優良株でとにかく高配当な銘柄3選(ソフトバンク・オリックス・住友商事)の魅力を分析して紹介する!

優良株でとにかく高配当な銘柄3選(ソフトバンク・オリックス・住友商事)の魅力を分析して紹介する!

株式投資を始める理由が配当金を毎年受け取りたいからという方も多いのではないでしょうか?

 

秀次郎
毎年お金を貰えるのは非常に嬉しいですからの!
信太郎
そうじゃの。ところで配当金投資をする上でどのような銘柄がいいんじゃ?
秀次郎
勿論、高配当利回りで業績も堅調な銘柄がいいですね!

 

本日は優良株でありながら、とにかく高配当な銘柄3選(ソフトバンクG・オリックス・住友商事)について分析を交えて紹介していきたいと思います。

ソフトバンク株式会社(9434):6%近い配当利回りを実現する高い配当性向

ソフトバンク株式会社はソフトバンクグループの中核企業をなす通信事業会社です。

 

【9434】高配当利回りが魅力のソフトバンクの株価推移を予想する!IPOの公募価格を上回り今後はテイクオフか!?

2019.09.12

 

ソフトバンクグループについては以下で詳しく分析しています。

 

【9984】ソフトバンクグループの有利子負債が15.7兆円と巨額!持続可能性と株価の今後の見通しを予想する。

2018.11.19

 

ソフトバンクグループが保有していた国内通信事業を纏めて2015年度に設立され、記憶に新しい2018年12月に上場されました。

ソフトバンク株式会社の高い配当性向

2019年3月期は半期分の37.5円が配当金として拠出され2019年4月26日時点の株価1,312円ベースで配当利回りは2.8%となります。

 

秀次郎
2.8%であれば、それほど高配当というわけではありませんね。どういうことですか?
信太郎
あくまで半期分じゃからな。通期でみると75円分が拠出され現在の株価ベースでは5.6%ということになるぞ!

 

ソフトバンク株式会社は最新の決算資料で配当性向を85%にすることを明言しています。

ソフトバンク株式会社の決算資料における配当性向の高さ

ソフトバンク決算資料

 

秀次郎
配当性向ってなんですか?
信太郎
純利益に対する配当金の利率じゃ。配当性向85%ということは1000億円が純利益なら850億円を配当金として拠出するという意味じゃ。

 

2019年3月期の純利益4200億円をベースにすると配当性向85%とすれば配当金総額は3,570億円となります。

発行済株式数は47.87億株となりますので、現在の利益水準で算出する来年の1株あたりの配当金は74.57円(≒75円)となります。

 

信太郎
利益が上昇すれば、更に配当金の金額も増額されることが期待できるぞ!

 

安定した利益と高いROE

最初に申し上げた通り、ソフトバンク株式会社はソフトバンクグループから国内通信事業が切り離されて上場された会社です。

特に携帯事業からは毎年安定した収益が見込まれます。

以下今年度を含めたソフトバンクの3年分の業績をみると非常に安定していますね。

 

 

信太郎
昨年上場したばかりで、データは少ないが売上高は右肩あがりで純利益も上昇基調であることがわかるな。

 

更に特筆すべきはROEの高さです。

ROEは3年間28.67%→57.63%→34.78%というとんでもない数値を記録しています。

 

秀次郎
日本企業の平均が10%ですからね。ソフトバンクのROEは非常に高くて以前紹介したアップルの40%に近い水準ですね。

 

ソフトバンク株式会社のROEとROA

 

信太郎
ROAも約10%で高いの!
秀次郎
ROEとROAの差があるということは、負債比率が高いということですね。大丈夫なのですか?

 

 

以下はソフトバンク株式会社のバランスシートです。

2018年12月時点では有利子負債が固定負債だったのですが、返済期限が近くなり流動負債になっています。

普通の会社であれば危機的な状況なのですが、ソフトバンクグループの中核企業であることと安定収益が得られることを忘れてはいけません。

 

ソフトバンク株式会社のバランスシート

 

有利子負債は借り換えで期限が延長され固定負債になることが想定されます。

仮に借り換えしないとする場合も新たな借入やソフトバンクグループからの融資で問題はないでしょう。

 

信太郎
銀行としても利子が欲しいし、貸付先を見つけるのに困っている環境下、敢えて早く返済しろとは言ってこないじゃろうな。
秀次郎
結果的に高ROEが持続するということですね!株価自体の上昇も十分期待できますね。

 

PERも15倍という水準でROEの高さからすると非常に割安な水準なので優良かつ高配当という条件を満たしている企業ということができますね。

オリックス(8591):業績堅調で10年連続増配を実施!

オリックスといえば野球を思い浮かべる方が多いと思いますが、国内トップの総合リース会社として君臨しています。

リース??と思われた方も多いと思いますので、簡単に説明します。

まずは以下はオリックスの説明です。

 

お客さまが選定した動産を、オリックスがお客さまに代わって販売会社から購入し、リース料をお支払いいただくことで、お客さまにお貸しする取り組みです。IT機器、工作機器、一般設備機器などの動産が対象になります。(引用:オリックス)

 

オリックスが販売会社から様々な機会を購入して、期間を限定して顧客に貸し与えてお金を頂くというモデルですね。

 

信太郎
顧客は貸してもらっている料金としてお金を払うので賃貸のようなものということじゃな。買うほどでもないものをレンタルする感じじゃ。

 

オリックスによるリースの説明

それでは配当金について見てみましょう。

連続10年増配を実施する高配当企業

オリックスは2019年度の配当金は76円が予想されており、2019年4月26日時点の株価1571円ベースで計算すると配当利回りは4.83%となっています。

 

信太郎
更に重要なのは10年連続で増配を行なっているということじゃ。

 

以下は2008年からの配当金実績ですが、2009年から2019年まで配当金を増配し続けています。

配当金
2008年度26
2009年度7
2010年度7.5
2011年度8
2012年度9
2013年度13
2014年度23
2015年度36
2016年度45.75
2017年度52.25
2018年度66.0
2019年度76.0

 

グラフにすると以下の通り、オリックの増配は右肩上がりであることが鮮明ですね。

オリックスの配当金の過去10年の推移

オリックスHP

 

以下は2009年からの株価の推移です。

仮に2009年時点つまり株価が500円の時にオリックスに投資をしている人は、現在の1株76円という配当金ベースでの配当利回りは15.2%ということになります。

 

信太郎
優良増配企業は早く投資すればするほどお得ということじゃな。

 

オリックスの過去10年の値動き

 

右肩あがりの業績!一時的に業績が低く割安な今年が仕込み時!?

オリックスの業績は以下の通り右肩上がりとなっています。

オリックスの売上高、営業利益、経常利益、純利益

なんと2009年から2018年までのEPS(=1株あたり純利益)の年平均成長率は34.4%。

驚異的な成長を実現してきています。

EPSについては詳しく「 EPS(Earnings Per Share)とは?株価とPERとの関係を含めてわかりやすく解説。」で解説していますので参考にしてみてください。

 

信太郎
業績に裏打ちされた形で配当金を増配しておることがわかるの!

 

オリックスのEPSの過去10年の推移

株価水準としても現在12末までの決算が悪かったことにより株価は下落しています。

12末時点で昨年度に比べて8%減少となっていましたので、仮に3末決算で昨年度のEPSより10%下落したとしてもEPSは220円となります。

現在の株価は1,571円なのでEPSを220円と考えて計算するとPERは7.1倍と非常に割安になっています。

業績が落ちている原因も昨年度の一過性要因の増益と、今年の保険事業の運用収益の減少という一過性のものという可能性が高いです。

優良企業の株価売り込まれた時こそ仕込み時ということはバフェットも言っていますからね。

非常にお得な水準であるということが出来るでしょう。

 

バフェットの言葉について詳しくは、「 ウォーレン・バフェットが考える株式銘柄の買い時(タイミング)を株価サイクルの上昇・下落・調整などの局面から解説。」も参考にしてみてください。

 

住友商事(8053):高配当業界総合商社の中で最高の5%近い配当利回り

最近は就活生に対する不祥事で世間を悪い意味で賑わしてしまった住友商事です。

しかし、企業としては財閥系総合商社としてプレゼンスを発揮しています。

 

【8053】高配当利回りで割安な「住友商事」の株価を予想!長期保有に適した優良株を分析する。

2019.08.27

 

近年は伊藤忠商事に純利益水準では抜かされていますが、株価が非常に割安なので仕込みやすい総合商社株となっています。

 

増配基調の配当金と株価の下落で配当利回りは総合商社最高

住友商事は株価は2019年4月26日時点で1,589円です。

年間配当金は75円となっており配当利回りは4.7%と5%近くなっています。

以下hが2014年からの配当金の推移ですが安定して増加基調ですね。

住友商事の配当金の推移

 

信太郎
直近株価が下落していることも配当利回りの上昇に一役かっておるな。

 

住友商事の過去10年の株価

 

配当金が高い会社では株価がある程度まで下がると、配当利回りが上昇するのですかさず配当金投資家の買がはいります。

 

秀次郎
つまり、下落耐性が強いということですね!現在の水準はかなり魅力的な水準ですな。

 

復調基調の業績と割安な株価水準

以下は住友商事の1株あたり純利益(=EPS)と1株あたり純資産(=BPS)の推移です。

住友商事のEPSとBPS

今年度はまだでてませんが、昨年度時点でBPSは2048円、EPSは247円となっています。

一方株価は1,589円ということを考えると、BPSだけで既に株価1,589円を超えています。

 

秀次郎
PBRという指標で考えると0.77倍という圧倒的な割安度です。

 

更にEPSも247円なのでPERという水準で考えると6.43倍という割安な総合商社業界の中でも三井物産と並んで最も割安な水準となっています。

PERについては詳しく「 【株式投資における重要指標】PER(株価収益率)/PBR(株価純資産倍率)とは?概要とその適正値(及び目安)をわかりやすく解説。」で解説していますので参考にしてみてくださいね。

 

信太郎
日経平均のPERが13倍で割安と言われていることを考えると、如何に割安かはご理解いただけるじゃろう。

 

PERが6倍というのはわかりやすい例を用いて例えると、1200万円の不動産の家賃収入が毎年税後で200万円ということを意味します。

圧倒的に割安なレベルですので、非常に投資妙味が高い銘柄といえるでしょう。

総合商社は配当利回りが高く、総じて割安なセクターですので以下も参考にしてみてください!

 

 

『お金の学校』で銘柄分析の素養を身につけよう!

株式投資は勉強すればするだけ成果がでる魅力的な投資手法です。

総合商社で為替トレーダーを行なっていた筆者からするとFXや仮想通貨は理論が存在せず魅力的な投資手法とはいえません。

しかし、株式投資は理論的に株価を想定することが出来ます。

更に資本主義が産声をあげた18世紀から歴史的に継続して最も高いリターンをあげているのも株式投資なのです。

 

株式投資で成功するためには勉強が必要なのですが、どう勉強していいか分からない人は多いのではないでしょうか。

確かに株式投資本を読み漁るのも一つの手なのですが、そもそも長期間活用が可能な手法かどうかも見極めるのも難しい点です。

 

私が実際に受講している『グローバルファイナンシャルスクール』(=GFS)では、著名投資家や経済のエキスパートから生の講義を受けることができます。

株式投資の基礎から実践まで学ぶことができ、間違いなく長期的な資産形成ができる礎を築くことができる内容んなっています。

以下で詳しくまとめていますので参考にしてみてください!

 

 

 

まとめ

本日は高配当というだけでなく、配当の安定性、配当の成長率、銘柄として割安な優良銘柄を紹介していきました。

 

■ ソフトバンク株式会社:

通信業者ということもあり収益力は安定しており配当性向は85%と高水準で配当利回りは6%近い水準。

更にレバレッジをかけた運営を行なっていることもありROEは30%以上の超高水準で株価成長も期待できます。

■ オリックス:

オリックスは10年間増配を実現しており配当利回りは現時点でも5%程度を実現。(10年前に投資していれば15%!!)

2019年度は利益が落ち込み株価が下落しているので、仕込みどきのチャンス。

■ 住友商事:

増配基調で配当金は総合商社最大の5%近い水準を実現。

株価はPER、PBRともに非常に割安で株価は過少に評価されすぎている水準で魅力的。

以上、優良株でとにかく高配当な銘柄3選(ソフトバンク・オリックス・住友商事)の魅力を分析して紹介する!…でした。

 

【株の配当金生活に必須の全知識】失敗しないおすすめ高配当・優良銘柄(日本・米国)も一挙に紹介!

2019.07.04



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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。