貯金をする上で、収入が同じ位であっても人によって貯められるお金の金額はそれぞれです。
すでに貯金をする方法の一例として「毎月のキャッシュフローを把握する」「自分の支出のクセを理解する」などなどを以前の記事では紹介しました。
また、今日からできる「節約術」も以前の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
固定費の削減や銀行口座を複数持つなどの方法に加え、ここではさらにちょっとした工夫でカンタンにお金が貯まるコツをいくつかご紹介してみたいと思います。
目次
貯金の目標額を設定する
ただ無思考にお金を貯めるより「いつまでに」「いくら」貯めて「何に」使う・・などとはっきりした目標があるとお金は貯まりやすいです。
お金を貯めることに対して目的意識が高まって、日頃から節約しようと努めるはずです。
また、貯金額や満期の期日をはっきりしておけば、貯金がどのくらい貯まっているのか途中経過がつかみやすくなります。
目標を立てる場合、長期的、短期的両方の目標を立てることが重要です。
長期的なものだとマイホームを建てるため10年後までに500万円貯めるとか、短期的な目標だと夏に家族旅行に行くため50万円貯める・・などです。
まず、短期的な目標を達成しその後、さらに短期的な目標を設定し達成する・・ということを何度か繰り返すうちに貯金することへのモチベーションを維持できるはずです。
そうすれば、長期的な目標についてもモチベーションを維持できるので我慢や節約が苦痛になりづらく、貯金し続けることができるでしょう。
例えば、半年後の夏までにハワイに夫婦で旅行にいきたい!と考えているのであれば、早速旅費を調べてその金額に到達するには毎月どれくらい貯金をすれば良いのか?を計算します。
旅行代理店大手のHISを覗いてみると、129,000円/人で5日間という価格帯であることがわかりました。
5日間の食費やお土産代も含めると夫婦で8万円程度でしょうか。
これで129,000円×2人+80,000円=338,000円を夫婦で貯めていくことになります。
半年後ということは6ヶ月後、56,333円/月を貯金できれば旅費は賄えます。
この56,333円を夫婦で捻出するには、「そもそもの会社からの給料を高める」「節約できるものを探す」「家にある不用品などを売る」などなどかなり頭を使うことになります。
56,333円/月は大きい金額かもしれませんが、頭を使えば意外と捻出できる金額です。
多くの人が最初から諦めてしまっているだけです。
日々の生活には、実はかなり削減できる出費があるのです。
さて、ここでは旅行のための貯金を達成するために、と紹介をしていますが、老後に備えての資産運用を考えての貯金もおすすめします。
資産運用の必要性については以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてくださいね。
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賢く上手にお金を貯める方法
ここではお金を貯める方法を紹介していきます。
給料の天引きで貯める
簡単に精神的な負担なくお金を貯めるには給料の「天引き」がおすすめです。
天引きでお金を貯めるには、銀行口座を手取り収入から自動的に一定額を最初のうちに差し引く設定にしておきましょう。
金融機関とあらかじめ天引きする内容で契約しておき、毎月給料が入ったら一定の金額を自動的に差し引いて、残りのお金で生活していくようにしましょう。
差し引いたお金は定期預金口座などに貯めていきます。
天引き後の生活に慣れていくと、知らず知らずのうちにどんどんお金が貯まっていきます。
家賃の安いところへ引っ越す
お金を貯めるためには家賃を抑える工夫をすることも重要です。
お金を貯めたいからと言って、住み慣れた住まいから引っ越すとなると手間や時間がかかり大変です。
ですが、本気でお金を貯めたいと思うなら大変かとは思いますが、家賃の安いところへ引っ越しするくらいの気持ちが必要です。
引っ越し代を差し引いても、安い家賃のところへ引っ越せば、何もしなくても下がった家賃の分がどんどん貯まっていくはず。
家賃は毎月必ずかかる固定費と言い、その固定費の中でも家賃は高額な分類に入ります。
家計費の中の大きな割合を占める家賃を10万円から6万円に下げることができれば、年間48万円も貯められるという効果があります。
そう考えると、引っ越し費用を払ってでも家賃の安いところへ引っ越した方がいいに良いのではないでしょうか。
保険の見直し
最後に、すでに加入している「保険料」(生命保険など)が高すぎないかチェックしてみることも大切です。
たとえば、結婚を機に独身時代お互いに入っていた保険を見直してみましょう。
受取人や本当に必要な額はいくらくらいか話し合う機会を設けましょう。
また、健康に不安がないなら保険特約を見直すことも重要です。
保険料の目安は、一般的に収入の約3パーセントだと言われています。
家計を圧迫することがないよう、特約などで必要がないものは外してしまうのも手です。
さらに、ネットで加入できる保険を利用するという方法もあります。
一括見積がネットでできますし、店舗を持たないのでかなり保険料を抑えることができます。
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まとめ
なかなかお金を貯められないという方も、まずは目標金額を設定しその目標に向かってお金を貯める・・ということから始めてみませんか?
お金を貯めるのに大切なことは負担を感じず楽しみながら貯める・・ということ。
ここでご紹介した方法を取り入れていただき、楽しく貯金してくださいね。
以上、【貯金】いくつ実践してる?精神的負担なしで賢く、上手にお金を貯めるコツとその方法を3つ紹介。…でした!
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