太陽光発電投資は固定価格買い取り制度(FIT制度)によって安定収益が得られると注目されました。
しかし、太陽光発電投資には様々なリスクがあり、大きく資金を失ってしまったという方も多く見受けられます。
本日は太陽光発電投資のリスクを解説した上で、
今からでも設備を購入することなく10%近い利回りを獲得する手法をお伝えしていきたいと思います。
目次
Contents
太陽光発電投資のリスク5選
ではまず太陽光発電投資のリスクについてお伝えしていきたいと思います。
固定価格買い取り制度による固定価格が毎年低下している
重要な固定価格買い取り制度の買い取り価格は毎年減少しています。
以下が2012年度からの価格推移です。
年度 | 10kW未満 | 10kW未満ダブル発電 | 10kW以上 | ||
---|---|---|---|---|---|
2012年度 | 42円 | 34円 | 40円 | ||
2013年度 | 38円 | 31円 | 36円 | ||
2014年度 | 37円 | 30円 | 32円 | ||
2015年度 | 33円(35円) | 27円(29円) | 29円:〜2015年6月30日 | ||
27円:2015年7月1日〜 | |||||
2016年度 | 31円(33円) | 25円(27円) | 24円 | ||
2017年度 | 28円(30円) | 21円 | |||
2018年度 | 26円(28円) | 18円 | |||
2019年度 | 24円(26円) | 24円(26円) | 14円 | ||
調達期間 | 10年 | 20年 | |||
運転開始期限 | 1年 | 3年 | |||
売電単価の消費税 | 税込価格 | 税別価格 |
2015年以降の()の数値は『出力制御対応機器設置義務あり』の場合の価格です。
分かりやすく図にすると以下となります。
現段階で太陽光発電に乗り出すのは収益の観点で非常に厳しい戦いを強いられることになるといえるでしょう。
そもそも固定価格買い取り制度自体の存続が怪しい
固定価格買い取り制度については、現在そもそも見直しの過程に入っています。
以下、日経新聞の記事をご覧下さい。
経済産業省・資源エネルギー庁は2019年4月22日、再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会を3カ月ぶりに開催した。固定価格買い取り制度(FIT)の抜本的な見直しを含めた、再エネ政策の今後のあり方について検討を始めた。
同委員会は19年1月に開催し、FIT枠組みを基本とした再エネ政策の課題と方向性について取りまとめた。今回の会合は、FIT法で定められている「21年3月31日まで」の「抜本見直し」のあり方を含め、より長期的な視点で再エネ政策を再構築するのが目的。
<<中略>>
事務局は、検討のための資料に、再エネに関する主な制度として、「FIP(フィード・イン・プレミアム)」、「CfD(Contracts for Difference:差金決済契約制度)」など、市場取引をベースにした再エネ支援の仕組みを紹介した。
(引用:日経新聞)
文中に記載されている通り『FIP』や『CfD』といった市場価格に連動する価格での買い取り制度への移行も検討されています。
以下は各コクの売電制度を比較したものです。
固定価格で買い取りをしているのは日本の他はトルコやケニアといった新興国です。
移行が検討されているFIPはドイツとデンマークが、CfDは英国が採用している制度です。
そもそも固定価格で取引できることが魅力の太陽光発電投資ですが、制度が根本的に変革するのは不安ですね。
導入段階で詐欺に遭うリスク
太陽光パネルの設置業者にお金だけ払っても施工されないというケースもあります。
そもそも案件そのものが存在しなかったという場合や、
案件は存在するものの入金後計画倒産するケースなどもあります。
施工ミスが起こってしまう可能性
施工自体は完工したとしても後々施工ミスが発覚して売電ロスが発生する事案も発生しています。
例えばブレーカーボックスに隙間があったがためにツバメが侵入して巣を作ってしまっていたというケースも存在します。
また、太陽光発電はメンテナンスが必要ないという謳い文句で勧誘している業者もあります。
謳い文句に従ってメンテナンスを何もしていないと、ソーラーパネルから火がでて損壊してしまうという可能性も否定できません。
台風や落雷等の自然災害の影響を受ける
そもそも太陽光発電なので当然日照時間にも影響を受けます。
しかし、長期的にみると日照時間は平準化されます。
気をつけないといけないのは災害です。ご存知の通り日本は災害大国です。
特に台風に関してはパネル自体が強風で吹き飛ぶことはなくても、強風で運ばれた石や木でパネルが傷つく可能性があります。
また特に雪国であれば積雪も大敵です。
ただ一部でも光が太陽光パネルにあたっていれば発電の熱で雪は溶けていきます。
しかし、積雪の重さでパネル自体が倒壊してしまうリスクにも備えないといけません。
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リスクを回避して年利回り10%近い太陽光投資を実践する方法
今まで見てきたリスクをカテゴリー毎に分類して整理していきたいと思います。
◾️ 太陽光発電投資のリスク:
● 売電価格に関するリスク:
- 毎年売電の固定価格が下落傾向
- そもそも固定価格買い取り制度自体が存続の危機
● ソーラーパネルを保有していることに起因するリスク:
- そもそも業者が詐欺である可能性
- 施工ミスで売電ロスがおこってしまう可能性
- 自然災害による損壊の可能性
上記5つのリスクを一度に解決する方法はずばり『クラウドバンク』の『太陽光発電案件』です。
クラウドバンクでは太陽光発電案件を頻繁に取り扱っておりリスクを極小に抑えながら高いリターンを期待することができます。
以下で詳しくお伝えしていきたいと思います。
売電価格に関するリスクの解決法 → 過去の契約案件に投資
まず売電価格に関して固定価格は下落傾向にあります。
しかし、過去に認定を取得していれば高い価格での売電を実現し続けることができます。
クラウドバンクの太陽光発電は大規模な発電なので10kW以上の単価が適用されます。
現時点で10kW以上の契約を行うと14円/kWhという単価になってしまっています。
しかし、クラウドバンクの案件では2013年時点で契約を行っているので36円/kWhという高単価での契約となります。
クラウドバンクを通じて集めた資金は2013年の売電単価を保有しているオーナーから土地と売電権利を購入する資金として使われます。
実際に土地と権利を取得した後に銀行借入に切り替えて、クラウドバンクへの出資社に対して返済が行われます。
案件数 (募集中・運用中含む) | |
太陽光発電 | 612 |
風力発電 | 143 |
バイオマス | 79 |
不動産 | 214 |
物流 | 4 |
医療ヘルスケア | 3 |
中小企業支援 | 154 |
更に太陽光発電案件の利回りは7%程度と非常に高いのも魅力的な点です。
実際筆者も4万6000円分太陽光案件に7月に投資しているのですが10月末までの4ヶ月で1100円の配当金が入ってきています。
年率利回りに換算すると7.5%という高利回りを実現できています。
非常に安定的に利益が得られていますので更に金額を増額する予定です。
1万円から分散投資できるのも良い点ですね。
【公式サイト】https://crowdbank.jp
ソーラーパネル保有に関する解決法 → ソーラーパネルを持たなければよい
ソーラーパネル保有にあんする解決法はいたって簡単です。
そもそも問題となるソーラーパネルを自分で保有しなければよいのです。
クラウドバンクは大規模に資金を集めて大規模な太陽光発電投資を行っています。
そのため自分で保有する必要もないですし、大規模ゆえに全てが損壊することはありません。
大規模であることによってリスクをヘッジすることができます。
更にクラウドバンクは1万円から太陽光発電案件に投資を行うことができます。
1つの案件ではなく複数の案件に分散投資をすることで更にリスクを極小化することができるのです。
また手間という点でも大きな優位性があります。
自分でソーラーパネルを設置する場合、以下の点に留意しないといけません。
- 詐欺でないかの確認
- 複数業者との比較検証
- メンテナンス
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まとめ
太陽光発電投資には以下のリスクが存在します。
■ 売電価格に関するリスク:
- 売電固定価格が下落傾向
- 固定価格買い取り制度自体が見直し検討
■ ソーラーパネル保有に起因するリスク:
- 業者が詐欺である可能性
- 施工ミスで売電ロスがおこってしまう可能性
- 自然災害による損壊可能性
しかし、クラウドバンクの太陽光発電投資を行うことで上記全てのリスクを回避した上で7%程度のリターンを安定的に享受することができます。