【7682】負けにくいIPO『浜木綿(はまゆう)』の初値を予想!中部地方の有力外食チェーンの魅力を徹底解説。

10月18日上場予定のIPO「浜木綿」。浜木綿はJASDAQ スタンダードと名証二部に同時上場予定の中型IPOです。

今回は浜木綿とはどのような企業なのかを事業内容や業績をチェックしながら詳しくご紹介していきたいと思います。

また、浜木綿の気になる初値予想やIPOでの購入情報もご紹介していきます。

 

浜木綿のIPOスケジュールと各証券会社の割当

浜木綿の主幹事は国内最大手の野村證券です。

当選株式数も538,200株と少なめなため公募割れしにくいIPOであるといえます。

 

浜木綿のIPOスケジュール

ブックビルディング期間10月1日(火)~10月7日(月)
市場JASDAQスタンダード、名証二部
公募価格決定10月8日(火)
購入申し込み期間10月9日(水)~10月15日(火)
上場予定10月18日(金)
当選株式数538,200株(うち公募株式数が310,000株、売出枚数が228,200株)
想定価格2,020円
仮条件価格
公募価格

*仮条件価格は9月27日に決定されます。

 

浜木綿の各証券会社の割当*

証券会社株式数割当率
野村證券(主幹事)  
SMBC日興証券  
みずほ証券  
東海東京証券  
岡三証券  
丸三証券  
安藤証券  
SBI証券  
静銀ティーエム証券  

 

*:割当率や株式数などは、仮条件決定時(9月27日)付近に発表されます。

主幹事である野村證券は抽選参加時の前受金なしでIPOに参加することができるため無用な資金拘束をされることがありません。

よってIPOに気軽に参加できるのも浜木綿のメリットといえます。

 

浜木綿の事業内容

浜木綿の基本スペック

社名株式会社 浜木綿(はまゆう)
コード番号7682(JASDAQスタンダード、名証二部)
設立昭和43年2月13日
資本金2億8416万円
本社所在地〒466-0815

愛知県名古屋市昭和区山手通三丁目13番地の1

電話番号052-832-0005
代表者代表取締役社長  林  永芳
従業員数232名
事業内容中国料理レストラン経営

 

浜木綿の事業内容

浜木綿の事業内容は中国料理レストラン経営です。ここでは浜木綿の事業内容を詳しくご紹介していきたいと思います。

 

ⅰ.主力ブランド「浜木綿(はまゆう)」

レストラン『浜木綿』

 

中華料理店「浜木綿」はその名の通り、株式会社浜木綿の主力ブランドです。

浜木綿は東海地方を中心に東は東京都から西は大阪府まで30店舗が展開されています。

≪浜木綿の特徴≫

  • 世代を超え2世代、3世代、4世代など大人数での利用に対応できるように、子どもからお年寄りまで幅広い層に満足してもらえる豊富なメニュー
  • 個室や座敷、円卓回転テーブル等の設備の充実
  • 広い駐車スペースが確保できる幹線道路のロードサイドなど、家族が利用しやすい
  • 生産性向上させるためのセントラルキッチンの導入

 

 

ⅱ.全室個室タイプの「四季亭」

四季亭

 

四季亭は晴れの日やイベントのための個室で楽しめる中国料理専門店です。

四季折々の食材を使用した料理を、リーズナブルな価格で提供しています。

また、席は全室個室タイプであるため、自宅にいるような気兼ねのない空間でくつろぎながら食事を楽しむことができます。

 

ⅲ.少人数顧客向け「桃李蹊」

桃李蹊は地域密着型の小型の中国料理専門店です。

夫婦や少人数での利用を意識し、2名席を充実させているため、カフェのような空間で料理を楽しむことができます。

また、すべての料理に野菜をたっぷりと使用し、昆布や鰹節、干し椎茸などの和だしも積極的に取り入れており、健康に配慮したメニューが充実してるのも特徴です。

 

このように、浜木綿ではシーン別に利用できる「ちょっとした贅沢」を味わうことのできる中華料理店を展開していることがわかります。

 

浜木綿の上場理由とは?上場で得た資金の使い道を探ろう!

浜木綿は上場して得た資金をどのように活用するのでしょうか?

ここでは目論見書から資金のつかいみちを探っていきたいと思います。

 

新規発行による手取り金額

浜木綿は上場することにより手数料を引いた手取り金額で569百万円の資金を獲得します*3。

*3:有価証券届出書提出時における想定発行価格(2,020円)を基礎として算出した見込額です。

 

手取り金の使途

浜木綿では新規発行による手取り金額569百万円との第三者割当増資の手取概算額上限130百万円と合わせて、

設備投資と新規出店資金に全額充当する予定です。

 

ⅰ 新たなセントラルキッチンを建設する用地の取得資金 289百万円

ⅱ 中国料理「浜木綿」の新規出店資金

・三重県津市 148百万円

・愛知県津島市及びもう一店舗 残額すべて

 

浜木綿は上場で得た資金をすべて企業の発展のために投資することがわかります。

 

目論見書からみる『浜木綿』の売上高と利益推移

ここでは浜木綿の業績を分析していきたいと思います。

売上高は徐々に積み上がっている

 

売上高(千円)
2014年7月3,823,738.00
2015年7月3,954,322.00
2016年7月4,400,339.00
2017年7月4,679,520.00
2018年7月4,857,574.00
2019年4月3,959,609.00

 

浜木綿の売上高の推移

浜木綿の売上高は順調に右肩上がりに推移していることがわかります。

また2019年度も3Qで3,959,609千円もの売上高をすでに上げているため、去年以上の売上高を期待することができます。

 

経常利益も増益基調に回帰

 

浜木綿の経常利益の推移

一転して経常利益は2016年をピークに下降しています。

しかし、2019年度は3Qの段階ですでに2016年度の経常利益を超過していることから、問題ない業績の推移であると考えます。

 

1株あたりの利益(EPS)は今期大きく復調

EPS(円)
2014年7月-4.67
2015年7月-164.06
2016年7月236.12
2017年7月219.70
2018年7月61.57
2019年4月268.70

 

浜木綿のEPSの推移

1株あたり利益も経常利益に比例した推移になっています。

よって2019年度はV字回復が予測されるため、問題のない状況であるといえます。

 

見てきたように浜木綿の業績は問題ない推移であるといえます。

 

浜木綿の上位10位までの大株主とロックアップ情報

株主保有比率ロックアップ情報
(有)AMcosmos30.35%90日間
林 永芳19.80% 
SB・A外食育成投資事業有限責任組合8.67%90日間

1.5倍

武藤 まなみ5.78%90日間
林 あづみ5.78%
浜木綿従業員持株会5.38%180日間
(株)昭和3.47%90日間

1.5倍

(株)マルト水谷3.47%
林 禮子3.12%90日間
あいぎん未来創造ファンド2号投資事業有限責任組合2.89%90日間

1.5倍

 

ロックアップとは、株式が公開された後に一定期間、市場で持株を売却することができないようにする制度のことです。

浜木綿の上位保有者には社長である林永芳氏以外にはロックアップが設定されています。

しかし、浜木綿従業員持株会以外の役員は90日間のロックアップ、ベンチャーキャピタル系にはすべてロックアップの解除条件が付けられています。

大株主の売り圧力が高い銘柄であるといえます。

 

浜木綿の初値予想

ここでは編集部独自の浜木綿の初値予想を公開していきたいと思います。

浜木綿の総合評価

ⅰ.浜木綿購入のメリット

  • IPOは上値抵抗がないため、株価が上がりやすい傾向がある
  • 新規店舗の出店による行政機構場が期待できる
  • 今後の株主優待の設定によっては人気化する可能性がある
  • 主幹事の野村證券は前受け金制度がないため、資金の拘束が発生しない
  • 当選株式数が538,200株と少なめであるため、需給により初値が上がりやすい傾向がある

 

ⅱ.浜木綿購入のデメリット

  • 飲食店経営と業種が人気化しにくいセクターである
  • 大株主の売り圧力が高い。特にロックアップ解除になった場合はベンチャーキャピタルの売り出しに注意が必要
  • 同日にワシントンホテルのIPOもあるため、資金が分散されやすい

 

浜木綿の初値予想は3900円

第3四半期終了時点のEPSは268円となっています。

つまり通期のEPSは350円程度となることが想定されます。

新規発行株が310,000株で発行済株式数2,768,000株なので3,078,000株と1割ほど希釈されます。

1割ほど希釈されてEPSは310円程度となります。

 

銘柄名市場予想PER
アクシーズJQ8.1
柿安本店JQ13.8
アスモ東210.8
くら寿司東117.2
平均PER12.48

 

上記の点から初値はEPS310円 ×  PER12.5  =  3900円と想定されます。

 

まとめ

10月18日上場の浜木綿。上場先がJASDAQ スタンダードであり、人気化しにくいセクターであり上値が追いにくい銘柄であるといえます。

よって、浜木綿に参加するのであれば、初値で高値追いはせずに、株価が底打ちを見せてからのセカンダリーでの参加が良い銘柄であるといえます。

 




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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。