「働かずにお金を受け取れる不労所得をつくって、時間やお金に余裕がほしい」
王道的な「不労所得」の方法として有名なのは、株式投資・不動産投資や、インターネットを利用しビジネスをする人が多いでしょう。
「不労所得」を得るにはさまざまな方法があり、必要な初期費用や労働量はビジネスによって異なるものです。
今回のコンテンツでは、不労所得の意味や実際に収入源を作る方法について解説します。
目次
Contents
不労所得とは?
従来では働かずにお金を稼ぐ方法はなく、不労所得という言葉はあまり使われませんでした。
終身雇用である日本では会社で働いてお金を稼ぐ労働者が大半であり、投資やビジネスで稼ぐのは少数だったからです。
しかし、2000年に発売されたベストセラー作品「金持ち父さん貧乏父さん」の中に「不労所得」という言葉が使われていました。
そこから、一般的にも不労所得が知られるようになりました。
不労所得の意味は「お金を受け取るために労働する必要がない所得」です。
働いていない時でも利益が発生して、労働以外のことをしているときでも収入を得られるのが不労所得のメリット。
不労所得の語源は「Passive Income」であり、日本語に直接訳すと「受動的所得」となり、これは全く働かなくて良いという解釈ではありません。
ビジネスを立ち上げたり投資したりする労働をすることで、受動的に所得を得られるのです。
不労所得が欲しい人は、そもそも働かずにお金を手に入れる方法はないことを知っておきましょう。
(目次に戻る)
投資して不労所得を得る方法
既に多額の資産を保有している人であれば、株式や不動産などに投資することで実質的な不労所得が得られるでしょう。
お金でお金を増やせるので、労働量は極限まで減らすことができるメリットがあります。
代表的な投資先として有名な株式と不動産から得られる不労所得を詳しく見ていきましょう。
株式投資
多額の資金で企業の株式を売買することで、配当金や売却益(キャピタルゲイン)といった利益を得られるのが株式投資です。
企業によっては株主優待を提供するところもあり、購入できる株数が多いほど有利に利益を得られます。
株主優待でお得な銘柄は弊サイト「マネリテ!」でも紹介していますので参考にしてみてください。
本格的な売買を行う投資には必要な知識やテクニックが多くあり、利益をプラスにするには難易度が高いです。
しかし、配当、優待を目的に株式投資をするのであれば、手頃な不労所得を得る方法としては賢いといえます。
投資信託
投資信託は、ファンドに運用を任せることができ、利益が出るのであればそれは不労所得と言えるでしょう。
投資信託は「どのファンドマネジャーに運用を任せるか」を判断する必要がありますが、その後は特に何もすることはありません。
本業に集中しながら、四半期ごとの運用成績を確認するだけですので、銘柄選択さえ間違えなければ、良い収入源になるでしょう。
不動産投資
戸建てやマンションを購入して、人に部屋を貸して賃貸収入を得られるのが不動産投資です。
扱う不動産の数を増やすことで不労所得は増えていき、少ない労働で多額の資金を得られます。
株式投資よりも自分で対処できる部分が多くあり、コントロールしやすいのが不動産投資のメリットです。
不動産に興味がある人には不動産投資をすすめます。
しかし、不動産の場合は初期投資が大きく、なんどもトライアンドエラーが繰り返せないデメリットがあります。
まずは、投資の初心者であれば、小学から開始ができる株式、投資信託への投資が良いでしょう。
(目次に戻る)
ビジネス・商売で構築する不労所得とは?
「投資するための資金はないけど、不労所得を手に入れたい」と思う人もいるはず。
スマホやネットが普及した今では、個人でもインターネットを活用して不労所得を得られます。
初期費用をかけることなく不労所得が欲しい人にオススメの方法は以下の3つです。
● Youtube
● アフィリエイト
● アプリの販売
● コピーライティング
Youtube
料理やVtuber、ゲーム実況といったアイデアを企画して、動画を投稿することで広告収益を得られるのがYoutubeです。
知名度を上げることで会社員の給料を超える不労所得を得られる可能性は秘めています。
例えば動画の1再生につき0.1円の収益が発生するとして、10万回は再生される動画を毎日投稿するとします。
すると1ヶ月に最低30万円の広告収益が発生して、Youtubeからの不労所得だけで生活費を稼げるのです。
もちろん動画の再生数を増やすのは簡単ではありませんし、今では広告収益を得るための制限があります。
収益を得るために必要なYoutubeパートナープログラムに参加するには、以下の2つの条件を満たすことが必要です。
● チャンネルに投稿した動画の総再生時間が過去1年間で4,000時間以上
● チャンネルに対する登録者数が1,000人以上
企画から撮影、編集といった作業が苦にならない人であれば、Youtubeで動画を発信し続けられるはず。
稼ぐには時間がかかるため、好きなことを動画で発信し続けたい人にオススメです。
ブログ・アフィリエイト
自分のブログやWebサイトに広告を貼って、紹介料や広告収益を得る方法がアフィリエイトです。
ユーザーが求める情報をうまく提供することで、Youtubeと同じく多額の収益を稼げます。
アフィリエイトには複数のジャンルがあり、自分が興味ある分野を宣伝できるのがメリット。
具体的にはクレジットカード、転職、ダイエット、脱毛といった分野があります。
ユーザーを自分のWebサイトに集客するにはSEOが一般的であり、検索上位を獲得することでアクセス数が増えるものです。
アクセスが多ければ広告を見る人が増えて、結果的に広告収益を稼げます。
今ではアフィリエイトに参入する競合が多く存在して、稼ぎ続けるには毎日記事を書いて更新し続けることが必要です。
Webサイトの更新や記事作成を外注することで、うまく不労所得を受け取れます。
アプリの販売
スマートフォン向けのアプリを開発して販売することにより、販売収益から不労所得を得ることは可能です。
売れるアプリを販売できれば広告収益よりも多額の収益を得られる場合があります。
「プログラミングやデザインの設計が分からないからアプリを制作できない」と考える人はいるはず。
確かにアプリを開発するには専門知識が必要ですが、アプリを販売するなら専門知識がなくても大丈夫です。
アプリのアイデアを企画した上でプログラマーやデザイナーなどに外注すれば、アプリを作れない人でもアプリを販売できます。
実際に「プログラムもできない僕はこうしてアプリで月に1000万円稼いだ」という人もいるのです。
Youtubeと同じく競合が多くて厳しい面もありますが、アプリの販売はスマホアプリに興味がある人にオススメの稼ぎ方です。
コピーライティング
チラシやLPといった広告には文章があり、宣伝文章を書くことがコピーライティングです。
コピーライティングによって商品の売上を増やすことで、売上の一部を不労所得として受け取れます。
必要な知識量、そしてセンスが必要ですが、一流のコピーを書けるようになれば多額の不労所得を得ることが可能です。
文章を書くことに興味がある人にはコピーライティングを募集している企業に積極的に応募してみましょう。
(目次に戻る)
まとめ
不労所得を得るには投資だけではなく、インターネットビジネスや組織を作って管理する立場で商売をするなどの方法もあります。
自分の興味や資産状況から適切な方法を選び、不労所得を得るために努力してみましょう。
以上、不労所得とは?実際の事例から収入源(仕組み・システム)を構築する方法を解説。…の話題でした。