアカデミー側も簡潔でありながらも、強調して説明します。
また、ファイナンシャルアカデミーとはどのような運営をしているのかという点も合わせて紹介があります。
■ 主なポイント:
- 受講者数50万人を超える総合マネースクールであること
- 商品紹介がないことからの「絶対的な中立性」を指針としていること
- 資産運用で必要なことは、「自分で商品を選べる金融知識」であること
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体験学習のゴール設定:不動産投資の魅力について
体験学習の「ゴール」は「今の給与収入を超える家賃収入が得られる道筋が見えること」と紹介があります。
毎月3万円入ったら何に使うか?
毎月20万円入ったら何に使う?
また、「不労所得」は自分と関係ないと思っていないか?
手持ち資金が「少ない」と思っていないか?
不動産投資は「難しい」と思っていないか?
などの問いに対して、不動産投資を実行することで、人生がどれだけ変化するのかなど。
実際にファイナンシャルアカデミーで学んだ生徒の経験や成功例を動画で見ることになります。
ここで、不動産投資を実行することにより、「心の余裕」が手に入るという話までが終わります。
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不動産投資の4つのメリットの紹介
人生でもっともお金がかかるのは住居費であり、不動産投資を学ぶことで、住居費の節約と収入源に変えられる。
そもそも日本のサラリーマンの平均年収は20年前には470万円、現在は430万円ほどと、給料を上げるのは難しい。
などという説明があり、不動産投資の大きな4つのメリットの内容に入っていきます。
■ 不動産投資の4つのメリット:
- 生活に不可欠な住居費が減らせる(マイホーム購入、家賃支払いの節約)
- 自分の力で「お金を増やせる」ようになる。
- 一度築いた資産は30年後も収入を生む。
- 収入が安定して、時間の自由ができる、縛られない生活の始まり。
そして利回りなど具体的な話に入っていきます。
ここまでは、不動産投資の全くの初心者の方には、不動産投資がどのようなものかを理解するには適した内容でした。
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不動産投資で狙うのは利回り10〜12%?
ここからは不動産投資で狙う利回り(表面利回りですね)は10〜12%であるという話があり、具体的な利回りの計算方法の説明があります。
手元の資金ではなく、借り入れによるレバレッジをかけることで、資金効率を高めて資産を増やしていく方針。
そして、具体的にどのような属性の受講生が、どのような不動産物件を購入して、失敗、成功したのかの紹介動画を見ることになります。
内容は、ここでは具体的には書けませんが、複数人の成功事例と、不動産投資は「知っているか知っていないか」
「誰でもできる計算で」という点を強調されていました。
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体験講座の特典
本申し込みをせずとも、仮申し込みで以下の二つが進呈されます。
- 代表泉正人氏著『人生が変わるお金の大事な話』
- 株式投資スクールサマリーDVD
また、以下の参加特典もあります。
なかなか大きな特典ですよね。
〈参加者特典〉
「2年間教室受講パス」を無料提供
1Sコースの場合37万8,000円+税 → 29万8,000円+税
(税込金額:32万7,800円)複数講座の同時受講が10万円優待
2つ目以降の受講料が29万8,000円+税 → 19万8,000円+税
(2つのスクール合計で税込金額:54万5,600円)
(3つのスクール合計で税込金額:76万3,400円)
※1Sコースなどカリュキュラムの詳細はセミナーで聞きましょう!
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受講した筆者の感想
難易度としては、まさに将来に不安を抱えており、不動産投資で「心の余裕」を得たい、それでも何をすれば良いかわからないという方に向けた「初心者」向けの内容でした。
少しでも不動産投資を勉強された経験のある方であれば体験講座で学ぶことはほとんどないと思います。
初心者の方でも体験入門では体系的な講義ではありません。
投資の入り口を体感するという意味では良いセミナーかと思います。
ただ、ファイナンシャルアカデミーに入校を初めから考えている場合は、割引制度があるので参加した方がよいでしょう。
講義内容に対する筆者の疑問としては、「一度築いた資産(投資)は30年後も収益を生む」といったような内容に対して。
この少子高齢化社会で人口減少が止まらない日本において、国内の不動産投資という選択肢は正しいのか?ということです。
東京都心であれば、という話もありますが、それは長くても20年が良いところなのではないでしょうか。
日本の人口減少は10年連続、2018年-2019年にかけて43万人の減少。
昨年は37万人の減少でしたので、拍車がかかっています。
総務省が10日発表した住民基本台帳に基づく2019年1月1日時点の人口動態調査によると、日本人の人口は1億2477万6364人と前年から43万3239人減った。
日本人の15~64歳の生産年齢人口は7423万887人と61万3028人減った。全体に占める割合は過去最低の59.5%に下がり、高齢化に拍車がかかっている。死亡数から出生数を引いた自然減は過去最大の44万2564人となった。
人口が減少する国で、不動産投資で「インカムゲイン」を得る投資に特化するのであれば良いのかもしれません。
しかし、それではリターンがあまり高くありません。
結果的に、不動産価格上昇による出口戦略である売却益(キャピタルゲイン)を狙えない投資になってしまうのではないかと考えています。
ファイナンシャルアカデミーで学ぶ・学ばないの前に、不動産投資は選択肢として正しいのか?という、自分が納得できる水準まで整理できた段階で、ファイナンシャルアカデミーへの受講を考えた方が良いでしょう。
ちなみに、筆者が通っているグローバルファイナンシャルスクールでは、以下のような本質的な点も、興味深い事例を交えながら教えてくれます。
日本は1991年にバブルが崩壊しました。それから約30年が経過しました。
これはどういう意味でしょうか。
金融の世界ではバブルは30年ごとに繰り返されると言われます。
それはなぜだと思いますか?
上記の、「本当にこの時代に、不動産投資という選択肢は正しいのだろうか?」という疑問は間違いなく解決します。
「グローバルファイナンシャルスクール」の開催している無料入門講座「投資の達人になる投資講座」は初級者から中級者まで含蓄のある内容となっています。
内容の濃さでいうと段違いでしたので以下のセミナーも参考にしていただければと思います。
以上、ファイナンシャルアカデミーの無料講座『不動産投資体験学習』をレビュー!評判や口コミ通りなのかを検証。…でした。
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