【7687】ミクリードの初値を予想!2019年12月上場のカクヤスのグループ企業は魅力的?

【7687】ミクリードの初値を予想!~2019年12月上場のカクヤスのグループ企業~

ミクリード(7687)の上場日は3/16(月)で、上場市場は東証マザーズとなります。

主幹事はみずほ証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は2月27日(木)~3月4日(水)となっています。

 

今回はミクリードの目論見書を参考に事業内容や業績をチェックしながら詳しくご紹介していきたいと思います。

また、ミクリードの気になる初値予想やIPOでの購入情報もご紹介していきます。

 

ミクリードのIPOスケジュール

ミクリードの主幹事は国内大手5社の一角、みずほ証券です。

上場規模は、想定時価総額18.2億円、吸収金額9.5億円と、マザーズで小型の部類に入ります。

ブックビルディング期間2月27日(木)~3月4日(水)
市場東証マザーズ
公募価格決定3月5日(木)
購入申し込み期間3月6日(金)~3月11日(水)
上場予定3月16日(月)
当選株式数公募50,000株、売り出し882,000株、オーバーアロットメント139,800株
想定価格890円
仮条件価格
公募価格

 

主幹事はみずほ証券

それでは、ミクリードの引受証券会社及び引受シェアを確認していきたいと思います。

引受シェアは以下のとおりです。

証券会社株数割当率
みずほ証券
大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SBI証券
マネックス証券
岡三証券
エース証券

 

ミクリードの事業内容

ミクリードの基本スペックは以下のとおりです。

社名株式会社ミクリード
コード番号7687(東証マザーズ)
設立1995年10月
資本金50,000,000円
本社所在地東京都中央区日本橋二丁目16番13号
代表者代表取締役社長 片山 礼子
従業員数15人
事業内容飲食店向け業務用食材等の企画・販売

 

ミクリードの事業内容

ミクリードは1995年にミスミグループ本社(9962)のフード事業部としてスタートしました。

現在は、昨年12月に上場したカクヤス(7686)と同様、SKYグループホールディングスを親会社としています。

 

同社は、個人経営の居酒屋をメインとした中小飲食店への業務用食材の通信販売を主な事業としています。

個人経営の居酒屋をはじめとする中小飲食店は、人手が不足が進行しています。

仕入・調理・接客・決済など多様な仕事に対応しなければなりません。

故に、各業務の手間を削減したいというニーズが生じています。

 

中小規模事業者の中には、仕入れや下ごしらえも自社で行う必要がある事業者も数多く存在します。

結果、大手に比べより手間がかかる現状があります。

 

同社は、上記のような課題解決のために、365日受注・出荷ができる販売体制を敷いています。

顧客にあたる飲食店は「土・日・祝日」がかき入れ時です。

主力顧客層である中小飲食店が、閉店後に足りない食材を発注できるよう、

受注センターは深夜2時まで注文ができるようになっています。

 

現在、同社は日本全国で1万店舗を超える顧客に利用されています。

居酒屋の他に、和洋系の飲食店や喫茶店、食事を提供する施設など運営効率を最大化したい周辺業態とも取引があります。

 

ミクリードの上場理由は?上場による資金調達の目的を探る

新規発行による手取り額

ミクリードは上場することにより手数料を引いた手取り金額で9.50憶円の資金を獲得します。

資金使途は後述のとおりです。

 

調達資金の使途

調達資金ですが、目論見書によれば以下の用途に充当予定とのことです。

 

  • ECサイトの機能・魅力度を高めるシステム開発100,000千円
  • 上記にて機能・魅力度が高まったECサイトへの訪問数を増やすためのWEB広告費用31,408千円
  • IT組織強化のための採用費・人件費21,000千円

 

ミクリードは調達した資金で、自社システムの更なる強化や、知名度拡大のための広告宣伝に用いるとのことです。

上場により知名度も高まりますので取引先の増加が期待できそうです。

 

売上高と利益ともに堅調に推移

本項目では、ミクリードの業績を分析していきたいと思います。

売上高の推移

 売上高(千円)
2015年3月期3,297,710
2016年3月期3,681,705
2017年3月期3,927,990
2018年3月期4,038,185
2019年3月期4,061,156
2019年12月3,181,158

 

上記のとおり、同社の売上高は堅調に上昇していることがわかります。

2020年3月期は、2019年12月までの数値を4/3倍すると4,241,544千円程度の売り上げが見込まれます。

前年比プラスとなりそうですね。

 

経常利益の推移

 経常利益(千円)
2015年3月期176,216
2016年3月期221,655
2017年3月期237,100
2018年3月期106,923
2019年3月期141,538
2019年12月169,954

 

経常利益は、一時落ち込みはあったものの、2020年3月期はこのままのペースで推移すれば、回復する見込みです。

 

EPSの推移

 EPS(円)
2015年3月期50.54
2016年3月期69.18
2017年3月期70.72
2018年3月期17.49
2019年3月期55.20
2019年12月55.58

 

EPSも経常利益同様、2018年3月期に大きく落ち込みました。

しかし、2018年3月期に復調し2020年3月期には2017年3月期の水準をやや上回る程度には回復する見込みです。

 

ミクリードの上位10位までの大株主とロックアップ情報

株主名保有比率ロックアップ情報
(株)SKYグループホールディングス47.22%180日間
国分グループ本社(株)36.11%180日間
(株)トーホー9.26%180日間
片山 礼子(社長)3.47%継続保有
石井 文範1.85%継続保有
長島 忠則0.23%継続保有
青木 秀治0.23%継続保有
源川 史仁0.23%継続保有
西口 昌伸0.23%継続保有
片山 康0.23%継続保有

 

ロックアップとは、株式が公開された後に一定期間、市場で持株を売却することができないようにする制度のことです。

上位株主には軒並みロックアップが付されています。

加えて、上位株主にベンチャーキャピタル等が名を連ねていないためエグジット上場ではありません。

 

ミクリードの初値予想

ここでは編集部独自のミクリードの初値予想を公開していきたいと思います。

ミクリードの総合評価

ミクリード購入のメリット

  • 業績は概ね好調且つ成長が持続している
  • IPOは上値抵抗がないため、比較的株価が上昇しやすい
  • 小型上場のため、需給面に不安が少なく株価が上昇しやすい
  • 今後市場の成長が見込まれる事業を展開している
  • 上位株主にベンチャーキャピタル等が名を連ねていない

 

ミクリード購入のデメリット

  • 小型株のため株価が乱高下しやすい
  • 業績が悪化した場合株価が急落する可能性がある
  • カクヤスが2019年12月に上場しており、新鮮味がない
  • 業績がカクヤスに依存する面がある
  • 業種が地味であり、人気が薄いと考えられる

 

ミクリードの初値予想は1,058

ミクリードのEPSは2018年3月末時点で17.49、2019年3月末時点で55.20、2019年12月末時点で55.58でした。

ミクリードの競合として考えられる上場企業として以下の企業があります。

食品卸売事業に従事する企業である神戸物産、トーホー、日本水産等が考えられます。

競合他社のPERを用いて同社のEPSから推定株価を算出します。

 

企業名PER
神戸物産35.02
トーホー33.37
日本水産10.14
三菱食品14.52
スターゼン15.08

 

ミクリードの直近の業績を鑑み、上記のうちPERは競合5社の平均値である21.63倍を用いることとします。

EPSは、同社の直近3年間(2018年3月期から2020年3月期まで)の平均値である48.93を用いることとします。

2020年3月期の数値は、2019年12月時点の数値である55.58を4/3倍した74.11を用います。

 

以上より、想定初値は、PER21.63倍×EPS48.93=1,058円程度となります。

 

まとめ

3月16日上場のミクリードですが、業績や利益水準も安定的に推移しております。

持続的に成長を続けている点で評価できます。

一方、業種として地味で不人気であることに加え、昨年12月に同社のグループ企業であるカクヤスが上場しています。

新鮮味に欠けます。提供するサービスは良質であると考えられますので今後の経営規模拡大に期待します。

 

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2020年2月2日

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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。