MACDの見方とは?『ゼロライン』と『ダイバージェンス』を組み合わせて株式投資の勝率をあげよう!

ゴールデンクロスを探せ!「移動平均線」「MACD」とは?その特徴と2つを組み合わせた手法を解説!

MACD(マックディー)とは「Moving Average Convergence Divergence」の略です。

名前の通り移動平均線(Moving Average)を応用したテクニカルチャートです。

MACDとは

 

難しいお話はさておき上図をご覧ください。

赤枠がMACDになります。

簡単に株価推移をとらえることができるように面倒な数値はありません。

投資初心者向けのテクニカルであることが一目でご理解いただけたのではないでしょうか。

今回はこのMACDについて解説していきたいと思います。とても簡単なテクニカルですので、ぜひ投資判断にお役立てください。

 

MACDとは?

MACDとはMACDラインとシグナルラインを用いて株価を分析するツールです。

たった2本のラインだけで株価を分析することができるため、投資初心者向けのツールであるといえます。

オシレーター系とトレンド系

テクニカルは大きく分けるとオシレーター系とトレンド系の2種類があります。

MACDはオシレーター系です。

オシレーター系の指標

 

オシレーター系は「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を計測するための指標です。

一般的に逆張りに利用されるツールになります。

トレンド系は現在の相場の方向性を計測するための指標です。

一般的に順張りに利用されるツールです。

ですからMACDは「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を計測するツールです。

主に逆張りで活躍するテクニカルであるということができます。

 

MACDの基本的な使い方

MACDの使い方

参考:アエリア(3758)日足チャート

 

使い方は簡単です。ピンクで買い緑で売るだけです!

上図はアエリアの日足チャートにMACDを付けただけのチャートです。

半年で4回の売買サインが点灯しています。

気になるMACDの勝率はどうなっているのでしょうか?

 

回数勝敗
1回目勝ち
2回目勝ち
3回目勝ち
4回目勝ち

 

驚くべきことにこんな簡単なMACD投資の結果は「全勝」です。

MACDの場合遅行指数ですので、ジャストに天底がわかるものではありません。

しかし、MACD通りに売買していけば、投資初心者でも簡単に短期売買をすることができることがわかります。

テクニカルって便利ですね!

 

MACDを利用する場合の注意点

下図はブロードバンドタワーの日足チャートにMACDを付けただけのチャートです。

MACDが上手く働かないケース

参考:ブロードバンドタワー(3776)日足チャート

 

3回の売買サインが点灯しています。

気になるMACDの勝率はどうなっているのでしょうか?

 

回数勝敗
1回目負け
2回目負け
3回目負け

 

3戦3敗の全敗です。

しかし、なぜアエリアでは全勝だったMACDの売買サインがブロードバンドタワーでは全く通用しなくなったのでしょうか?

実はMACDはしっかりとトレンドができていないレンジ相場では役に立たないツールです。

簡単便利なMACDですが使い方を一歩間違ってしまっては相場で失敗する結果となってしまうのです。

 

≪テクニカル初心者が押さえるべきポイント≫

  • MACDは見ただけで売買ポイントがわかる便利なツールである
  • 天底を追求してはいけない
  • MACDはレンジ相場に弱いため、しっかりとトレンドが出ている銘柄に利用すべし

 

MACDでフェイク相場を見切ってみよう ! :ゼロラインの威力とは?

MACDは投資初心者でも簡単にトレードで活用することができる便利なツールであることがわかりました。

ここではそんなMACDの特別な活用方法をご紹介していきたいと思います。

ゼロラインとは?

専門用語「ゼロライン」の登場です。

しかし、簡単ですので身構えないでください!

ゼロライン

参考:アエリア(3758)日足チャート

 

上図の赤丸に注目です。

「0」という数字が見えますよね。この「0」の部分をゼロラインとよんでいます。

 

ゼロライン以下での買いサインはフェイクが多い

先ほどの3戦3敗のブロードバンドタワーです。

オレンジの丸をご覧ください。

3つすべてゼロライン以下で買いサインが発生していることがわかります。

MACDが上手く働かないケース

参考:ブロードバンドタワー(3776)日足チャート

 

ですから、ゼロライン以下での買いサインをスルーすることで相場の勝率が格段に上がるということになります。

このようにMACDは相場のフェイクを見抜くことができるツールであるといえます。

 

ゼロラインとフェイクの具体例

下図は楽天の日足チャートにMACDを組み合わせたものです。

ゼロラインとフェイクの具体例

参考:楽天(4755)日足チャート

 

ゼロラインより上で買いサインが点灯した赤の部分で買い、青の部分で利確をすれば簡単に利益を上げることができます。

しかし、ゼロライン以下であるオレンジ色の丸の範囲で頻発する「フェイク」で売買すると、

損が出るだけであることがお分かりいただけると思います。

 

≪テクニカル初心者が押さえるべきポイント≫

  • MACDの買いサインはゼロライン以上のサインだけ利用すべし
  • 株を購入するときにはMACDで「フェイク」サインが出ていないかを確認してから購入すると勝率が格段に上昇する

 

MACDでフェイク相場を見切ってみよう!その2:ダイバージェンスの威力とは?

ゼロラインを活用することでMACDでフェイク相場を見抜くことができることがわかりました。

ここではさらに上級者向けのMACDテクニックであるダイバージェンスをご説明していきたいと思います。

 

ダイバージェンスは相場で最も難しいといわれる利確に役立つ手法です。

 

しかし、ダイバージェンスは初心者には少々難しいかもしれません。

「面倒なのは読みたくない!」といった方は飛ばしていただいても結構です。

 

ダイバージェンス

参考:ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765) 5分足チャート

 

19日の9:35に2,443円をつけていることがわかります。

また20日の12:55には19日の高値を更新しています。

 

さらに24日の9:45には2,462円を付けています。

しかし、株価の推移と反比例するようにMACDの数値が下がっているのがお分かりいただけるでしょうか?

 

こうした株価推移とMACDが正反対に動くことを「ダイバージェンス」といいます。

 

ダイバージェンスが発生するということは高確率で株価の上昇が「フェイク」だということです。

25日9:10には思い切り安値を更新していることから相場にフェイクが発生していたことがわかります。

 

こうしたフェイクは上図のように、結局誰も勝利者がいないとか急落で多くの犠牲者が出るとか参加すると大きな損失を被るケースが多いサインでもあります。

よって、株価の推移だけではなく、フェイクを見抜くためにもダイバージェンスを確認することが大事であることがお分かりいただけたと思います。

 

≪ダイバージェンスの恐怖の一例≫

ダイバージェンス恐怖の一例

参考:アエリア(3758)週足チャート

 

こちらはアエリアの週足で発生したダイバージェンスです。

株価は3,095円を抜き3,730円を付けていますが、MACDの数値があがっていないことがお分かりいただけると思います。

 

そうです、ダイバージェンスの発生です。

ダイバージェンスを無視し、フェイク相場に浮かれていると、1年間で資産が大きく溶けてしまうことがお分かりいただけると思います。

 

しかもフェイクには急落がつきものです。

場を見ることができないスイングトレーダーは1日で大きく損をしてしまうことになりました。

 

こうした相場の急落の恐怖はダイバージェンスを確認することで防止することができます。

なぜならダイバージェンスは天井圏で発生しやすい「天井サイン」だからです。

 

≪テクニカル初心者が押さえるべきポイント≫

ダイバージェンスを発見したらその銘柄はスルーしましょう

 

まとめ

今回は投資初心者向けのテクニカルであるMACDをご紹介してきました。

 

可視的にわかりやすいテクニカルのため、テクニカル初心者でも簡単に活用することができる便利なテクニカル・ツールであることがお分かりいただけたと思います。

 

またMACDが相場の「フェイク」を見抜くためのも活用できることがわかりました。

相場での勝率を上げるためにも、ぜひMACDでフェイクをチェックすることをお勧めします。

 

【テクニカル分析とは?】チャートだけで億万長者に!?ファンダメンタルズの対極にある分析手法の基本知識を紹介。

2019.07.05



[おすすめネット証券ランキング]

2019年現在で株式投資を始めるにあたり、マネリテ編集部が厳選したネット証券をランキング形式にまとめておりますので参考にしてみてください。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。