「経済学に興味があるけど、どの本から学べば良いのか分からない」
このように悩む人はいるはず。
社会に必要不可欠な経済は難しい面が多くあり、効率的に学ぶには入門書から読み始めるべきです。
今では学生や社会人に向けてさまざまな経済入門書があり、読者が興味を持てる本が数多く出版されています。
すでに第一弾で経済の基礎を学べるおすすめの本について紹介しましたが、今回も第二弾として紹介していきたいと思います。
経済の基礎を学べるオススメの入門書を見て、自分に最適な本を探してみましょう。
目次
Contents
学生が経済を学ぶのにオススメの入門書5選
授業や学習で経済に興味があり、入門書でより深く学びたい学生もいるはず。
学生が経済学を理解するのにオススメの入門書は以下の5冊です。
● 高校生からの経済入門
● 教養としての経済学
● アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書
● 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学
● スタンフォード大学で一番人気の経済学入門
それぞれの本における特徴を簡単に紹介します。
高校生からの経済入門
中央大学で経済に関連する学問を教えている教員が執筆した本が「高校生からの経済入門」です。
国の財政や金融分野だけでなく、社会問題や環境問題といった分野まで解説しているのが特徴。
本書ではまず学生の進学や少子化、女性の社会進出といった身近な経済を説明します。
その後に国が発行する貨幣や金融、財政について解説して、後半では貿易や国際経済について紹介する流れです。
192ページで構成されているから読みやすく、経済について全く分からない学生が勉強するのにオススメ。
お金だけでなく全体的に経済を理解するのに、高校生からの経済入門は役に立ちます。
教養としての経済学
一橋大学で経済学を学生に教えている教員がエッセイとして執筆したのが「教養としての経済学」です。
学びにくい経済学を分かりやすく解説していて、楽しく読めることを重視しているのがポイント。
本書では最初にTPPや途上国などの社会問題や、経済問題である財政赤字や貧困などについて解説します。
その後に経済理論や経済の歴史、応用的な学問を紹介する流れです。
さまざまな視点から経済を学べるだけでなく、学問を学ぶ意味を理解できるのがメリットですね。
これから経済学を学ぼうとしている学生に教養としての経済学をオススメします。
アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書
「理論的な経済学ではなく、実際に役立つ経済学を学びたい」と思う学生もいるはず。
暮らしに使える経済学を理解するのに最適なのが「アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書」です。
本書ではまず経済学の基礎や家計における経済学を解説します。
その後に利益を生み出す企業の経済学や借金を題材とした金融の経済学を紹介して、後半では政府や国際的な経済学を説明する流れです。
アメリカ経済教育協議会が提供する経済教育のスタンダードを参考にしていて、読者が実践的な経済学を理解できるのがメリット。
実際に使える経済学を学びたい人に、アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書は最適ですね。
高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学
慶応義塾大学の経済学部を卒業して高校教師として活躍している著者が、経済学の基本を解説するのが「高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学」です。
経済学で用いられる数式を使用せずに経済学を解説しているのが本書の特徴。
GDPや企業と貿易の赤字、比較優位論や国債といった難しい経済理論を分かりやすく教えてくれます。
「経済学に関連した理論を学びたいけど、複雑な数式や難しい解説は苦手」と思う学生に高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学はオススメです。
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社会人が経済を学ぶのにオススメの入門書5選
「経済を知らないまま社会人になってしまい、知識がなくて不安」と思う社会人もいるはず。
学校を卒業した社会人が経済を学ぶのにオススメの入門書は以下の5冊です。
● 経済のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ
● 社会人のためのやりなおし経済学
● 落ちこぼれでもわかるミクロ経済学の本
● 経済ってそういうことだったのか会議
● 経済学と数学がイッキにわかる!!
それぞれの本における特徴を簡単に紹介します。
経済のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ
社会人が最低限知っておくべき経済の基礎を解説するのが「経済のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ」です。
有名ジャーナリストの池上彰が経済の仕組みを分かりやすく説明します。
難しい経済理論や数式ではなく、公的資金や年金制度といった基礎知識を解説してくれるのが本書の特徴です。
まったく経済知識がない社会人が経済を理解するのに本書をオススメします。
社会人のためのやりなおし経済学
「ニュースや記事を見ても経済の問題点や仕組みが分からない」と悩む人はいるはず。
「社会人のためのやりなおし経済学」はイラストによって経済理論を解説する入門書です。
本書では最初にトレード・オフやインセンティブといった大学での経済学の考え方を解説します。
その後に需要と供給などを含むミクロ経済学や、長期の経済などを含むマクロ経済学を説明する流れです。
経済理論をプライベートやビジネスで活用する考え方も掲載していて、実際に使える経済学を学べるメリットがあります。
経済学を学んで生活に役立てたい人に本書はオススメです。
落ちこぼれでもわかるミクロ経済学の本
経済学をとにかく分かりやすく解説しているのが、「落ちこぼれでもわかるミクロ経済学の本」です。
大半の人が知っていることに例えて経済理論を解説するから、スムーズに経済を理解できます。
本書はミクロ経済における企業や家計の行動、市場制度や不確実性といった項目を解説する構成です。
簡単な言葉で経済を理解したい人に落ちこぼれでもわかるミクロ経済学の本はオススメ。
経済ってそういうことだったのか会議
慶応義塾大学教授である佐藤雅彦と竹中平蔵が経済について対談して、まとめたのが「経済ってそういうことだったのか会議」です。
本書では信用によって成り立つ貨幣から株、税金といった身近な経済から解説。
後半ではアジア経済やビジネス、労働力について経済面から対談しています。
実績のある専門家が分かりやすく経済を説明してくれるので、知識がなくてもスムーズに経済学を理解できるのがメリットです。
経済の実態を学びたい人に経済ってそういうことだったのか会議をオススメします。
経済学と数学がイッキにわかる!!
ビジネスに必要な数字や経済理論を学びたい人にオススメなのが「経済学と数学がイッキにわかる!!」という本です。
経済学に必要な数学と経済学の知識をまとめて理解できます。
全てのページがYoutubeで解説されているため、本を読んだだけでは理解できない人でも安心です。
ビジネスに関連した経済学を重視して学びたい人に本書はオススメですね。
(目次に戻る)
まとめ
難しい経済学を分かりやすく解説してくれる入門書は複数あり、学生や社会人が経済を学ぶのを手助けしてくれます。
中には動画やイラストで解説する本があり、活字では理解しにくい部分もスムーズに学べるはず。
日々の生活やビジネスで役に立つ経済学を学ぶために、経済の入門書を読むことがオススメです。
以上、【第二弾】まだ間に合う!経済の基礎を学ぶのにおすすめの入門書を10冊紹介。…でした。
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