企業の決算情報の収集は、ファンダメンタルズ分析を駆使して、投資する株式銘柄を選ぶ際に必須となるものです。
上場企業が提出する有価証券、決算短信など様々なものがありますが、全てに目を通す時間はありません。
そこで、我々投資家はどのような情報を見て投資の意思決定をしなければならないのでしょうか。
ここでは、IRを始めとした、企業が投資家向けに発信するものをそれぞれ、紹介していきますので一気に理解してしまいましょう。
目次
有価証券報告書とは
企業は毎年、企業外部へ向けて「有価証券報告書」を発行しています。
有価証券報告書には、投資する際に重要な情報がたくさん掲載されています。
「有価証券報告書」とは、株式市場に上場している企業が、自社の財務状況、経営情報、企業概要などを記載した書類のことです。
略称で「有報(ゆうほう)」とも呼ばれています。
企業情報を投資家などの企業外部の人々に公開して、市場の公正を図ることが目的となっています。
株式投資家は、有価証券報告書を見ることで、その企業が投資に値する企業状態なのかを確認することができます。
さらに詳しくは以下のコンテンツを参考にしてみてください。
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IR(Investor Relation)とは
ファンダメンタルズ分析で重要な「IR」(Investor Relation)情報。
「IR」は投資家向けに公開されている企業の内部情報であり、経営状況や財務状態を簡単に確認できます。
そんな企業情報を発信するIRの概要。
そして、IRから企業を分析する方法を以下のコンテンツでは詳しく解説しています。
参考にしてみてください。
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財務諸表とは
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決算短信とは
株式投資をしている人であれば、「投資の判断をするために会社の業績を知りたい」と考えるはずです。
株の売買により利益を増やすには、会社を分析することが重要です。
「決算短信」は「適時」開示されるものであり、投資家が企業をファンダメンタルズ分析をするには必須のものです。
法定で提出が定められている有価証券報告書に比べて、決算短信は情報量が少ないですが、企業のリアルタイムの内部を把握できます。
ここでは、企業が発行する決算短信の特徴と読み方のポイントについて詳しく解説しています。
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四季報とは
「四季報」とは、東洋経済新報社が発行する上場企業の基本状況や業績。
財務状況、株価指数、株主優待の紹介などがチェックできる書籍のことです。
四季報は年に4回発行しており、投資家なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
元々は紙出版で、2000円で販売していますが、最近ではインターネットで目を通す人もとても増えました。
ここでは、四季報で把握できる情報とその読み方。
ネット証券会社であるSBI証券の口座を例に株式投資する企業銘柄のスクリーニング方法について解説しています。
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まとめ
このコンテンツでは、ファンダメンタルズ分析に必須の情報源となる決算情報の種類とその見方、分析方法を紹介してきました。
これからファンダメンタルズ分析をする方は、ぜひ参考にしてみてください。
以上、【IR・決算情報】ファンダメンタルズ分析に必須!有価証券/決算短信を始めとした企業が提出する書類の見方・分析活用法を紹介。…でした。