本業の仕事以外に「副業」で収入を得る会社員の方々が増えてきました。
以前までは一度会社に入社したら、定年退職まで勤め上げるという終身雇用制度が一般的でした。
しかし、最近では働き方の多様化によって副業を促進する企業も増えてきました。
例えば、複数の大企業でも近年副業を解禁しました。
大企業が終身雇用を前提に副業を禁止していたにも関わらず、副業を解禁している流れは今後の「大失業時代」がくることを予感させますよね。
自分の身は自分で守っていきましょう。
会社員の方で、これから副業をするかどうか迷っている人もいるかと思います。
このコンテンツでは、副業に取り組むメリットやデメリットを解説していきたいと思います。
また、どんな副業があるのかについてもご紹介したいと思います。
目次
Contents
そもそも副業が人気な理由は?
サラリーマンに副業が人気な理由は、単純に収入を増やしたい、企業が副業禁止を緩和した、というのはもちろんあるでしょう。
しかし、「先行きの不安」もあるでしょう。
これまでは終身雇用で守られていたのでサラリーマンは定年まで面倒を見てもらえました。
しかし今は名だたる大企業に勤めていても保証はありません。
日本を代表する製造業の東芝やNECでも大規模な人員削減をするニュースが大きく影響している面もあるでしょう。
このような環境の中で老後に不安を覚えたサラリーマンは、本業以外の収入源を持とうと副業、もしくは資産運用に流れてきているのです。
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副業のメリットとは
副業のメリットとは何になるのでしょう?
会社員個人と企業側のメリットをそれぞれみていきましょう。
会社員個人のメリット
当たり前ですが、副業の最大のメリットは本業とは別にお金儲けができ、収入がアップすることですね。
本業の仕事が忙しい人の場合、ちょっとしたお小遣い稼ぎから一気に儲けるFXや株式投資(資産運用の一種になりますが)などは副業の代表例です。
こういった投資なら会社員の方でも、空き時間や通勤時間に副業することが可能なので取り組みやすいです。
また、副業が本業と関連のあるものであれば、本業に通づる知識が身についたり、ビジネスに対する理解が深まることもメリットとして挙げられます。
本業の定年後も、汎用的なスキルを身につけていれば、再就職先を見つけやすいというメリットもあります。
副業解禁した企業側のメリット
副業を解禁している企業に就職をしたいと考える若者が最近では増えてきました。
優秀な大学生でも、副業を解禁している企業を中心に受けることになれば、企業側としては副業を解禁して間口は広げておいた方が良いことになりますよね。
また、既存社員が副業に取り組むことで、本業では得られなかった社外の人脈や、新たな事業構想を取り入れることも期待されています。
日本国全体のメリット
日本国全体としても人口減で尚且つ企業の給与が横ばいの中、増税で可処分所得が減少するという状況下。
国民が自助努力で収入を増やして積極的に経済のパイを広げてくれることは、日本国全体の経済成長につながります。
また、納税額も大きくなるので社会全体にとってプラスの事象なのです。
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副業のデメリットとは
副業のデメリットとは何になるのでしょう?
会社員個人と企業側のデメリットをそれぞれみていきましょう。
会社員個人のデメリット
「副業は儲かる」と盲目的に株式投資やFXにのめり込んでしまう会社員もいますが、お金儲けどころか損失が出る場合があります。
せっかく本業の仕事で貯めたお金を副業で失ってしまっては元も子もないですよね。
また、副業に没頭しすぎるあまり、体調が悪化したり寝不足になったりすると本業に支障が出る場合があります。
本業に支障が出ない範囲で副業に取り組むことが大切です。
副業解禁した企業側のデメリット
会社員が副業でお金を稼ぐには、本業の知識を生かして事業を興すことが最も効率が良いでしょう。
しかし、副業を解禁した企業側からすれば、社外に自社のノウハウが漏洩したり、社員の社外人脈獲得による人材流出が起こる可能性があります。
また、副業に没頭する社員が出てくることで、会社全体のパフォーマンスが下がる可能性もあります。
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副業(投資含む)の種類
ここでは一般的な副業の種類をそれぞれ紹介していきたいと思います。
副業は本業とは異なり、副収入を目指すものですが、やはり努力は必要です。
継続的に学習しながら取り組めるものを、それぞれ試してみた上で取り組んでいきましょう。
FX
副業と言えばこれと言っていいほどポピュラーなのがFX取り引きです。
この副業でたった1年で何千万円も儲けた人もいるというほどですが、逆にハイリスクであることも理解しておくようにしましょう。
コツとしては相場に一喜一憂することなく、トータルで利益が出せるように考えることです。
ネットオークション
最近、ネット上で不用品を売買するネットオークションを行う人が増えており、副業としても人気が高いです。
ネットオークションで売りに出すものとしては時計や家電、骨とう品や本、ブランド品・・などがあります。
値段についても幅広く100円程度のものもあれば数十万円程度のものまでさまざまです。
オークションサイトとしては以下のサイトが一例としてありますので、試しに登録してどのような市場が広がっているのかを見てみると良いでしょう。
クリック型広告、成果報酬型広告
ネットを使った副業でポピュラーなのがブログですが、その1つにクリック報酬が得られるGoogleアドセンスがあります。
これはブログの中の記事にアドセンス広告を貼付し、それをクリックさせることで報酬が得られる・・というもの。
■ アドセンス広告とは:
アドセンス広告は検索エンジンを提供しているGoogleが運営しているサービスの1つで、「クリック」報酬型のアフィリエイトです。Googleが提供する広告をブログに設置し、ブログの訪問者がその広告をクリックすると報酬が発生します。
メリットとしては商品を販売する必要があるので、副業ビギナーにとって始めやすいというのがあります。
自分のブログにある程度アクセスを集めることができれば少額は稼げるので、いかに検索にかかりやすいブログを作成するかが最大のポイントです。
クリック報酬なので収入が少なく、初心者の間は月3000円程度稼げれば良い方です。
もし、何十万円、何百万円、と稼ぎたいのであれば、成果報酬型広告のアフェリエイトに挑戦してみてもいいかもしれませんね。
アフィリエイトとは自分のブログなどに表示されている広告をクリックし、「商品を買ってもらうと」報酬が得られるという仕組みのことでです。
他にアフィリエイトサービスプロバイダ(ASP)と言われる代理店に登録し、アクセスを集め、クリックしてもらいサービスや商品を購入してもらいます。
商品の一例としては、出会い系サイトや美容関連商品、クレジットカードなどのプログラムがあり、成約すればかなりの利益率が期待できます。
しかし、世の中には簡単に稼げるという話は少なく、アフィリエイトでも数年地道に頑張ってきた人が結果を出しています。
目先の収入が欲しいのであれば、以下で紹介するクラウドソーシングを提供しているクラウドワークスなどで、最初は単価は低いですがライター業をしてみるのもありかと思います。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、インターネットを使って在宅で仕事が出来るサービスです。
クラウドソーシングには様々な仕事の種類がありますが、サラリーマンの方におすすめなクラウドソーシングはライティングです。
ライティングとは、様々なジャンルの記事を書くことで報酬を得ることが出来るサービスです。
ライティングには、飲食、健康、スポーツ、趣味、ビジネス、ITなど多岐に渡ったジャンルの仕事があるので自分の得意分野の記事を書いてお金を稼ぐことが出来ます。
在宅での仕事なので、時間の不規則なサラリーマンの方でも無理なく取り組むことが出来ます。
ライティングで月10万円以上の収入を得ているサラリーマンもいますね。
これから副業を始める人には非常に取り組みやすい種類の副業です。
メルカリ
メルカリとは、最近TVCMも放映しているのでご存知の方も多いかと思いますが、フリマアプリのことです。
不用品をインターネット上のフリーマーケットで販売できるサービスです。
昔は不用品があっても、中古屋さんやリアルなフリマで売るしか方法がありませんでした。
価格も買い叩かれることが多くそこまで儲かるものではありませんでした。
しかしメルカリであれば本当に必要な人に不用品を売ることが出来るので、比較的高い値段で売れやすいのが特徴です。
特定の趣味があれば興味のない人には価値のないような物を高く売ることが出来るので副業として十分成り立つものになっています。
継続的な副業には難しくても不用品を整理すればそれなりにまとまった金額にはなると思います。
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まとめ
本業の仕事で収入が少ないと嘆いていてもお金を稼ぐことはできません。
自分自身で知恵を絞り副業で稼いでみると、収入も増え、本業にも良い影響を与える可能性があります。
副業にはメリットもあればデメリットもあることを理解した上で自分に最適な副業を見つけていただき効率よく稼いでくださいね。
副業も大切ですが、会社員であれば資産運用にも積極的に取り組んで、資産を構築し、老後の不安を解消することに努めることも大切です。
以上、副業で稼ぐ一般的な方法と副業に取り組むメリット・デメリットを解説…でした!
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