最近話題の「eスポーツ」とは?投資するならどの上場企業株?市場規模と関連銘柄を紹介!

最近話題の「eスポーツ」とは。投資するならどの上場企業株?市場規模と関連銘柄を紹介!

最近よく「eスポーツ」という言葉を聞くようになりました。

 

家三郎
eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略じゃな。

 

コンピューターゲームでの対戦を競技として扱う時に「eスポーツ」と呼ばれます。

 

競技人口や市場規模は年々拡大し、これからもこの流れは続くと予想されている市場です。

ここではeスポーツとは一体どのようなものなのか?

また、株式市場におけるeスポーツ関連銘柄にはどのようなものがあるのかを紹介していきたいと思います。

 

eスポーツとは?

上記でもすでに簡単に述べましたが、正確な定義を総務省資料から引用します。

 

eスポーツとはコンピューターゲーム(以降、ゲーム)を用いた競技を指す。

ゲームには PCゲーム、家庭用ゲーム、スマートフォンゲームが含まれる。

また、アミューズメント施設に設置された業務用ゲーム機を用いて行われる場合もある。

身体運動を伴う遊戯・競争を“スポーツ”と総称するが、マウス、キーボード、専用コ ントローラーといった手による操作に限定されるeスポーツを“スポーツ”と定義すべきかといった問題について、意見が交わされている。

乗馬、アーチェリー、カーリングといった道具を用いたスポーツ種目は数多く存在し、スポーツにおける“身体運動”も明確な定義ではないため、eスポーツの定義に係る議論は今後も続くことが予想される。

eスポーツの定義に係る議論に関連し、パリオリンピック招致委員会は 2024 年パリオリンピックにおいてeスポーツを公式種目として採用することを検討しており、トニー・エスタンゲ議長はeスポーツを追加することについて前向きなコメントを発表している。

(引用:総務省「e スポーツ産業に関する調査研究」

 

家三郎
定義はまだ定かではないが、2024年のパリオリンピックに公式種目として認められる可能性が出たこと自体がすごいのぅ。
秀次郎
ゲームしてる人を国民が応援するって、時代が変わったのぅ・・・。

 

eスポーツの市場規模

eスポーツは近年急速に成長を続ける市場であり、国内外の企業や投資家が注目しています。

市場規模は2019年には18億ドル、2021年になると21億ドルを超えると考えられています。

 

世界で存在感を増すeスポーツ市場

(引用:一般社団法人日本eスポーツ連合「世界で存在感を増すeスポーツ市場」)

 

日本でも市場は拡大中で、2019年は60億円近い市場になると予想されているようです。

Gzブレインが日本国内のesports市場動向を発表

(引用:ファミ通「Gzブレインが日本国内のesports市場動向を発表」)

 

eスポーツの試合を観戦したり動画を試聴したりするファンの数も年々増えています。

現在でも4億人以上が試合を見て楽しんでおり、この中には非ゲームプレイヤーもかなり多いという調査結果もあります。

 

eスポーツ大会の賞金総額も増加しており、数年前までは賞金総額が1千万円を超えると注目されていました。

しかし、現在では賞金総額が1億円を超える試合も珍しくなくなってきました。

今後も賞金の高額化の流れは続くと予想され、市場規模やファン数も同様に増加すると考えられているようです。

 

将来的にオリンピックに採用される可能性も?

アジアオリンピック評議会が主催する2018年のアジア競技大会でeスポーツがデモンストレーション競技として採用されました。

アジア競技大会とはアジアのオリンピックと呼ばれる大会で、陸上競技や水泳などといったスポーツでアジア1を決める大会です。

 

2022年のアジア競技大会ではeスポーツがそういった競技と同様の正式種目に採用される事が決まっております。

早ければ2024年の本家オリンピックでもeスポーツが種目として採用されるのではないかと予想されていました。

 

しかし国際オリンピック委員会はeスポーツを採用することは考えていないと発表したため、2024年での種目採用はほぼ無くなったと考えて良いようです。

 

 国際オリンピック委員会(IOC)は8日、スイスのローザンヌでスポーツ界関係者を集めた五輪サミットを開催し、コンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」の五輪実施競技入りは「時期尚早」との見解で一致した。

商業的な側面の強い市場に懸念を示しつつ、若者への人気を重視して対話を続ける方針を示した。

(引用:SANSPO「eスポーツ、五輪採用は「時期尚早」IOCが見解」

 

しかし将来的には採用されるのではないかと予想する声も多く残っております。

採用された場合はさらに注目度も上がるため、今後の動向が注目されています。

 

最新の日本のeスポーツ業界の動向

2018年に「日本eスポーツ連合」が発足して徐々に出遅れ感のある日本のeスポーツ業界が盛り上がりを見せています。

2019年に続き2020年にも世界最大級の格闘ゲームイベントである「EVO Japan 2020」が東京で開催されることになりました。

 

EVO Japan 2020の格闘ゲーム

 

福岡で開催された前回の「EVO Japan 2019」では5G環境したによる8KVRによるeスポーツ観戦やVR空間でのゲームレクチャーが注目を集めました。

今回の「EVO Japan 2020」ではどのような取り組みがあるかは明かされていません。

しかし、今後ますます5GやVRとの関連の度合いは増えていくことが見込まれるっでしょう。

 

eスポーツ関連銘柄

eスポーツの関連銘柄は主にゲーム会社が中心です。

ゲームハードを作っている会社や、ゲームソフトやアプリを作っている会社がやはり注目されています。

 

しかしそれ以外にもインターネット対戦を支える通信会社なども注目されております。

一見関係がないように思える銘柄でもeスポーツ関連銘柄として意識されることがあります。

ここからはいくつかのeスポーツ関連銘柄を紹介していきたいと思います。

 

【3659】ネクソン

ネクソンは韓国の大手PCオンラインゲーム会社のNXC Corporationの子会社です。

ネクソンはeスポイーツ大国の韓国発祥で中国や韓国で多くのゲームを配信しています。

PCやモバイル向けのオンラインゲームの開発、配信、販売を担当しています。

 

信太郎
代表的なゲームとしては以下があるぞ!

 

■:アラド戦記

■:メイプルストーリー

■:FIFA Online

■:マビノギ

■:ドミネーションズ

 

業績も以下の通り右肩上がりで上昇しています。

決算期売上高営業利益経常利益純利益EPS
2009/1251,57220,13322,35117,65919.7
2010/1269,78130,18328,47921,63824.2
2011/1287,61338,24936,90525,75528.7
2012/12 I108,39347,26743,32428,28331.6
2013/12 I155,33850,70548,64830,13233.6
2014/12 I172,93045,50952,67129,31632.7
2015/12 I190,26362,29068,00655,13261.5
2016/12 I183,12840,66147,12320,13322.5
2017/12 I234,92990,50469,99556,75063.3
2018/12 I253,72198,360117,444107,672120.2
2019/12予 I240,69695,983135,721119,954133.9

 

業績に秘して株価は横ばいということもあり、PERは11倍台と割安水準となってきています。

ネクソンの株価

 

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【4751】サイバーエージェント

サイバーエージェントはスマートフォンやPCで人気のトレーディングカードゲーム『Shadowverse』を配信しています。

2018年に日本で行われた同ゲームの世界大会は優勝賞金が100万ドルで、国内史上最高賞金額のeスポーツ大会として話題を集めました。

 

それ以外にも連結子会社のCyberZはeスポーツ大会の「RAGE」を開催。

サイバーエージェントが配信するゲームだけでなく、他社の対戦型ゲームの大会も開いて同社のサービスであるAbemaTVなどで試合の様子を動画配信しています。

 

さらに国内外の有名プレイヤーを同社のゲーミングチームに加入させ支援を行うという活動も行っていて、かなり積極的なeスポーツ投資を行っている企業です。

 

 

【2121】ミクシィ

全世界で累計利用者数5000万人を超える人気スマートフォン向けアプリ『モンスターストライク』を配信しているのがミクシィです。

2018年に同アプリの大会が開催され、優勝賞金3000万円、賞金総額6000万円の国内ではかなり大型の大会となりました。

2019年も大会開催が発表されており、優勝賞金は4000万円、賞金総額は1億円に増額されています。

 

また同アプリの上位プレイヤーはプロプレイヤーとして認められ、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)のプロライセンスを取得することができます。

この『モンスターストライク』が同社の売上の主力なため、これからもeスポーツに力を入れていくと考えられます。

 

業績に関してはモンスターストライクで急激に上昇したものの近年は売上高も利益水準も急激に下落しています。

決算期売上高営業利益経常利益純利益EPS
2007/035,2472,1842,1471,11814.8
2008/0310,0523,7493,7642,01126.7
2009/0312,0523,7713,7871,94625.8
2010/0313,6002,7522,6751,30917.4
2011/0316,8743,3732,9891,38218.3
2012/0313,3342,1942,1077499.9
2013/0312,6322,5742,6291,65422.0
2014/0312,155480263-227
2015/03112,91852,68652,70632,966437.5
2016/03208,79995,03394,79861,022809.9
2017/03207,16189,00888,47259,867794.5
2018/03189,09472,35972,71741,788554.6
2019/03144,03241,03341,12026,521352.0
2020/03予100,0005,0005,0003,00039.8

 

株価も下落していますが単純に業績悪化によるものですので、現状は様子を見た方がよいでしょう。

ミクシィの株価推移

 

【9468】カドカワ

カドカワは2015年から毎年eスポーツイベントの「闘会議」を開催しています。

2019年は2日間の日程で行われ、来場者数が約8万4千人。

同社の動画配信サイトniconicoなどでの動画配信は約460万人もの視聴者を集めました。

 

niconicoでeスポーツの動画配信を積極的に行うだけではありません。

eスポーツに特化したウェブメディアの「ファミ通AppVS」を2018年に開設。

プレイヤーがeスポーツ大会を開催したり情報を閲覧しやすいスマートフォンアプリを配信するなどしてeスポーツ分野に力を入れています。

 

なお同社の浜村弘一氏は先ほど紹介した一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)の副会長を務めています。

そのことからも、カドカワはeスポーツに対して前向きに取り組んでいる企業と考えて良さそうです。

 

業績は2018年3月期から2019年3月期の業績悪化から急回復をしています。

決算期売上高営業利益経常利益純利益EPS
2015/03 変100,5661,3912,47214,055223.1
2016/03200,9459,12410,1896,845108.7
2017/03205,7178,4197,4075,76791.5
2018/03206,7853,1443,7161,03816.5
2019/03208,6052,7074,205-4,085
2020/03予207,00010,00010,8009,500150.8

 

株価も業績改善を素直に受け止めて急騰していますがPERは13倍台とまだまだ割安水準です。

カドカワの株価推移

 

【3932】アカツキ(期待大)

アカツキはスマホ向けゲームの企画・開発会社として海外30カ国以上にサービスを展開している企業です。

アカツキはeスポーツリーグのLPEを運営しています。

 

株式会社アカツキ(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:塩田元規、以下「アカツキ」)は、PROFESSIONAL ESPORTS LEAGUE, S.L.(本社:スペイン・カタルーニャ州、代表者:Xavier Cortes Tuvio、以下「PEL社」)の株式を取得し、子会社化したことをお知らせいたします。

<<中略>>

『LPE』はPEL社が設立した、プロスポーツチームのみが参加できるeスポーツリーグです。複数ゲームタイトルを採用した通年リーグで、リーグ戦やカップ戦を行います。FCバルセロナ(スペイン)、アヤックス(オランダ)、ガラタサライ(トルコ)、サントスFC(ブラジル)、レアル・ソシエダ(スペイン)、ビジャレアル(スペイン)他、世界各国のプロサッカーチームが『LPE』への参加を表明しています。さらに、サッカー以外の有力スポーツチームとの協議も進行中です。
なお、日本からは東京ヴェルディが参加予定です。

(引用:アカツキ

 

決算期売上高営業利益経常利益純利益EPS
2014/032,13655155434624.9
2015/034,34457759336826.5
2016/035,9542,1461,9741,11280.1
2017/0311,5474,7514,6013,291237.2
2018/0321,92610,53410,4756,084438.4
2019/0328,13013,63513,5027,858566.2

 

会社としても利益は右肩あがりとなっており注目度は高まっています。

一方、株価自体は軟調な動きです。

割安度が高まっており業界関係者からも割安すぎると評価されています。

アカツキの株価の推移

 

【9697】カプコン(期待大)

カプコンは人気格闘ゲームシリーズの『ストリートファイター』シリーズを中心にeスポーツ事業を拡大しています。

日本よりも海外で大会を多く開催しており、2018年には賞金総額5000万円以上の大会が開催されました。

 

2019年3月期の決算短信ではeスポーツ事業に対し「中長期的な視点から収益モデルを構築していく」と記載されています。

これからもeスポーツに対して投資を続けていくようです。

 

業績もeスポーツの市場拡大につれて近年急速に業績を伸ばしています。

決算期売上高営業利益経常利益純利益EPS
2007/0374,5429,60210,6005,85254.8
2008/0383,09713,12112,2677,80773.1
2009/0391,87814,61813,8088,06375.5
2010/0366,8375,5875,5302,16720.3
2011/0397,71614,29512,8617,75072.6
2012/0382,06512,31811,8196,72363.0
2013/0394,07510,15110,9442,97327.9
2014/03102,20010,29910,9463,44432.3
2015/0364,27710,58210,8516,61662.0
2016/0377,02112,02911,3487,74572.6
2017/0387,17013,65012,5898,87983.2
2018/0394,51516,03715,25410,937102.5
2019/03100,03118,14418,19412,551117.6
2020/03予85,00020,00019,50014,000131.2

 

株価も業績の拡大とともに順当に上昇しています。

また形としてもエリオットの第三波動を形成しておりここから株価が急騰することが期待できます。

 

カプコンの株価推移

 

【6758】ソニー

eスポーツを楽しむにはスマートフォンやパソコン、ゲーム機などが必要です。

しかし、最新型ゲーム機で最も販売台数が多いのがソニーから発売されている「Play Station4」です。

全世界での販売台数は2019年3月期の決算短信によると1億台に迫る数で、2019年内にも1億台を突破するとみられています。

 

プレイヤーがインターネット対戦などを楽しむために加入する必要がある有料サービスへの加入者も増加中。

それらの影響からゲーム事業の売上は順調に上昇しています。

 

数年以内に新しいゲーム機が発売するとも予想されているため、今後もeスポーツ関連の中心企業になるのではないでしょうか。

 

【9437】NTTドコモ

インターネットを利用してeスポーツを楽しむためには、高速で低遅延のインターネット通信が不可欠です。

これまではゲーム機やパソコンを有線でインターネット接続しなければなりませんでした。

しかし、次世代通信システムの「5G」を利用すれば無線でのインターネット接続でもeスポーツを十分に楽しむ事が出来るということで期待されています。

 

NTTドコモは総務省から「5G」向けの周波数を割り当てられ、2019年の9月20日からプレサービスを開始すると発表しました。

総務省は他にもKDDI(9433)、ソフトバンク(9434)、楽天モバイル(楽天・4755)にも周波数を割り当てました。

そのため、それらの銘柄も関連銘柄として注目です。

 

まとめ

主に現在のeスポーツシーンの中心になっている銘柄と、これから注目されると思われる関連銘柄について紹介させていただきました。

eスポーツはまだ注目され始めたばかりの業界なので、上手く投資をすれば大きなリターンが期待できる魅力的な投資先となるのではないでしょうか。

以上、最近話題の「eスポーツ」とは。投資するならどの上場企業株?市場規模と関連銘柄を紹介!…の話題でした。

 

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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。