BNF氏が愛用する「移動平均線乖離率」とは?実戦向きのテクニックも紹介。

BNF氏が愛用する「移動平均線乖離率」とは?実戦向きのテクニックも紹介。

日本で最も有名な個人投資家であるBNF氏が活用している「移動平均乖離率」。

資産を160万円から200億円以上にしたテクニカルとはどのようなものなのか興味がありますよね?

 

今回は移動平均乖離率についてご説明していきたいと思います。

 

また併せて、実際に相場で移動平均乖離率をどのように活用すればよいのかといった実戦向きのテクニックもご紹介していきたいと思います。

 

移動平均乖離率とは?

日経平均の移動平均乖離率

 

移動平均乖離率とは?

移動平均乖離率とは移動平均線から現在の株価がどのくらい乖離(離れている)しているのかを示す指標です。

相場の買われすぎや売られすぎを判断するための指標といえます。

よって、移動平均乖離率は逆張り向きのオシレーター系のテクニカルであるといえます。

 

移動平均については以下記事で説明しておりますので、移動平均をご存知ではない方は以下からご覧下さい。

 

移動平均線とは?期間毎の『種類』『活用法』と共にMAを利用した簡単投資方法を紹介!!

2019.09.25

 

移動平均乖離率の計算方法

 

【移動平均乖離率の計算式】

移動平均乖離率(%)=(株価-移動平均線)÷移動平均線

 

【移動平均乖離率の計算】

(例1)移動平均線が1,000円、現在の株価が900円の場合の移動平均乖離率

移動平均乖離率={(900円-1,000円)÷1,000円}×100(%)= -10%

 

よって、移動平均乖離率は-10%ということになります。

 

(例2)移動平均線が1,000円、現在の株価が1,100円の場合の移動平均乖離率

移動平均乖離率={(1,100円-1,000円)÷1,000円}×100(%)=10%

 

よって、移動平均乖離率は10%ということになります。

 

【簡単に移動平均線乖離率を算出する方法】

証券会社などで提供されているツールを活用すると自分で面倒な計算をすることなく移動平均線乖離率を算出することができます。

以下Yahooファイナンスで移動平均乖離率をみる方法をお伝えします。

Yahooファイナンスで移動平均線乖離率を確認する方法

 

移動平均線乖離率はオシレーター系のテクニカル・ツールです。

 

  • 移動平均線乖離率を選択する
  • 移動平均線乖離率が表示される
  • 自分の投資スパンに合わせて、日足・週足・月足を使い分ける

 

自分の投資スパンに合わせたチャートを選択します。

 

≪投資スパンとチャート選択≫

投資スパンチャート具体的な期間
長期投資月足1年以上
中期投資週足3ヵ月~1年
短期投資日足3か月未満
デイトレード5分足1日

 

移動平均線乖離率の基本的な活用方法

 

移動平均線乖離率は逆張り投資向き

移動平均線乖離率は相場の買われすぎや売られすぎを判断するためのオシレーター系のテクニカル・ツールです。

ですから、逆張り投資で利用するのが一般的です。

 

大きく移動平均線から乖離した場合

大きく乖離した移動平均乖離率

参考:日経平均株価 日足チャート

 

なぜ移動平均線乖離率を相場で活用することができるのでしょうか?

上図のように25日移動平均線と株価が乖離した場合、乖離後には25日移動平均線に株価が戻ってきていることがわかります。

このように株価が大きく移動平均線と乖離した場合、

株価は移動平均線に戻ってくるという株価の特徴を利用した投資方法が移動平均線乖離率を利用した投資方法であるといえます。

 

移動平均線乖離率は銘柄によって異なる

移動平均線乖離率は銘柄や相場状況によってかなり違いが出る指標です。

ここでは具体的な事例を見ながら移動平均線乖離率について考えていきましょう。

一般的に移動平均線乖離率は25日線との乖離率が使われることが多いため25日線の移動平均線乖離率を使用していきます。

 

【日経平均株価の移動平均線乖離率】

日経平均株価の25日線移動平均線乖離率は-4.5875.628です。

日経平均株価の移動平均乖離率

 

【アエリアの移動平均乖離率】

ボラの高い新興銘柄であるアエリアの25日線移動平均線乖離率は-10.352~24.275です。

アエリアの移動平均乖離率

 

【急騰中の移動平均乖離率】

現在急騰中のコロプラの25日線移動平均線乖離率は-13.599~82.285です。

コロプラの移動平均乖離率

 

同じスパンの25日線移動平均線乖離率を3種類見てきました。

全く違う数値が出ていることがお分かりいただけると思います。

多くの記事を比較してみるとわかりますが、○%で売られすぎ、×%で買われすぎのように具体的な数値が出ている記事はありません。

移動平均線乖離率が銘柄によっても、相場状況によっても異なる数値が出るため決まった数値を算出できないからです。

 

普段から決まった銘柄の移動平均線乖離率をチェックしよう

見てきたように移動平均線乖離率は銘柄や相場状況によって、数値が異なるテクニカル指標です。

○%以上なら買われすぎなどといった決まりがないため普段から毎日相場をチェックできる人しか利用できないツールであるといえます。

ある意味、毎日相場をチェックしている専業トレーダー向きのツールだということができるため、

BNF氏にピッタリのツールだったといえるのではないでしょうか?

ですから、BNF氏にあこがれて25日線移動平均線乖離率を利用するということは兼業で投資する方には難しいといえます。

 

移動平均線乖離率を利用する際の注意点

移動平均乖離率の注意点

ロスカット値を先に決めておく

移動平均線乖離率を利用した逆張りの投資方法は自分が想定した相場と異なる動きをした場合、大きな損失を出してしまうこともあります。

よって、この逆張りのデメリットを回避するために、先にロスカット値を設定しなければいけません。

逆張り投資はロスカットありきの投資方法であると認識しましょう。

 

毎日相場と移動平均線乖離率をチェックする

移動平均線乖離率は見た目だけで判断することが可能なボリンジャーバンドやRSIと異なり、経験と努力が必要なテクニカル・ツールです。

ですから、毎日相場と移動平均線乖離率のチェックを怠らないように心がけましょう。

 

先入観が強く「決めつけ」タイプの人は利用しない

移動平均線乖離率は相対的な指標なので、○%で買われすぎといった決まった見方がありません。

よって、先入観が強く、「決めつけ」タイプの人には不向きの指標です。

特に注意したいのは、前述したコロプラ系の場合の移動平均線乖離率です。

「こんな異常な移動平均線乖離率はおかしい」と決めつけて、日計り売りに参加して爆損をしている人を良く見かけるからです。

 

実践編:移動平均線乖離率を活用した方法、ランキングをうまく活用!

下図はかぶたんの乖離率ランキングですが、どの証券会社でも移動平均線乖離率のランキングが存在します。

このランキングを活用すると簡単に大きく移動平均から乖離している銘柄を簡単に検索することができます。

株探の移動平均線乖離率ランキング

参考:株探

 

ⅰ.25日線マイナスカイリ(-10%)以上を検索する

参考:かぶたん

25日の移動平均乖離率のランキング形式

 

こちらは2019年9月27日時点での25日線マイナスカイリ(-10%)以上の銘柄です。

このように簡単に銘柄を探し出すことができます。

 

ⅱ.出来高から銘柄を絞りこむ

この中から出来高が上がっている銘柄を選択していきます。

出来高が急増している銘柄は投資家の注目が集まっている銘柄であるため、それだけ反発可能性が高くなるからです。

 

ⅲ.逆張りは先に売買ポイントを決めておこう

ラスクルの移動平均乖離率

参考:ラクスル(4384)日足チャート

 

出来高が急増し、投資家の注目が集まっていることがわかります。

また直近の安値付近でもあるためレンジであると判断している投資家が多く参加していることも見て取ることができます。

 

この場合、買いは5日移動平均線(3,545円)に乗った場面であり、利確は25日移動平均線(3,934円)と先に判断することができます。

また損切りは直近安値である3,395円割れに設定することがベターであるといえましょう。

 

まとめ

今回は移動平均乖離率についてご紹介してきました。

結論から申しますと、投資初心者が移動平均乖離率を活用する場合は売買ポイントがつかみやすいテクニカルリバウンド目当ての短期売買での活用がベターであるといえます。

うまく出来高と組み合わせて、勝率の高い銘柄をチョイスすることが勝利への近道であるといえるでしょう。

 

以上、BNF氏が愛用する「移動平均線乖離率」とは?実戦向きのテクニックも紹介。..でした。

 

 

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2019.07.05



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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。