投資の勉強をしたいけど何から始めたらいいかわからない。
導入として投資セミナーで学んでみようという方も多いのではないでしょうか?
投資セミナーにいってしつこい勧誘にあったらどうしよう。
結果的に騙されて投資詐欺にあってしまったらどうしよう。
嘘の知識を教えられたらどうしよう。
投資セミナーに対して様々な不安を持たれている方もいらっしゃることかと思います。
結論からいうと、勿論悪徳なセミナーも存在しています。
しかし、中には本当に価値のある情報を無料で提供しているセミナーも存在していることも事実です。
このコンテンツでは、証券アナリストであり、あらゆる投資セミナーに通いつめた筆者の観点で、良質なセミナーを見分けるポイントをお伝えしていきたいと思います。
目次
Contents
そもそも投資セミナー に参加するメリットとは?
まず最初に投資セミナーに参加するメリットについて見ていきましょう。
投資のプロから話がきける
投資に限らず、自分よりその分野で秀でた人の話を聞くというのは物事の上達にとって重要なことです。
後述しますが、しっかりとした経歴のセミナー登壇者が語る内容は示唆に富んだものが多く含まれています。
自分が知らなかった知識や捉え方を講師の方から盗むことができる機会として投資セミナーは活用する価値があります。
投資に対してのモチベーションが喚起される
投資セミナーに足を運ぶということは能動的なプロセスが発生しています。
自分が意欲的でない限りはなかなか時間を使って足を運んでセミナーに行くこともないでしょう。
さらに、セミナーで投資の魅力について聞くことで自ずと投資に対するモチベーションが高まる効果も期待できます。
投資を10年以上行ってきた筆者からすると、投資というのは本来魅力的で夢中になるものです。
もし、投資セミナーにいって投資の魅力に取り憑かれなかったとしら優良なセミナーではなかったと考える方がよいでしょう。
同じ志をもつ投資家達と繋がりを持つことができる
投資も一人で行うのは心細いものがあります。
しかし、投資セミナーでは他にも貴方と同じように、これから投資に足を踏み入れる方とともにセミナーを受けることになります。
場合によってはセミナーで仲良くなり、一緒に投資を実践していく仲間となる方と出会う可能性もあります。
投資セミナーは自分一人で悩んでいるのが不安だという方にとっても有益な場となることでしょう。
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投資セミナーに参加する前に注意したいポイント2点
まずは投資セミナーに参加する前に気をつけるべきポイントについて説明していきたいと思います。
誰が登壇しているか?講師は専門性を有し教育者として適正かを見極めよう
何を学ぶにしても誰から学ぶかが重要になります。
学生時代に塾や習い事に通われた方だとより理解しやすいと思いますが、誰から教わるかが自身の成長に大きく影響してきます。
教えを請う師が、その道の一流の人でなければ、将来自分が一流になれるはずがないからです。
1点目の専門家としての経験ですが、これは高度な金融知識と投資家としての正しい知識を有しているかということになります。
ここで、注意しなければいけないのが自己申告での成績です。
いくら自分の成績が良いと宣言したとしても、いくらでも恣意性を持って切り取ることができます。
アベノミクスが本格化した2013年〜2014年であれば投資家であれば基本的に誰でも利益を出せたはずです。
仮に画面付きでリターンが出ていたとしても、少なくとも10年以上、できれば20年程のデータではない限り無思考に信用するのは危険です。
恣意性が働きやすい成績より、どのような資格を保有し、どのような経歴を歩んできたかに重点を置いた方が良いでしょう。
その道で一流であったとしても、教えるのがうまいとは限りません。
例えば巨人軍の終身名誉監督である長嶋茂雄氏は誰もが認めるカリスマであり天才です。
しかし、天才ゆえに彼の指導では擬音や感覚的な部分が用いられ、常人には理解できない部分が多分に含まれています。
専門性を有し、深い内容を理解している第一人者が、初心者にもわかりやすく噛み砕いて説明できる人から学ぶ必要があるのです。
「果たして講師が金融教育の実績があるのか?」という点も重視する必要があります。
何を学ぶことができるセミナーかを確認する
一言に投資セミナーといっても様々なジャンルがあります。
筆者が参加したものでも、ざっと挙げる以下のものがあります。
【投資セミナーの種類】
- 株式投資全般
- 株式投資のファンダメンタル分析
- 株式投資のテクニカル分析
- 投資信託の選び方
- 不動産投資
- FX
- 金融リテラシー
予め予習をしておく
誰しも初めて聞く内容は妄信的に信じてしまう可能性があります。
しかし、事前に自分で知識を仕入れていれば情報の取捨選択を行うことができるようになります。
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セミナー参加時に注意すべきポイント3点
今まではセミナーに参加するまでの注意点についてお伝えしてきました。
では次に実際に参加している時に気をつけるポイントについてお話していきたいと思います。
データや理論をもとに論理的に解説がなされているか?
いくら専門家である人が講師となっていても、根拠のない話を伝えていたら信憑性がありません。
資本主義が始まって既に200年以上が経過し、理論が構築されデータも蓄積してきています。
特定の金融商品に対する勧誘がある場合は要注意
セミナーを開催している側も、ボランティアではありません。
当然、セミナーを開催する理由が存在しています。企業も収益を得ないと倒産するので当然ですね。
ここで注意しないといけないのは特定の金融商品を販売するセミナーです。
◾️ 投資セミナーで勧誘される可能性のある金融商品:
- 投資信託
- 保険商品
- 不動産(国内・海外)
- 仮想通貨(特に危険)
- FXの自動売買ツール
特定の金融商品を宣伝することを目的としたセミナーでは、どうしても売りたいものを売るために情報が偏ってしまいます。
都合の良いデータや説明ばかりが行われて、本当に正しい知識が提供されない可能性が多いのです。
「お金の学校」は投資に関して正しい知識を伝えることが本業といえるサービスです。
特定の金融商品を勧誘することがないので、偏った情報ではなく本当に価値のある情報を提供するインセンティブしかないのです。
正しい知識を得たいのであれば、信頼できる「お金の学校」が提供しているセミナーに参加した方がよいでしょう。
セミナー終了後にしつこい勧誘がある場合も要注意
セミナーに参加される場合に気になるのがしつこい勧誘ではないでしょうか?
本当に素晴らしいサービスは勧誘をする必要がなく、皆さんが「お金」を支払います。
逆にしつこい勧誘があるということは、自ら魅力的なサービスではないということを宣言していることと等しいのです。
セミナーが終わった後にしつこい勧誘を受け、なかなか帰してくれないようなセミナーは危険であると考えた方がよいでしょう。
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セミナーから帰宅後に考えるべきこと
セミナーはあくまで投資の知識を仕入れる入り口にすぎません。
セミナーに参加して糸口をつかむことが出来たのであれば、果たして得られた情報は正しい情報だったのか?
さらに深い知識を得るために、どうすれば良いのか?
という点を考えないと、セミナーに参加したままで自己満足に終わってしまうこととなります。
また宣伝されたサービスが魅力的なものであったとしてもセミナーから帰宅したあとに冷静に考える必要があります。
セミナーで一時的に熱が高まったとしても、再度、果たして支払う対価のあるサービスなのかを自問自答して自分で結論を出しましょう。
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本質情報が提供される投資初心者におすすめのセミナーとは?
今までセミナーに参加する前、参加中、参加後の注意点についてお伝えしてきました。
グローバルファイナンシャルスクールは2019年初頭からCFPとして20年以上の実績がある市川雄一郎氏によって運営されている「お金の学校」です。
CFPはファイナンシャルプランナーの上位資格であり国際的にも通用する資格です。
教育者としてもサイバー大学や各大学での講習実績もあり、まさに金融経済教育に適した人物によって運営されているのです。
同社が体験版として提供している「投資の達人になる投資講座」では以下の内容を学ぶことができます。(オンライン受講も可能)
他のスクールが、基本的な投資本に書いている内容に終始していましたが、同セミナーは本に書いていない内容も多分に含んでいました。
上記の内容は一部ですが、興味のある内容があったら受講してみるとよいでしょう。
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まとめ
投資セミナーは数多く存在しているが、中には怪しいものも存在しています。
今回お伝えした以下の点に注意して、投資セミナーを活用していきましょう!
■ セミナー参加前:
- 講師の経歴と教育者としての適正を調べる
- 自分が何を知りたいかを明確にする
■ セミナー参加中:
- データや理論をもとに展開されているかを注視
- 特定の金融商品を勧誘しているセミナーの情報は偏っている
- 終了後しつこい勧誘のあるセミナーは要注意
■ セミナー参加後:
- 得た知識を確認して復習して自分の血肉にする
- 宣伝されたサービスの価値を冷静になって考える
以下では本日お伝えした「投資の達人になる投資講座」を含めた筆者が参加したセミナーをランキング形式でお伝えしています。
参考にしていただければと思います。
以上、投資セミナーは怪しい?参加するメリット・デメリットや信頼できる勉強会を選ぶポイントと方法をわかりやすく解説。…でした。