【4476】10月IPO銘柄でIT関連「AI CROSS」の初値予想を含めて徹底解説!

AI CROSS

10月8日上場予定のIPO「AI CROSS(エーアイクロス)」。

AI CROSS はSMSメッセージングサービス、ビジネスチャットサービス、AI Analyticsサービスの開発・提供を行っているIPOで人気が高いIT関連企業です。

今回はAI CROSSとはどのような企業なのかを事業内容や業績をチェックしながら詳しくご紹介していきたいと思います。

また、AI CROSSの気になる初値予想やIPOでの購入情報もご紹介していきます。

 

AI CROSSのIPOスケジュールと各証券会社の割当

AI CROSSの主幹事は国内大手ネット証券のSBI証券です。

SBI証券からIPOを申し込む場合はIPOチャレンジポイントを利用すると、当選確率がアップするのでポイントがある場合はしっかりと利用していきましょう。

またAI CROSSは当選株式数も699,700株と比較的少ないうえに、人気のIT関連銘柄ですから初値の上昇が期待できる銘柄だといえます。

 

AI CROSSのIPOスケジュール

ブックビルディング期間9月20日(金)~9月27日(金)
市場東証マザーズ
公募価格決定9月30日(月)
購入申し込み期間10月1日(火)~10月4日(金)
上場予定10月8日(火)
公募株式数450,000株
売出株式数249,700株
当選株式数699,700株
想定価格1,010円
仮条件価格- *1

*1:仮条件価格は9月18日に決定されます。

 

AI CROSSの各証券会社の割当*2

証券会社株式数割当率
SBI証券(主幹事)
SMBC日興証券
みずほ証券
岩井コスモ証券
香川証券
あかつき証券
エイチ・エス証券
東洋証券

*2:割当率や株式数などは、仮条件決定時(9月18日)付近に発表されます。

 

AI CROSSの事業内容

初値の上昇が期待され、気軽に参加しやすいIPO「AI CROSS」。

ここでは気になるAI CROSSの事業内容をご紹介していきます。

AI CROSSの基本スペック

社名AI CROSS株式会社
設立2015年3月
本社所在地〒105-0001
東京都港区虎ノ門3-2-2 虎ノ門30森ビル8F
代表取締役社長原田 典子
従業員数27名
資本金3億3千万円
事業内容ビジネスコミュニケーションプラットフォーム事業

 

AI CROSSの事業内容

AI CROSSではチャネルごとの分析では効果が不十分な情報を集約し、AIで分析・学習・予測することで、新たなエンゲージメント創出を目指す「Smart AI Engagement 」を提供しています。

AI CROSSの事業

 

具体的には以下の4つのサービスを通じて、「Smart AI Engagement 」を実現しています。

円滑なコミュニケーションをとるためのSMS、

動画・音声・画像などを提供するRCS,

業務効率改善を実現するためのAI Analytics、

業務連絡や情報の共有のためのCHAT

 

ⅰ,AIX Message SMS

AIX Message SMS

AIX

AIX Message SMSは法人向けのSMS送受信サービスです。

AIX Message SMSではSNSの基本的な使用はもちろんのこと、開封率確認が可能な紙DMの置き換えプランや本人認証や決済まで実現するプランなど、ビジネスに便利な種々のサービスを提供しています。

 

ⅱ,InCircle

InCircle

InCircle

 

InCircleは高いセキュリティと高い汎用性が魅力のビジネスチャットです。

InCircleの特徴は「チャットボット」です。「チャットボット」とは、人に代わって業務の効率化や生産性向上を実現する自動化プログラムのことです。

「チャットボット」を活用することによって、新しい働き方を実現することが可能になります。

 

見てきたように、AI CROSSの業務内容はIT最前線のAI関連です。

IPOでも人気のある業種であるため、高い初値が期待できる銘柄といえます。

 

AI CROSSの上場理由とは?上場で得た資金の使い道を探ろう!

AI CROSSは上場して得た資金をどのように活用するのでしょうか?

ここでは目論見書から資金のつかいみちを探っていきたいと思います。

 

新規発行による手取り金額

AI CROSSは上場することにより手数料を引いた手取り金額で額411,140千円の資金を獲得します*。

*:有価証券届出書提出時における想定発行価格(1,010円)を基礎として算出した見込額です。

 

手取り金の使途

ⅰ.システム開発に関連する外注費用:95,640千円

ⅱ.新規採用費用:53,550千円

ⅲ.人件費:228,445千円

ⅳ.借入金の返済:47,500千円

ⅴ.広告宣伝費:12,447千円

 

AI CROSSでは上場して得た資金をさらなる企業の発展に必要なシステム開発や新規採用する人件費に費やすことがわかります。

ここで借入金の返済とあるのは運転資金としての借入金です。

AI CROSSは2017年に黒字転換したばかりの企業であることから考えると、これは許容範囲内の資金の使い道であると考えます。

 

目論見書からみる『AI CROSS』の売上高と利益推移

ここではAI CROSSの業績を分析していきたいと思います。

右肩あがりの売上高

売上高(千円)
2015年12月期164,000.00
2015年12月期392,045.00
2015年12月期574,063.00
2015年12月期1,120,914.00
2019年6月期
(第2四半期)
636,589.00

 

AI Crossの売上高の推移

AI CROSSの売上高は2015年から2018年にかけて、164,000千円→392,045千円→574,063千円→1,120,914千円と倍々に増加してきています。

まさに二次関数的な成長企業の増加推移です。

気になる2019年ですが、2Qで636,589千円と2018年を上回るスピードで推移していますが若干数値的に物足りなさを感じます。

しかし、まだ2Qです。

AI CROSSが下期偏重であれば、今までのような増加が十分期待できるといえましょう。

 

当期純利益(損失)とEPSは黒字転後も堅調

AI CROSSの経常利益は2017年に黒字転換してから、2018年度にかけて大化けしていることがわかります。

また2019年度2Qで2018年度をすでに超過していることから今期も大化けしてくる可能性が高い数値であることがわかります。

売上高(千円)
2015年12月期-47,180.00
2015年12月期-26,276.00
2015年12月期3,132.00
2015年12月期87,338.00
2019年6月期
(第2四半期)
65,283.00

 

AI CROSSの当期純利益の推移

 

株価に直接関連する「1株あたり利益(=EPS)」は急成長を遂げている当期純利益に連動していることがわかります。

AI Crossの一株あたり当期純利益の推移

 

AI CROSSの業績は成長企業を彷彿とさせるような二次関数的な推移で成長していることがわかります。

大変魅力的な推移といえましょう。

 

AI CROSSの上位10位までの大株主とロックアップ情報

ロックアップとは、株式が公開された後に一定期間、市場で持株を売却することができないようにする制度のことです。

AI CROSSの上位株式保有者全員にロックアップの設定がなされています。

株主保有比率ロックアップ情報
(株)IBIサーチ15.94%180日間
(株)ベクトル9.34%90日間

1.5倍

SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合6.57%
イノベーション・エンジン産業創出投資事業有限責任組合6.46%
原田 典子          5.67%180日間
東京電力フロンティアパートナーズ合同会社4.12%90日間

1.5倍

(株)AIB3.51%180日間
OS投資事業組合3.44%90日間

1.5倍

鈴木 さなえ3.24%180日間
アイビス新成長投資事業組合第5号3.16%90日間

1.5倍

 

AI CROSSはベンチャーキャピタルを中心として売出価格の1.5倍以上のロックアップ解除が設定されています。

また、AI CROSSは他社と比較してベンチャーキャピタルの保有割合が高いため売り圧力が高い銘柄であるといえます。

おそらくAI CROSSは売出価格の1.5倍以上でロックアップが解除される可能性が高いと考えられることから、大株主の売り出しに注意が必要です。

 

気になるAI CROSSの初値予想!

ここでは編集部独自のAI CROSSの初値予想を公開していきたいと思います。

AI CROSSの総合評価

ⅰ.AI CROSS購入のメリット

  • IPOは上値抵抗がないため、株価が上がりやすい傾向がある
  • AI CROSSの当選株式数は699,700株と比較的少ないため、需給面から株価の高騰が期待できること
  • AI CROSSはIT関連、しかも流行のAI関連と人気化しやすいセクターであること
  • AI CROSSはIPOで人気化しやすいマザーズの小規模案件であり、初値の高騰が期待されること
  • 今後も働き方改革関連、IT関連と物色のされやすいセクターであること
  • 業績が成長企業を彷彿とさせる、増加速度であること

 

ⅱ.AI CROSS購入のデメリット

  • ロックアップが設定されているが、高確率で解除要件に該当すること
  • 想定価格1,010円から概算したPERが44倍、PBRが19倍と若干割高な設定であること
  • 他社と比較してベンチャーキャピタルの保有割合が高いため、売り圧力が強い銘柄であること

 

AI CROSSの初値予想

第二四半期の今期のEPS19.49円から今期の通期EPSは40円程度と予想されます。

銘柄PER
NESIC15.90
神田通機12.30
メンバーズ30.00
システナ29.80
YEデジタル20.00
平均21.60

 

平均PERをかけ合わせると、800円程度となります。

しかしAI CROSSは成長著しい企業で収益は毎年大きく上昇しています。

今後もEPSが40%-50%成長することを加味すると、PERは40倍-50倍がつくことが想定されます。

すると初値予想は3200円-4000円ということになります。

 

まとめ

10月8日上場のAI CROSS。

人気化しやすい花形業種のIT関連のため、非常に期待感の高いIPOであるといえます。

特に初値は高確率で高騰することが期待できるため、「稼げる」IPOであると推測されます。

よって、積極的に参加してぜひ入手したい銘柄であるといえます。

 

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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。