今回は、少額から資産を作る方法と資金に応じて購入可能な株を紹介します。
株式投資に興味はあり、少額から始めてみたい初心者の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
10,000円未満から購入できる株
株式投資を始めるのに多額の資金は必要ありません。
現在では10,000円未満でも購入できる株が多数あります。
「単元未満株取引」というサービスがあり、通常の株取引は100株単位で行います。
単元未満株取引は1株単位で株を購入することが可能です。
ですので、必要な投資資金は100分の1となります。
「単元未満株取引」も通常は1株単位で購入しますので、株価が高い銘柄は数万円が必要になりますが、
数万円くらいはやはり株式投資では用意する必要があるでしょう。
例えば株価1,000円の株を購入するのであれば、通常は【1,000円×100株=100,000円】が必要になります。
「単元未満株取引」を利用すれば10,000円未満で購入することができます。
では、10,000円未満から購入できる代表的な株を紹介していきます。
■ トヨタ自動車:
日本を代表する銘柄ですね。
時価総額は国内企業トップとなっています。
■ 花王:
日用品大手企業であり、ビオレやアタック、メリットなど有名な商品を多数そろえます。
配当銘柄としても知られており、連続増配記録は国内トップです。
■ セブン&アイホールディングス:
セブンイレブンを運営している企業です。
国内コンビニの店舗数トップ企業であり、最近ではインフラとしての役目も注目されています。
■ オリエンタルランド:
東京ディズニーランドを運営している企業です。
ディズニーランドは老若男女不動の人気を誇るテーマパークとなっています。
■ ヤフー:
インターネット検索サイトやオークションなどネット関係事業を幅広く行っています。
IT企業らしい利益率の高さが魅力です。
■ キーエンス:
あまり知られていませんが、センサ―を主に扱う優良企業です。
営業利益率が50%程度と大変高く、平均給料も2,000万円を超えている稼ぐ力が高い企業です。
■ パナソニック:
日本を代表する企業の一つです。
主に電化製品を扱っています。
■ 武田薬品工業:
医薬品国内トップメーカーです。
最近では積極的に海外企業の買収も行っており規模を拡大しています。
■ 任天堂:
個人投資家に根強い人気のあるゲームメーカーです。
株価が4万円程度あり、通常の株取引ではなかなか手が出せない銘柄です。
■ キャノン:
事務用機器の大手メーカーです。
国際優良銘柄として海外投資家からも人気があります。
以上、どれも魅力的な10銘柄を紹介しました。
これらの銘柄は単元未満株で全て10,000円未満から購入可能です。
次は、10万円で投資可能な株式銘柄を紹介します。
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〜コラム〜「資産」を作るには?
「資産を作る」には「お金がお金を生む」という状況を作るのが一番です。
会社からの給料や、起業して事業収入を得ることでも資産を作ることはできます。
しかし、そもそも収入が多くなければ資産を作ることはできません。
また、将来にわたってその収入が得られるかはわかりません。
少なくとも、体力が落ちてしまう老後の収入は激減するでしょう。
資産を長期にわたり形成していくのであれば、自らの労働とは別に資産を作る手段を持つことが必要となります。
収入の柱を複数持っておくことは、リスクを軽減するという意味でも大切です。
いくら会社から多額の給料をもらっていても、けがや病気で働けなくなるかもしれません。
会社の業績が傾けば給料は減るかもしれません。
収入を得る手段が複数持つことは、そういった事態に備えることに繋がります。
資産を作るための労働以外の手段、その一つが株式投資です。
株式を保有するということは会社の一部を保有するということです。
株を持っていれば、あなた自身が働かなくともその会社の従業員が一生懸命働いてくれます。
そして、会社の利益の一部があなたの利益となるのです。
会社がしっかりと利益を出していけば、会社の評価は上がります。
会社の評価が上がれば、あなたの保有している株の価値、つまり株価が上がります。
株式投資は一言で言うと会社を買うということです。
世の中には、優秀で魅力的な会社がたくさんあります。
例え、その会社で働くことはできなくとも、その会社の株を購入することで、会社の成長と共に利益を得ることが可能です。
例えば、世界中の株を保有していれば、世界経済が成長していくのに合わせて資産は増えていきます。
人間の暮らしは長期的に見ればどんどん豊かになっており、それと共に経済も発展しています。
株式投資をすることで、その恩恵を受けることができるのです。
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資金:10万円で買える株
資金が10万円あれば、通常の株取引で購入できる銘柄も多数あります。
100株単位での株取引は、単元未満株取引を利用するよりメリットがあります。
まずは、売買手数料が割安ということです。
単元未満株取引は通常の100株単位での株取引に比べて、売買手数料が高いです。
100株で購入できる資金があるのであれば、通常の株取引を行った方がコストを安くできます。
また、株主の権利が得られる・株主優待が貰えるということです。
株式は1単元を保有することで初めて株主として名簿に登載されます。
単元未満株は保有していても、株主総会には参加できず株主優待を貰うこともできません。
(配当金は株数に応じて受け取ることができます)
1単元の株を保有することで、株主総会に参加し経営陣に直接質問を行うこともできます。
もちろん株主優待も企業が実施していれば貰うことができます。
では、10万円で1単元を購入できる株を紹介していきます。
■ 三越伊勢丹ホールディングス:
百貨店の三越と伊勢丹の会社です。
株価は現在800円代ですので、8~9万円で購入できます。
株主優待で百貨店での買い物が割引されますので、人気があります。
■ 東レ:
CMでも見ることも多い繊維の会社です。
海外に積極的にグローバル展開しています。
株価は700円代ですので、8万円あれば購入可能です。
■ グリー:
スマホ用ゲームの会社です。
一時期ほどの熱狂的な人気は無いですが、いまだに個人投資家に人気があります。
株価は500円代、6万円程度で購入が可能です。
■ コニカミノルタ:
コピー機などのオフィス事務用機器を扱っている会社です。
海外にも進出しています。
株価は900円代で10万円あれば購入できます。
■ 日産自動車:
経営陣の不祥事により株価は下落しましたが、それでも国内を代表する大企業です。
株価は700円代ですので、8万円で購入できます。
高配当銘柄としても人気です。
■ 丸紅:
総合商社大手の一角です。
幅広い商品やサービスを世界中で展開しています。
株価は700円代、8万円で購入可能です。
■ 三菱UFJフィナンシャル・グループ:
メガバンクの一つです。
株価は500円代で6万円あれば購入できます。
同じくメガバンクのみずほ銀行も10万円以下で株を購入可能です。
■ シチズン:
時計が有名なメーカーです。
ブランド力も高く評価されています。
株価は500円代で6万円で購入可能です。
■ 松井証券:
ネット証券大手の会社です。
政府が勧める貯蓄から投資へという政策が業績の後押しとなっています。
株価は900円代で10万円で購入できます。
■ ヤマダ電機:
誰もが知っている電機販売店ですね。
株主優待で割引券が貰えます。
個人投資家にも人気が高い銘柄です。
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まとめ
このように、株式投資は1,000円台でも投資が可能で、10万円あれば名実ともに大企業の株主となることができます。
ぜひこのコンテンツを参考に株式投資について考えてみてください。
以上、株式投資はいくらからできる?10,000円未満から買える株も存在!資金10万円台で購入可能な大企業銘柄も紹介。。…でした。