「配当貴族」とは、毎年配当を増やしている企業のことです。
「貴族」というと人を連想してしまいがちですが配当貴族は企業を指します。
配当貴族は、言うなれば「連続増配している銘柄」と言い換えることが出来ます。
このコンテンツでは、米国の配当貴族株をランキングで紹介していきますので、米国株、配当収益に関心が強い人は参考にしてみてください。
目次
Contents
- 1 1位 継続年数63年:P&G (プロテクターアンドギャンブル)
- 2 2位 継続年数60年:MMM (スリーエム)
- 3 3位 継続年数56年:Coca Cola (コカ・コーラカンパニー)
- 4 4位 継続年数56年:Johnson & Johnson (ジョンソン・アンド・ジョンソン)
- 5 5位 継続年数42年:McDonald (マクドナルド)
- 6 6位 継続年数36年:EXXON MOBIL (エクソンモービル)
- 7 7位 継続年数33年:Chevron (シェブロン)
- 8 8位 継続年数26年:United Technologies (ユナイテッドテクノロジーズ)
- 9 9位 継続年数25年:CATERPILLAR (キャタピラー)
- 10 まとめ
1位 継続年数63年:P&G (プロテクターアンドギャンブル)
継続年数:63年
P&Gは世界最大の日用品銘柄です。
日本でもP&Gのパンパースや男性であればジレットを使っている方が多いのではないでしょうか。
P&Gの業績は世界景気には影響されにくい業容でディフェンシブ銘柄となっています。
特筆すべき事項としては63年連続で配当金を増額している配当貴族企業であるという点です。
現時点の配当利回りは2.5%水準と低いですが1984年から継続保有している方は配当利回りは簿価ベースで100%となっています。
短期的な値動きに右往左往せず長期保有することで高い配当金を獲得できる長期インカムゲイン銘柄となっています。
以下のコンテンツでは、P&Gの配当金推移を含めて今後の株価水準を予想しています。
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2位 継続年数60年:MMM (スリーエム)
継続年数:60年
3Mは世界的化学・電気素材メーカーです。
電気・電子分野から医療機器、文房具に至るまで、数多くの商品を生み出しています。
直近は中国市場の不透明感もあり株価は軟調に推移しています。
しかし、連続増配記録は60年という驚異的な配当貴族銘柄です。
現在の株価は割安水準で配当利回りも3.5%という高い水準なので長期保有が推奨できる銘柄となっています。
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3位 継続年数56年:Coca Cola (コカ・コーラカンパニー)
継続年数:56年
コカ・コーラはアップルを新規バフェット銘柄とするならば、コカコーラは往年のバフェット銘柄といえます。
自社株買を実施していることもありROEは驚異の30%台を継続して出し続けEPSも増加基調となっています。
株価も順調に右肩あがりとなっています。
更に増配は56年間に及びP&Gとならんで配当貴族銘柄としても地位を確立しています。
以下コンテンツでは今までのコカコーラの業績や配当金、ROE水準を示しつつ今後の見通しについてお伝えしています。
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4位 継続年数56年:Johnson & Johnson (ジョンソン・アンド・ジョンソン)
継続年数:56年
Jhonson & Johnsonは世界最大の日用品銘柄です。
バンドエイドやコンタクトレンズなど身の回りのものから、外科手術に使われる医療機器まで幅広い製品と事業を展開しています。
景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄の特徴を備えており、尚且つ増配記録は56年と半世紀以上にわたっています。
P&Gにあと一歩という増配記録ですが、世界経済の発展と需要の増大に伴い今後も利益を伸ばしていくことができる銘柄となっています。
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5位 継続年数42年:McDonald (マクドナルド)
継続年数:42年
マクドナルドはレイ・クロックにより創業された米国の大手ファストフード・チェーン企業です。
現在では世界の店舗数は3,500店を上回っており、世界の外食産業で世界第2位となっています。
マクドナルドはフランチャイズ化をすすめ、システムの近代化も推進し構造改革を実施しています。
結果として利益も徐々に右肩あがりの水準を確保しています。
また42年連続で配当金を増額している配当貴族企業となっています。
さらに自社株買も積極的に行なっており株主還元に積極的な銘柄として知られています。
以下コンテンツでは今までの業績推移から、現在の取り組み今後の株価の予想についてお伝えしています。
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6位 継続年数36年:EXXON MOBIL (エクソンモービル)
継続年数:36年
エクソンもービルは言わずと知れた石油メジャーの最大手です。
乱高下する原油価格の影響もあり業績と株価は安定していませんが、連続増配は36年と配当貴族企業です。
現時点の株価であると配当利回りは4%を超えており将来の増配を見込んで長期保有するのが有効な銘柄です。
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7位 継続年数33年:Chevron (シェブロン)
継続年数:33年
シェブロンはスーパーメジャーの一角として君臨している巨大石油企業です。
上流の権益を多く保有しているため、原油価格の連動に業績が大きく依存します。
2015年の原油価格下落の際に業績も急降下しましたが増配をつづけ33年の記録を達成しました。
以下コンテンツでシェブロンの業績と株価の見通しについてお伝えしております。
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8位 継続年数26年:United Technologies (ユナイテッドテクノロジーズ)
継続年数:26年
ユナイテッド・テクノロジーズは空調から宇宙事業までを手がけるコングロマリッドです。
売上も堅調に推移しており、配当金も26年連続で増配を達成している配当貴族銘柄となっています。
以下コンテンツで今後の見通しについて纏めていますのでご覧いただければと思います。
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9位 継続年数25年:CATERPILLAR (キャタピラー)
継続年数:25年
キャタピラーは世界180ヵ国以上の国・地域にて油圧ショベル、ブルドーザー等の建設機械を販売している企業です。
世界の建機メーカーでコマツを大きく引き離して圧倒的な世界第一のメーカーとなっています。
海外の売上比率が50%を超える企業であるため、世界経済の動きに大きな影響をうける景気敏感銘柄です。
配当金が25年連続で増配となっている点も魅力的な点です。
以下コンテンツではキャタピラーの現在までの業績と今後の見通し並びに株価予想をおこなっています。
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まとめ
米国の配当貴族株をランキングで紹介してきました。
米国株、配当収益に関心が強い人は参考にしてみてください。
以上、【米国株式・配当貴族銘柄特集】連続増配63年?!アメリカの増配(レガシー)企業・継続年数ランキング!高配当ポートフォリオを作ろう。…でした。
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