【レンジ相場とは?】株式・FX相場を形成する!もみ合い&ボックス圏相場について徹底解説。

【レンジ相場とは?】株式・FX相場を形成する!もみ合い・ボックス圏相場について徹底解説!

 

株式取引やFXを行っていると、相場の価格が上下を繰り返して、中々大きな変化を見せない場面が出てきます。

このような相場を「レンジ相場」と呼びます。

 

家三郎
「もみ合い相場」「ボックス圏相場」とも呼ばれておる。

 

一見すると、レンジ相場は味気ない価格の動きを指しているように見えます。

しかし、実はこのレンジ相場の特徴を知ることで、株やFXで利益を出すことが可能になります。

 

今回は、このレンジ相場について、特徴や利用方法を解説していきます。

目次

レンジ相場とは

レンジ相場」とは、株価や為替が一定の範囲内で上下を繰り返しており、買い注文と売り注文が交互に起こっている状態です。

 

レンジ相場とは

 

相場の方向感が掴めず、投資家たちが迷っている状況を表します。

 

まるで箱の中に入っているかのような範囲内で数値が上下する様子から「ボックス相場」といわれたり、「もみ合い相場」とも称されたりしています。

 

また、業績発表やマーケットに大きな影響をもたらすようなニュースが不足しており、買うにも売るにも材料が不足している、こんな心理状態を反映しているのがレンジ相場となります。

 

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レンジ相場とトレンド相場の違い

そんなレンジ相場も、終わるタイミングは必ず来ます。

 

レンジ相場の中で、それまでは一定の範囲内で行ったり来たりしていた価格が、その範囲を突き抜けるタイミングが訪れます。

これが、「ブレイクアウト」という現象です。

 

レンジ相場が終わると、トレンド相場へ

 

これまで「買いだ!」「売りだ!」と両者のエネルギーが膠着していた状況が、ブレイクアウト発生により、どちらか一方にそのエネルギーが傾き、そのまま勢いづいて、トレンド相場が形成されます。

 

トレンド相場とは、上昇か下降か、一方向に明確な方向性が出ている状態を指します。

投資家にとっては、トレンド相場では、買いで入るか売りで入るか、非常に分かりやすく、利益が上げやすいです。

 

その為、FXや株のデイトレードで稼いでいる人たちは、レンジ相場がブレイクアウトし、トレンド相場になる瞬間を予測して、待ち構えています。

 

 

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レンジ相場の終わりは?三角持ち合いを用いた見極め方とエントリー

レンジ相場の終わりがいつなのかを予測することが出来れば、後はエントリーのタイミングを待つだけです。

 

ただ、「いつブレイクするのか」を見極められなければ、利益を出すことは難しいですので、負ける可能性が出てきてしまいます。

 

レンジ相場が終わるタイミングを見極めるために重要なのが「三角持ち合い」と呼ばれるものです。

三角持ち合い」とは、チャートとレンジ相場のラインが示す三角形型の相場のことです。

 

三角持ち合い」を理解できれば、投資初心者でも利益を出していくことが可能です。

三角持ち合いには種類がありますので、それぞれ確認していきましょう。

 

上昇トレンドとレジスタンスライン

価格の推移が上昇局面に入っていて、かつレンジ相場の上限ラインが一定であるとき、相場は上向きにブレイクする確率が高くなります。

 

相場の起伏を繰り返しながら、チャートのトレンドは上昇しているものの、中々上限ラインは更新されない状態です。

レンジ相場の一定した上限ラインを「レジスタンスライン」と呼びます。

 

この三角持ち合いでは、価格の動きが上向きになるので、上にブレイクされる期待が相場全体で持たれます。

もちろん、正確にブレイクするタイミングを予測することは厳しいですが、どこかのタイミングで上方向にブレイクします。

 

そのタイミングまで辛抱強くポジションをとる必要があります。

 

下降トレンドとサポートライン

チャートのトレンドが下降していて、かつレンジ相場の下限ラインが一定である場合、下向きにブレイクする確率が高くなります。

 

レンジ相場の一定した下限ラインを「サポートライン」と呼びます。

トレンドが下降傾向であるものの、中々下に突き抜けず、足踏みしている状態です。

 

「もうこれ以上は価格が下がらないだろう」という思惑が市場に反映されており、下がっては買いが進み、また下がって買いが行われる状態が継続しているのです。

 

この状態だと、どこかで相場が下振れに強まるので、「下方向」にポジションをとって取引することが肝要となります。

 

上昇トレンドと下降トレンド

レジスタンスラインとサポートラインが形成されず、上昇トレンドのラインと下降トレンドのラインが交錯している場合。

この場合は、上向きか下向き、どちらかにブレイクする確率が高いです。

 

ただ、上下どちらにブレイクするかは、チャートの傾向だけでは読み取ることが難しいです。

しばしば、経済会議や企業発表などの外部要因によって上下どちらかの下振れが決定づけられることが多いですね。

 

上昇トレンドと下降トレンドが交錯ししている場合は、投資初心者の方は静観しておいた方が無難です。

 

三角持ち合いは大きいほど良い?

三角持ち合いの傾向は、狭い範囲から長期間にわたる範囲まで、様々な場面で見られます。

一般的に、三角持ち合いの状態が長く続けば続くほど、ブレイク後の上昇、下降トレンドが大きくなります。

 

イメージとしては、三角形の形が大きなる状態です。

 

時間をかけて三角持ち合いが形成された場合、それだけ投資家たちが様子を見合っているということです。

一度ブレイクした後は、一気に売り、買いが進んでいくのです。

 

また、レンジ相場の幅が大きい場合も、ブレイク後のトレンドが大きくなる傾向にあります。

大きい三角持ち合いの中には、いくつかの小さな三角持ち合いが含まれます。

 

従い、目先の変化のみにとらわれず、マクロな視点で相場を見ることが重要になります。

 

他のトレーダーが気づいていない三角持ち合いに気づければ、利益を上げるチャンスになります。

 

 

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テクニカル分析を活用してレンジ相場で利益を出す方法

レンジ相場で利益を出していくためには、上記でお伝えした「三角持ち合い」を活用して、ブレイクアウト⇒ トレンド相場への移行のタイミングを狙っていくと、勝ちやすいです。

 

もう1点。

 

レンジ相場で形成された上値付近と下値付近とで、下値に近づいたら買い、上値に近づいたら売り、のように逆張りで利益をとっていく手法もあります。

 

後者のやり方では、チャートで上値と下値を見ながら、オシレータ系のテクニカル分析手法を活用することで、勝率高く利益を上げていくことが可能です。

 

チャート分析とテクニカル分析を活用してレンジ相場の逆張りに挑む場合、下記の指標を活用することが有効です。

 

 

それぞれ見ていきます。

 

RSIで見るレンジ相場

RSIは、買われすぎ・売られすぎを明確に見分けるツールです。

このようなグラフが出ます。

 

出典:Yahoo! ファイナンス

 

具体的には、70%以上が「買われすぎ」、30%以下が「売られすぎ」を示しています。

 

レンジ相場において逆張りする場合は、相場の過熱感が出ていないタイミングでのエントリー。

 

具体的には31~50%の時に買いを入れて、51~69%の売りを入れる、という方法でエントリーしていくと、利益を出しやすいです。

 

ボリンジャーバンドで見るレンジ相場

ボリンジャーバンドは、移動平均線を表す線と、その上下の値動きの幅を示す線を加えた指標です。

 

「値動きのほとんどが、このグラフの範囲内に収まる」という統計学の考え方を用いることで、レンジ相場における逆張りでの投資を可能にします。

 

レンジ相場が形成されるときは、5本線の幅が狭くなります。

 

バンドの幅が狭くなってきたときに、価格が中心線の下の線に触れたら「買い」、逆に中心線の上の線に触れたら「売り」と逆張り投資をすることで、上値と下値とをいったりきたりするレンジ相場の特性を活かして利益を出すことが出来ます。

 

出典:Yahoo! ファイナンス

 

ストキャスティクスで見るレンジ相場

ストキャスティクスはRSIと同じく、相場の過熱感を表す指標です。

30%以下であれば売られすぎのため買いのサイン、70%以上であれば買われすぎのため売りのサイン、という使い方をします。

 

そのため30~70%の間で推移してればレンジ相場である可能性が高いです。

 


出典:Yahoo! ファイナンス

 

複数の指標を活用することで、勝率を高める

レンジ相場に限らず、テクニカル分析を活用してエントリータイミングを探る際は、複数の指標を活用することで、勝率を安定させていくことが出来ます。

 

例えば、ボリンジャーバンドとRSIなど、複眼的に指標を見ていくことで、投資判断のブレが少なくなります。

 

また、テクニカル分析だけでなく、サポートラインやレジスタンスラインなどのチャートの動きも同時に検討することで、投資の精度を高めていくことが出来ます。

 

 

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ブレイク後のダマシに注意する!

レンジ相場がブレイクした後、すぐにレジスタンスライン、サポートラインを割って、相場が反発することがあります。

 

ブレイク後のダマシに注意する!

 

これを「ダマシ」と呼びます。

 

このダマシの存在が、レンジ相場で利益を上げることを難しくします。

 

ただ、レンジ相場のブレイクでダマシが起こっても、すぐに損切りしてはいけません。

というのも、ダマシ自体は頻繁に起こるもので、そのダマシが一時的なものか、そうでないのかを見極めることが重要だからです。

 

ダマシが発生した場合、その後のチャートの動きを観察しましょう。

 

レジスタンスライン、サポートラインを割って反転した後、再びチャートがブレイクする方向に動いた場合、そのままブレイクが継続する可能性が高くなります。

 

この場合、「ダマシ」は一時的なもので、ブレイクの動きは止まらず、トレンド相場が形成される可能性が高く、そのまま保有を続けていれば、利益を残せる可能性が高いです。

 

逆に、ダマシが起こってから、ブレイク方向へ価格が動いていかない場合、レンジ相場のブレイク自体が未完のものであったと分かります。

 

この場合は、再度レンジ相場が形成される可能性が高いので、保有しているポジションを損切りした方が得策です。

 

ダマシが起こっても、すぐにポジション変更をせず、チャートの動きを観察してから変更するようにしてください。

 

すぐにポジション変更をして、チャートの動きに合わせた注文を出してしまうと、機関投資家たちの餌食となってしまいます。

 

 

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まとめ

レンジ相場の傾向を掴むことで、投資で利益を出しやすくなります。

 

相場全体を見渡す際も、レンジ相場を知っておくと分析の精度が高まります。

 

レンジ相場においては、価格が上値と下値を往復すること、それを逆手に、テクニカル分析を活用した逆張り投資をすることで、利益を出せます。

 

また、レンジ相場がブレイクするタイミングは、三角持ち合いを利用して、ある程度予測することが可能です。

 

ただ、中には投資初心者ではブレイクの区別がつきづらいものもあるので、過信することは禁物です。

まずは、チャートをじっくり観察して、三角持ち合いを見つける練習を積んでいくことを心掛けてみてくださいね。

 

 

以上、【レンジ相場とは?】株式・FX相場を形成する!もみ合い・ボックス圏相場について徹底解説!…でした。

 

 

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2019年7月5日

 

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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。