社会人になり、日々の仕事に没頭していると、気づけば結婚して家庭を築き、うっすらと老後の人生について考え始める頃ではないでしょうか?
2018年10月に、財務省の審議会の中で「年金の支給開始年齢を68歳に引き上げる」ということが案が浮上。
2019年6月には、「老後2000万円報告書」が出され、さらに資産運用の必要性が高まっています。
今回のコンテンツでは、資産運用をいざ始めるにも、基本用語をまずは把握したい。
そのような方に向け、一般的な知識としての投資用語を解説していますので参考にしてみてください。
目次
投資・資産運用とは
そもそも投資・資産運用とは何を意味するのでしょうか。
「投資」は積極的に利益獲得を目指すこと、「資産運用」は減らさないことを目的とし投資をすることです。
日本の全国民が取り組むべき「資産運用」とは、保有している資産(現金、不動産、株、債券など)を管理・運用。
そして、リターン・資産を増やすことです。
「貯蓄から投資へ」
「NISAの申し込みを!」
テレビを見ていると、このようなワードをよく聞くようになりました。
会社員生活を過ごし、30代を迎える頃とは、周りの同僚が一斉に資産運用に取り組むようになる時期です。
しかし、資産運用を始めようと思っても、あと一歩が踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
コンテンツ内では、そもそも投資をやった方がいいのか、やらない方がいいのかという前提から、「投資」の魅力を中心にお伝えしています。
また、以下のコンテンツ内では、資産運用をする「必要性」について様々な角度から詳しく解説しています。
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財テクとは
財テクとは、財務テクノロジーの略で、株式、債券、土地などに投資するなど、お金を増やすことを表現した俗語です。
元々は、企業が投資などで儲けることが用途で使われていましたが、バブル経済の頃から個人でも財テクという言葉が使われ始めました。
現在は、資産運用と類義で使われることが多いですが、バブルの頃にもてはやされた財テクは、ハイリスクハイリターンの印象が強く残っています。
財テクについて、超初心者向けの運用方法も合わせてわかりやすく解説しています。
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投資・資産運用の「リスク」とは
資産運用を始めようと考えていても「投資で失敗して損をしたくない」と考えてしまいなかなか最初の一歩を踏み出せな人がいると思います。
しかし、老後費用などを考え、着実にお金を資産を増やしていくには、資産運用が必須です。
世の中には数多くの投資商品が存在し、各商品にリスクが存在します。
しかし、その「リスク」を事前に把握して、投資を実行していけば大きな失敗はせず、効率よく資産を大きくしていくことができます。
コンテンツ内では、資産運用を始める上で事前に理解しておくべきリスクについて解説をしていきます。
また、「老後や子どもの教育資金のために投資をしよう」と思っていても、実際には投資していない人は多くいるでしょう。
投資にはお金が減ってしまうリスクがあり、リスクを回避して預金する人が多いです。
預金していれば元本割れしないメリットはありますが、投資しない人にもリスクはあります。
投資しない人の問題点や未経験者に役立つ投資法を知り、投資の重要性を確認しておきましょう。
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利回り・利率とは
株式投資や不動産投資をしていると、「利率」や「利回り」といった言葉をよく耳にすると思います。
どちらも、投資をする上で、非常に大切なものです。
実は、利率と利回りは、厳密に言うと意味が違います。
意味を混同してしまうと、投資のパフォーマンスにも影響が出かねません。
コンテンツ内では、利率と利回りの違いについて、事例を使いながら徹底解説しています。
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単利・複利とは
資産運用を行う際、気になってくるのが「利率」です。
年金利2%など、金融商品にはそれぞれの運用利回りが設定されています。
「2%」と聞くと、「たった数%で資産を増やせるのか」と思われる人もいるかもしれません。
ただ、このたった数%が資産運用では大事になってくるのです。
その理由を解き明かすためには、「単利」と「複利」の正体を知る必要があります。
コンテンツ内では、この「単利」と「複利」について、徹底解説しています。
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分散投資とは
当然ながら、資産運用は必ずしも元本が保証されたものではありません。
資産運用を始める場合は、まず「リスクを最小限に減らすこと」を頭にいれておきましょう。
資産運用をする際、株式や債券など何かしらの金融商品に投資することになります。
これらの金融商品には必ず、値下がりするリスクがあります。
「卵は一つのカゴに盛るな」ということわざは、株式相場の先人の格言ですが、資産運用の世界でも頻繁に使われます。
いくつかの投資商品に分散投資をした場合はリスクを免れる、または軽減できるのです。
資産運用をする際、株式投資を選択する人もいれば、債券に投資する人もいます。
株式投資をするにしても、1つの企業の株式銘柄のみ集中して買うと、その企業が倒産した際に大きな損失が出てしまいます。
資産形成は、常にリスクを考えながら行わなければいけません。
コンテンツ内では、そんな「分散投資」についてわかりやすく解説しています。
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投資・資産ポートフォリオとは
資産形成は、常にリスクを考えながら行わなければいけません。
そこで、資産形成の際に、収益と損失のリスクのバランスを取るために考案されたのが、「ポートフォリオ」です。
例えば以下のような投資先がありますが、それぞれ資産の「属性」と「相関性」を考えることも重要であり、組み合わせによってはリターンが大きく異なってきます。
国内株式 | 国内投資信託 | 国内債券 | 海外株式 |
海外投資信託 | 海外債券 | 不動産投資 | – |
コンテンツ内では、「投資ポートフォリオ」の概要と具体的な作成方法を解説しています。
また一度ポートフォリオを組成した後にはメンテナンスが必要です。
時間が経過するにしたがって各資産が変動してポートフォリオの構成比率が変わってしまいます。
そこで、ポートフォリオの構成を定期的に調整して元の比率に戻す行為をリバランスといいます。
リバランスを行うことでリスクが改善するだけでなく、場合によってはリターンも改善することとなります。
以下のコンテンツではリバランスの意味と意義について詳しく解説しています。
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不労所得とは
「働かずにお金を受け取れる不労所得をつくって、時間やお金に余裕がほしい」
王道的な「不労所得」の方法として有名なのは、株式投資・不動産投資や、インターネットを利用しビジネスをする人が多いでしょう。
「不労所得」を得るにはさまざまな方法があり、必要な初期費用や労働量はビジネスによって異なるものです。
コンテンツ内では、不労所得の意味や実際に収入源を作る方法について解説しています。
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まとめ
以上、【初心者向け・投資の基本用語】資産運用実行に向けての最初の知識!言葉を正確に理解して金融リテラシーを高める。…でした。