ふるさと納税は税金が控除される上にお礼の品まで貰えてしまう、お得で嬉しいシステムです。
ですがどこに寄付をすればどういったお礼の品を貰えるのかといった情報を調べるのは大変ですよね。
しかし、面倒臭がりな人でも、ふるさと納税サイトを利用すると、簡単に自分に合った寄付先を簡単に見つけることができます。
今回のコンテツでは、寄付先を探すのに便利な4つのおすすめふるさと納税サイトを紹介してみたいと思います。
目次
Contents
ふるさと納税サイトとは?
ふるさと納税サイトとは、私たちがふるさと納税をする時に手助けをしてくれるサイトの事です。
どの程度の寄付額でどういったお礼の品が貰えるのかという情報を調べられるのはもちろん、それらにサイトから直接申し込むことも出来ます。
サイトによって掲載数やポイント還元制度などの特徴が異なります。
複数存在するふるさと納税サイトから使いやすいサイトを選んで利用してみてください。
ここからは代表的な4つのふるさと納税サイトを紹介していきます。
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ふるさとチョイス
圧倒的なお礼の品掲載数で人気のふるさと納税サイトが「ふるさとチョイス」です。
利用して貯まるポイントサービスのようなものはありませんが、シンプルで使いやすく、ふるさと納税初心者の方でも簡単に利用出来ます。
利用者が多いのでレビューも多く、ふるさと納税について様々な情報を集めるのにも向いているサイトです。
圧倒的な掲載数
ふるさとチョイスの最大の特徴は、お礼の品や申し込み可能な自治体数の多さです。
お礼の品の掲載数は20万点以上、申し込み可能な自治体数は約1400自治体と、これは他のふるさと納税サイトとは比べ物にならないほどの数です。
掲載数がとても多いので欲しい品をさがすのが大変と思うかもしれません。
しかし、検索機能も充実しているため、すぐに自分にあった寄付先を見つけることができます。
豊富なイベント
ふるさとチョイスはふるさと納税サイトの運営だけでなく、セミナーやイベントも開催しています。
イベントには全国各地の自治体が参加し、地元の自慢の品を紹介するので、毎回多くの人が集まります。
さらに東京では店舗型ふるさとチョイスとも言える「ふるさとチョイスcafé」を出店していて、そこではスタッフがふるさと納税に関する相談に乗ってくれたり、地域の特産品などに触れたりすることもできます。
ふるさと納税についてより詳しく知りたいという方は、これらのイベントやお店に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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さとふる
ふるさと納税サイトで最も認知されているサイトがこの「さとふる」です。
芸人さんを起用したCMを流しているので、それを見たことがあるという方もいるかもしれません。
ソフトバンクグループが運営しているということもあり、スマートフォンを使っている方が利用しやすいふるさと納税サイトになっています。
決済方法が充実
さとふるの嬉しい特徴のひとつが携帯電話会社のキャリア決済が出来ることです。
他のふるさと納税サイトではクレジットカード払いや銀行振り込みしか出来ない所もあるのですが、さとふるでは携帯電話の支払いとまとめて支払えるキャリア決済が利用出来てしまいます。
ドコモ、au、ソフトバンク3社のキャリア決済が可能なので、この3社を使っている方ならスマートフォンさえあればいつでもどこでもふるさと納税が可能です。
他にもコンビニ決済やペイジーも利用出来ます。
お礼の品がすぐに届く
さとふるは他のサイトと比べてお礼の品が早く届くことで有名です。
他のサイトを利用した場合、1ヶ月から2カ月かかることもありますが、さとふるの場合だと1週間から2週間ほどで届いてしまいます。
もちろん全ての品がこのくらいの早さで届くとは限りませんが、出来るだけ早くお礼の品を手に入れたい方にさとふるはおすすめです。
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楽天ふるさと納税
サイト名の通り、「楽天ふるさと納税」は楽天グループのふるさと納税サイトです。
取り扱っている自治体数やお礼の品の数は他のサイトとあまり変わりありません。
しかし、楽天ならではのサービスをこのサイトでも受けられるのが特徴でもあり最大の強みでもあります。
返礼品を他のふるさと納税サイトで調べて、申し込みは楽天ふるさと納税で行うという使われ方もよくされています。
ポイントが貯まる
楽天ふるさと納税でふるさと納税を行うと、楽天スーパーポイントが貯まります。
楽天スーパーポイントとは楽天グループのポイントサービスで、1ポイント=1円として楽天のサービスや提携店でのお買いものに利用出来るものです。
寄付金額に応じてこのポイントが付くので、お得にふるさと納税を行う事ができます。
通常時は寄付金額の1%しかポイントが貯まりません。
しかし、楽天カードを利用したり楽天市場アプリなどを利用したりすると獲得出来るポイントが数倍になります。
つまり、楽天の関連サービスを使うとよりお得にふるさと納税を行う事も可能です。
ちなみにポイントは貯めるだけでなく、寄附金をポイントで支払う事も出来ます。
楽天市場のような感覚でふるさと納税が出来る
楽天ふるさと納税を見てみると、楽天市場を見ているような感覚になると思います。
それもそのはずで、楽天ふるさと納税は楽天市場とほとんど同じ使い方でふるさと納税が出来るようにデザインされているからです。
欲しいお礼の品をクリックすると詳細情報が表示され、楽天市場でお買い物をする時のように注文をするとふるさと納税が完了します。
もちろん支払い方法も楽天市場とほぼ同様の支払い方法が選択出来ます。
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ふるなび
「ふるなび」は2014年にサービスを開始したふるさと納税サイトです。
同時期にサービスを開始したさとふるや楽天ふるさと納税と比べて、取り扱っている自治体数やお礼の品の数は少ないですが、お得なふるさと納税サイトとして人気を博しています。
楽天ふるさと納税と同様に、他のふるさと納税サイトでお礼の品を調べてこのサイトでその品があれば申し込むという使われ方をよくされています。
Amazonギフト券コードがもらえる
ふるなびを利用している方の中にはAmazonギフト券コードを貰うために利用しているという方もいます。
申し込み方法によって変わりますが、最大で寄付額の4%のAmazonギフト券コードをもらえます。
まずふるなびに会員登録をしてログイン状態にします。
その後ふるなび関連サービスのサイト上からクレジットカードを利用して寄付を行うとAmazonギフト券コードを貰う事ができます。
この条件を全て満たさないとAmazonギフト券コードは貰えないので、寄付する時は注意しましょう。
他にも「ふるなびクラウドファンディング」を利用してAmazonギフト券コードを手に入れる方法もあります。
高額なお礼の品が豊富
ふるさと納税サイトによっては高額なお礼の品をあまり取り扱っていない所もありますが、ふるなびは高額な品を数多く揃えています。
高額な品を揃えているだけでなく、年収2000万円以上ある方限定のふるなびプレミアムというサービスもあります。
このサービスを利用するとコンシェルジュが要望に合わせた寄付プランを無料で用意してくれます。
どのお礼の品が良いか選べないという方や、申し込むのが面倒だという方は電話一本でふるさと納税が出来てしまうこのサービスを利用してみてください。
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まとめ
ふるさと納税サイトは思っているよりもサイトによって差があるという事が分かっていただけたと思います。
どういったお礼の品が欲しいのか、ポイント還元を受けたいのかなどによって利用するサイトを変えてみると良いかもしれません。
「【ふるさと納税の還元率】2019年6月の改正で規制強化・自治体見直しが実施される前にやるべきこと。」で紹介した通り、2019年6月より、ふるさと納税は改正されます。
地方税法等の一部を改正する法律の成立により、6月1日以降、ふるさと納税に係る指定制度が創設されます。
具体的には、総務大臣が以下の基準に適合した地方団体をふるさと納税(特例控除)の対象として指定する仕組みです。
- 寄附金の募集を適正に実施する地方団体
- (①の地方団体で)返礼品を送付する場合には、以下のいずれも満たす地方団体
- 返礼品の返礼割合を3割以下とすること
- 返礼品を地場産品とすること
この改正は、6月1日以後に支出された寄附金について適用となりますので、指定対象外の団体に対して同日以後に支出された寄附金については、特例控除の対象外となりますのでご注意ください。
(引用:総務省「ふるさと納税ポータルサイト」)
簡単に要点を抜き出すと以下の通りです。
■ 変更点:
- 還元率は3割以下を厳守
返礼品の金額が、寄付金の30%未満であることを遵守することが求められます。
例えば、高還元だったお米を1kg400円と仮定すると、2018年は1万円で20kgでしたが、2019年6月以降は27,000円以上の寄付返礼品となります。
- 返礼品は地産品のみ
Amazonギフト券やピーチの飛行機に乗れるポイントなど、特に金券はふるさと納税の返礼品にはできなくなります。
名産品がある自治体には有利ですが、小さな町や村でこれといった名産品がない場合は、ふるさと納税の制度が利用できなくなる可能性もあります。
そうすると、今あるラインナップよりもかなり種類が減ってしまう可能性が高まります。
ぜひ、改正が行われる前に高還元率の返礼品を申し込むようにしましょう。
以上、2019年のふるさと納税おすすめサイト4選。特徴とおすすめの理由を徹底解説!…の話題でした。