「分散投資をするために、株式や不動産以外の投資先を探している」
「社会問題を解決するためのプロジェクトに投資して、高リターンを獲得したい」
貧困や環境問題といった課題の解決を目的とした事業に投資できるのが「Nextshift Fund(ネクストシフトファンド)」です。
マイクロファイナンスや地方企業に投資できて、高い利回りに期待できるファンドが多くあります。
社会に影響力のある案件に特化していて、一般的なソーシャルレンディングとは性質が異なるもの。
このコンテンツではNextshift Fundに投資するメリットやデメリットを詳しく解説します。
目次
Contents
Nextshift Fund(ネクストシフトファンド)の特徴
金融商品を取り扱うネクストシフト株式会社が提供しているソーシャルレンディングをNextshift fund(ネクストシフトファンド)と呼びます。
会社の所在地は鳥取県です。
ネクストシフト株式会社は社会的インパクト投資を事業内容としています。
社会によい事業への投資を目的としていて、収益性と社会性の両立を追い求めているのが特徴です。
投資家が気軽に社会的インパクト投資をできるよう、提供されているサービスがNextshift fund。
インターネットにより多くの投資家から資金を集めて、途上国のファイナンス機関に融資する仕組みです。
ファイナンス機関に貸した資金を利息付きで返済してもらうことで、投資家は高利回りによるリターンに期待できます。
サービスを利用するには
Nextshift Fundに登録するにはまず、ネクストシフトの公式サイトにアクセスしましょう。
【公式サイト】https://nextshiftfund.jp/
ホームページに「無料会員登録」というボタンがあるので、それをタップします。
ボタンを押すことでメールアドレスの入力画面が開き、アドレスを送信しましょう。
そうするとあなたのメールアドレス宛に申し込みサイトへのURLが送信されます。
メールから申込みサイトにアクセスすれば、自身の個人情報や銀行口座を入力するページを開けます。
各フォームに情報を入力したら、次に本人確認資料の画像をアップロードするページに進みます。
スマホカメラ等で本人確認資料を撮り、申込みサイトにアップロードしましょう。
情報の入力が完了することで、運営会社から登録した住所宛に確認コードが記載されたハガキが送られます。
ハガキにある確認コードを指定されたページで入力することで、Nextshift Fundの口座開設は完了です。
後はホームページから投資したいファンドを選び、入金することでインパクト投資に参加できます。
投資先の具体例
2019年7月現在に投資できるファンドとして、「カンボジア農家さん応援ファンド1号」があります。
農家向けに融資を行うJC社にネクストシフトが融資して、カンボジアの経済発展に貢献するものです。
経済成長が著しいカンボジアでは、首都と地方における経済格差が大きな社会問題となっています。
マイクロファイナンス機関が貧困層に融資することで、人々の生活改善につなげることが機関の目的。
また、カンボジアには借り手の保護や規制監督を担うNBCという中央銀行があり、マイクロファイナンス機関は中央銀行の監督下で営業しています。
制度がしっかりしていて安全性のある投資先なので、カンボジアへの融資ファンドは魅力的です。
運用期間は2019年8月から2020年8月までであり、想定利回りは4.6%となっています。
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Nextshift Fund(ネクストシフトファンド)のメリット
「社会問題を解決できる投資ができるのは良いけど、投資家にメリットはあるの?」と思う人はいるでしょう。
リターンやリスクが気になる投資家にとって、Nextshift Fundには3つのメリットがあります。
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
2万円から少額投資できる
Nextshift Fundで取り扱うファンドの最小投資金額は2万円であり、お金があまりない人でも海外の融資事業に投資できます。
金額が大きくないから、投資したことがない初心者でも安心ですね。
株式や不動産への投資では数十万円以上の大金が必要であり、一般人が資金を用意するのは難しいこと。
もし用意できたとしても、社会の変化により大きく損してしまう可能性もあります。
余剰資金の2万円だけ投資するならば、仮に不渡りがあったとしても2万円の損失で済むもの。
少額投資で高い利回りが想定されたファンドに投資できるのがNextshift Fundの魅力です。
出金手数料が無料
投資家がNextshift Fundで投資するには、専用口座にお金を振り込むことが必要です。
専用口座に入金するときは金融機関の振込手数料が発生しますが、出金手数料は無料となっています。
ファンドに投資した利益や返還金はマイページから出金申請できて、1万円単位でお金を出金できるのが特徴。
出金手数料が無料だから、利回りが悪化してしまうことを防げます。
また、振込手数料が無料となるネット銀行を使うことで、入金手数料をなくすことも可能です。
投資家のリターンが減ってしまう出金手数料がかからないのはメリットですね。
新規登録キャンペーンがある
2019年7月1日から7月31日までに新規会員登録すれば、500円分のQUOカードが手に入るキャンペーンに参加できます。
キャンペーンの条件は7月中に本登録を済ませて、Nextshift Fundのファンドに14万円以上の投資を確定すること。
8月末までにファンドに投資することで、登録した住所にQUOカードが届きます。
条件を満たしていればキャンペーンの特典を受け取れるため、参加するための手続き等はありません。
これからソーシャルレンディングで14万円以上の投資をしたい人にオススメです。
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Nextshift Fund(ネクストシフトファンド)のデメリット
少額から高利回りのファンドに投資できるNextshift Fundには、いくつかのデメリットもあります。
投資家が知っておくべきNextshift Fundのデメリットは以下の2つです。
- 為替リスクがある
- ファンドは担保・保証なし
それぞれのデメリットを簡単に解説します。
為替リスクがある
Nextshift Fundで扱っているファンドは海外に融資するものが多く、為替変動によりリターンが減ってしまうリスクがあります。
例えば1ドル100円のときに米ドル建てのファンドに2万円投資した場合、返還時に1ドル90円となれば18,000円しか返ってこないのです。
反対に1ドル110円となれば返還時に22,000円の利益を得られるため、為替リスクにより儲かる場合もあります。
リターンが変動する要因が複数あることを知っておきましょう。
ファンドは担保・保証なし
ネクストシフトは金融免許を取得したマイクロファイナンスに融資しているため、ファンドの担保や保証を保有していません。
為替変動リスクだけでなく、貸し倒れリスクがあることも知っておきましょう。
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Nextshift Fund(ネクストシフトファンド)の有効な活用法
海外の発展途上国における社会問題を解決しつつ、投資によりリターンを期待できるのがNextshift Fundのメリット。
不動産や株式以外の投資先を検討している人にオススメのソーシャルレンディングです。
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まとめ
2万円から社会によい影響のあるファンドに投資できて、銀行預金よりも高い利回りで運用できるのがNextshift Fundの魅力です。
リスクはありますが、手数料無料や少額投資によりリスクを抑えられます。
これから海外の発展途上国に投資したい人は、Nextshift Fundに登録してファンドを購入しましょう。
以上、【ネクストシフトファンド】マイクロファイナンスで社会的インパクト投資?評判の「Nextshift Fund」の特徴と利用するメリット・デメリットを解説。…でした。
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