【米国利上げの影響】アメリカの利上げで日本の株価はどうなる?世界への影響と合わせて予測解説。

【米国利上げの影響】アメリカの利上げで日本の株価はどうなる?世界への影響と合わせて予測解説。

金融政策の基本は、景気が低迷している時は投資を活発化するため金利を下げます。

逆に景気が上昇している時は引き締めを行うため金利を上げます。

 

現在、アメリカは景気上昇中で積極的に利上げを行っています。

このアメリカの金利の引上げによって日本株にどのような影響をもたらすのでしょうか?

 

結論を言うと、日本株にはプラスの影響を与えると考えられます。

ただし、新興国への影響も考慮が必要です。

というのも日本企業の中には、新興国との取引が増えている企業が増えているからです。

目次

アメリカの金融政策

アメリカの金融政策は全世界から注目されます。

 

アメリカの金融政策

 

その理由は基軸通貨である米ドルを持っていることです。

 

通貨米ドルについて

米ドルは現在、世界の基軸通貨と呼ばれています。

そもそも基軸通貨とは、以下を意味します。

 

国際通貨制度において基軸となる通貨のこと。

基軸通貨となるためには、世界中に流通し、国際 間の貿易や資本取引に使用される決済通貨であることや各国通貨の価値基準となる通貨である こと、通貨価値が安定していることなどが求められる。

現在では米ドルを指す。

(引用:https://www.nomura.co.jp/terms/japan/ki/A02370.html

 

例えば、A 国とB国で貿易を行う場合を考えます。

それぞれ別々の自国通貨を持っています。

 

この場合、どちらの通貨で決済を行うでしょうか?

正解はどちらの国の通貨でもなく、米ドルを使うことが多いです。

 

前述の通り、世界に広く流通し信用力のある通貨が米ドルであり、その方が双方にとって都合がいいことが多いのです。

 

FRB の今後の金融政策

このように、アメリカは基軸通貨米ドルを持つ国です。

アメリカの金融政策の決定一つで世界の経済が大きく動くことがあります。

 

その金融政策を担うのが FRB(連邦準備制度理事会)と呼ばれる中央銀行です。

FRB が金融政策をする上で重視している指標で、「雇用統計」というものがあります。

 

FRB は雇用統計を特に重視しており、この結果次第で大きく金融政策を変更することもあります。

 

雇用統計は前月から雇用者数がどれだけ増えたかを数値化したもので、増加ならば好調、減少ならば不況と判断することが多いです。

 

アメリカはトランプ大統領の「米国第一主義」のもと、製造業を中心に業績が上向いています。

そのため、雇用統計の数値は好調で、今後FRBは景気の引き締めで利上げを続けていくことにな りそうです。

 

 

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利上げによる世界の金融市場への影響

では、アメリカの利上げによって世界の金融市場はどのように変わるのでしょうか?

 

利上げによる世界の金融市場への影響

 

日本株への影響

日本株への影響はプラスに動くことが考えられます。

理由は、米ドルの利上げにより円安になり輸出企業にプラスになると考えられるからです。

 

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2018年10月11日

 

日本の企業は輸出企業が多いです。

特に日本市場の中でも為替の影響が大きい自動車メーカーなどには大きなメリットとなります。

 

2011年に一時1ドル 75 円前後から現在では 114円前後にまで上昇しています。

これにより日本の企業は大きく業績を伸ばしました。

 

日本市場全体に占める輸出企業の割合を踏まえると、今後日本株は上昇していくことが考えられます。

ただし、前述した通り新興国への配慮が必要です。

 

新興国

新興国への影響はかなり大きいです。

これまで米ドルはアメリカの景気低迷で金融緩和による低金利政策をとっていました。

 

そうなれば、投資家は少しでも高い金利を求め新興国の通貨で運用したいと思います。

 

しかし、今後は信用力もあり流動性も高い米ドルの金利が上昇するのならば、リスクをとって新興国の通貨を持つ必要がなくなります。

 

今後は新興国から資金の引き上げが加速していきます。

現時点(2018 年 11 月)ではありますが、すでに新興国の通貨は売られ始めています。

 

新興国各国で通貨安が発生し、輸入物価が上昇しインフレリスクが上昇しています。

新興国の中央銀行は景気引き締めで金利引き上げを行っておりますが、今後はかなり厳しい舵 取りを迫られるでしょう。

 

また、新興国経済の低迷による日本企業への影響も考慮が必要です。

現在日本企業の中にも、新興国との取引を増やしている企業が多くあります。

このような企業は業績に影響してくる可能性が高いでしょう。

 

 

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今後の展望

アメリカの利上げは円安効果により日本株にはプラスに動くと見られています。

 

今後の展望

 

しかし、日本は新興国との取引も増えていることから、新興国との取引が多い企業にとっては影響が出てきそうです。

そして、アメリカの景気もいつまでも好調とは限りません。

 

こういう時こそリスク分散が必要です。

例えば、米ドルと逆相関性が強いと言われる金へ投資するなど、実物資産への投資も考える必要 があります。

 

リスクをとるのと同時に、資産を守るということを考える必要があるでしょう。

 

 

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まとめ

実は日本の景気指標よりもアメリカの景気指標の方が日本株に与える影響が大きいです。

 

日本は経済のパイが縮小しており、どうしても外需に頼らざる得ない状況です。

となれば、日本の最大貿易相手国であるアメリカの景気指標は影響度は大です。

 

もちろん、日本の国内景気指標も注目していく必要もありますが、それ以上にアメリカの景気指標 に敏感になってみてください。

 

 

以上、【米国利上げの影響】アメリカの利上げで日本の株価はどうなる?世界への影響と合わせて予測解説。…の話題でした。

 

 

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2019年6月27日

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