【メガバンク】都市銀行と地方銀行の役割の違いと将来性をわかりやすく解説。

地方銀行の現状

 

現在私たちの暮らしている街には、多くの金融機関が存在しています。

その中からどの金融機関を選べばいいのか、私たちは選択する必要があります。

 

銀行の将来が様々な媒体で叫ばれている昨今、家から近いからという理由だけで、銀行を選ぶのはリスクがあるような気がしてなりません。

 

今回はまず、メガバンクと地銀の違いや、現状に触れたうえで、その将来性について考えてみたいと思います。

目次

都市銀行:メガバンクとは?

メガバンクとはいったいどのような定義があるのでしょうか?

調べてみたところ、法律的に定めがあるわけではないようですが、預金量や規模などが莫大である銀行のことを表すようです。

 

都市銀行:メガバンクとは?

 

現在日本では該当する銀行がいくつかありますが、有名なのは三大メガバンクですよね。

三菱UFJファイナンシャル・グループ、みずほファイナンシャルグループ、三井住友ファイナンシャルグループが挙げられます。

 

これらのメガバンクは、規模が大きく、融資対象とする企業も大手が多いため、地方限定で活躍する中小規模の企業からすると敷居が高い印象があるかもしれません。

 

預金量や対象企業、対象エリアなどで地方銀行とは違いがありますが、やはりサービスの多様さや経営の安全度などから考えると、地銀よりメガバンクの方が盤石な体制が整っていると言えるのではないでしょうか。

 

 

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地方銀行の現状

地方銀行は「地銀」とも呼ばれ、「全国地方銀行協会」の会員で、各地方や都道府県内を営業基盤としている銀行となります。

法律上は都市銀行と変わらず、普通銀行となります。

 

地方銀行の現状

 

資産規模が大きい地方銀行に横浜銀行、千葉銀行、静岡銀行の3大銀行がまず挙げられ、福岡銀行、京都銀行、常陽銀行などが続く規模となっています。

 

メガバンクに比べて地方銀行や信用金庫は、現状危うい存在であるという声があります。

というのも、銀行の「実力」を測るのは貸金利益ですが、日本銀行の金融政策の影響などを受けて、銀行の融資の貸出金利は低下しています。

 

地方銀行が直面する問題の全体像

(引用:大和総研「今、地方銀行に何が起こっているのか」)

 

 

これにより、融資金利と預金金利の利ざやで儲けている金融機関からすると、収益性が悪化せざるをえない状況となります。

各金融機関は融資以外にも、投資信託保険商品に力をいれるなどして、収益性の回復に力を注いでいるのが現状です。

 

地方銀行が抱える問題
  • 企業・家計の借り入れ需要の原則
  • 地域金融機関同士の競争激化
  • 超低金利の長期化(金融緩和政策)

 

金利が上げられないのであれば、融資数を増やすしかありません。

新規顧客獲得のために、従来のエリアを広げて県外進出を図る地銀も続々と増えてきています。

 

しかし、そもそも長期的には高齢化と人口減少を抱える日本の現状があります。

地域経済は縮小し、少ないパイを多くの金融機関で奪い合う構図となってしまうことが予想でき、先行きは明るくないと言えるでしょう。

 

地方銀行は今後生き残っていけるのか?地銀を取り巻く経営環境と潰れないための施策とは

地方銀行は今後生き残っていけるのか?地銀を取り巻く経営環境と潰れないための施策とは。

2018年12月17日

 

 

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メガバンクと地方銀行の将来性について

このような現状を踏まえた上で、今後多くの地銀はさらなる経営悪化が進み、合併を余儀なくされることになるという見解が各種メディアでは囁かれています。

 

メガバンクと地方銀行の将来性について

 

新規顧客獲得のために対象エリアを拡大して、県外に進出してみたものの、規模の大きな企業はすでにメガバンクとの関係性を築いています。

 

中小規模の企業では、その地区の地銀や信用金庫がすでに関係性を築いているため、参入の障壁は非常に高いと言えるからです。

 

また企業側からすると、あまり多くの金融機関と平等に接する必要性はなく、自分の会社をよく知っていてこれまでの実績を加味してくれる金融機関の方がやりやすいはずです。

 

そのため、新規参入してきた金融機関とは、そういった実績や信頼がないため取引しづらく、よほどのメリットがあるサービスを提供しない限り、事業拡大は実現が見込めないのです。

 

またメガバンクでは、地銀と同様に金融政策による収益悪化はあるものの、もともと対象地区が全国であり、裾野をひろげて中小規模の企業への融資を増やしていく余地があります。

 

海外に拠点を増やし、規模を拡大する事業基盤もありますので、地銀に比べて展開がしやすく、未来があると言えるでしょう。

 

例えば、みずほフィナンシャルグループでは、これまでの顧客、情報基盤を生かしつつ、Fintech企業と連携し、先端テクノロジー領域にも力を入れていくことを明言しています。

 

目指す方向性

<みずほ>は、メガバンクとしてこれまで築きあげてきた「顧客基盤」や「情報基盤」、そして「金融知見・技術」に強みを有する一方、「革新的創造」、「先端テクノロジー」、「目利き力」については必ずしも磐石なものではありませんでした。そうしたなか、これらに強みをもつ大手ベンダーやFinTech企業と連携することにより、新規ビジネスの創出やこれまで以上にお客さまに寄り添った利便性の高いサービスの提供を目指しています。

2017年6月に、FinTechのみならず、IoTを活用した次世代のビジネスモデル創造・事業化を進めるため、WiLグループ他と株式会社Blue Labを設立しました。

<みずほ>のCDIO(Chief Digital Innovation Officer)が社長を務め、デジタルイノベーション部メンバーが出向・兼務し、オープンイノベーション、プラットフォームの創出等をコンセプトに、取り組んでいます。

(引用:みずほフィナンシャルグループ「デジタルイノベーションで金融の未来を変える」

 

株式会社Blue Labの設立

(引用:株式会社Blue Labの設立)

 

主な取り組みは、事務作業自動化のためのソフトウェア開発、サプライチェーンマネジメント・トレードファイナンスの業務効率化を目的として「ブロックチェーン」としています。

 

「経営スタイルはアジャイル」と、ベンチャー企業のように形をどんどん変えて市場にフィットするサービスを提供していくということで、今後の動向に注目といえるでしょう。

 

 

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まとめ

メガバンクと地銀には法律的な違いはないものの、その経営実態には大きな違いがあり、今後の展開の仕方が大きく異なってくるでしょう。

メガバンクと地銀の違いを把握し、今後の将来性を加味したうえで、自分に適した金融機関と取引をはじめましょう。

 

以上、[基礎知識]メガバンク(都市銀行)と地方銀行の役割の違いと将来性を簡単に解説…の話題でした。

 

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2019年8月1日

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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。