手数料が安い優良ファンドを多く取り揃えている「たわらノーロード・シリーズ」。
楽天証券のiDeCoの運用商品として取り入れられています。
今回は安全性の高さが魅力の先進国の債券に投資することができる、たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)はどのような投資信託であるのか?
その魅力を考察していきたいと思います。
また併せて、たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)の投資効率についても分析していきたいと思います。
Contents
たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジなし)の基本情報
ここではたわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)の基本スペックをご紹介していきます。
名称 | たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし) |
投信会社 | アセットマネジメントOne |
単位型or追加型 | 追加型 |
国内or海外 | 海外 |
投資対象資産 | 債券 |
備考 | インデックス型 |
たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)の特色は以下になります。
①:FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジなし)に連動する投資成果をめざして運用を行います
②:購入時および換金時に手数料がかからないノーロードファンドです
③:年1回決算
人気の秘密
ここではたわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)の人気の秘密を解析していきたいと思います。
先進国の債券に投資することができる
たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)では主として「外国債券パッシブ・ファンド・マザーファンド」への投資を通じて、先進国の債券に投資を行っています。
ⅰ.組入上位10銘柄
銘柄 | 種類 | クーポン | 通貨 |
US TN/B 2.625 08/15/20 | 国債 | 2.625% | アメリカ |
US TN/B 3.5 08/15/20 | 国債 | 3.5% | アメリカ |
US TN/B 2.0 05/31/21 | 国債 | 2.0% | アメリカ |
US TN/B 1.35 04/30/20 | 国債 | 1.35% | アメリカ |
US TN/B 1.35 04/30/21 | 国債 | 1.35% | アメリカ |
US TN/B 2.0 02/12/22 | 国債 | 2.0% | アメリカ |
US TN/B 2.125 08/15/21 | 国債 | 2.125% | アメリカ |
US TN/B 1.875 06/30/20 | 国債 | 1.875% | アメリカ |
US TN/B 2.0 11/15/21 | 国債 | 2.0% | アメリカ |
US TN/B 2.125 12/31/21 | 国債 | 2.125 % | アメリカ |
たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)の上位の組み入れ銘柄を見ると全て国債で運用していることがわかります。
よって、破綻リスクが低い安全性の高い債券で運用していることがわかります。
また、高い利率のアメリカ債券が中心になっています。
ⅱ.投資国構成比
投資先 | 種類 | 比率 |
アメリカ | 国債 | 46.05% |
フランス | 国債 | 9.60% |
イタリア | 国債 | 8.4% |
ドイツ | 国債 | 6.55% |
イギリス | 国債 | 6.27% |
その他 | 国債 | 20.49% |
コールローン、その他の資産 | コールローン、その他の資産 | 2.64% |
たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)は97.36%を国債で運用していることがわかります。
先進国の国際で運用しているため、非常にリスクの低いファンドであることがわかります。
このように、たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)では低リスクの先進国への債券に分散投資を行っていることがわかります。
投資リスクが低い債券に投資することができる
たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジなし)が投資している債権は価格推移が激しい株式と違い比較的リスクの低い投資先であるといえます。
上図は設定来のたわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)の基準価格の推移です。
およそ8.500円~10,000円のレンジで推移していることがわかります。
比較して、同時期の日経平均株価は14,864円~24,448円と大きな幅値で推移しています。
このように、たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)は安定性の高い債券で運用しているため、価格推移も穏やかで投資しやすいファンドであるといえます。
ノーロード商品のため、手数料が安い!
たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)はノーロード商品のため、手数料が安く設定されています。
≪たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)の手数料≫
申込手数料 | なし |
解約手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬 | 0.1836% |
このようにたわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)の手数料は信託報酬のみの設定です。
ですから年率0.1836%の信託報酬だけで投資することができます。
またたわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)は購入手数料がかからないためキャピタルゲイン(投資信託売買益)目当ての短期売買も手軽に行うことも可能です。
見てきたように、たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)は魅力的なファンドであるといえます。
3 編集部の独自見解! たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)をおすすめする理由
ここでは、たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)をおすすめする理由をご紹介していきます。
≪㊙情報!たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジあり)からの考察≫
同じ、たわらノーロード・シリーズの先進国債券投資ファンドである『たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジあり)』の設定来からの基準価格の推移です。
為替ヘッジありのファンドは長い持ち合いから上値ブレイクをしてグングン基準価格が上昇していることがわかります。
比較して出遅れ気味のたわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)の基準価格です。
しかし、ブレイク寸前に基準価格が位置していることがわかります。
どちらのファンドもほぼ同じ先進国の債券に投資していることから、
今後たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)の基準価格も高確率で上値ブレイクする確率が高いといえます。
投資効率
設定されてからおよそ3年ほどのたわらノーロード先進国債券(為替ヘッジなし)の投資効率ですが、現状は若干マイナス運用になっていることがわかります。
マイナス運用の理由としては、現状株価が順調に推移しているため、資産が債券よりも株式などに投資されていること、
およびたわらノーロード先進国債券(為替ヘッジなし)がレンジで推移していることが挙げられます。
しかし、今後たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)の基準価格はレンジブレイクする可能性が高いこと、
ノーロード商品のため手数料が非常に安く設定されていること、
および今後の株価指数の推移が不透明であることを合わせ考慮すると、
たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)は現状「買い」であると考えられます。
たわらノーロードがおすすめの人~投資初心者〜
ここでは安全資産に堅く投資することができるたわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)がおすすめなのは「投資初心者」であることをご説明していきます。
売買のポイントがわかりやすい
投資で最も難しい点は「利確」です。
大部分の投資家が自分の欲に負けて、利確ポイントを逃し、プラス投資家からマイナス投資家になっています。
その点たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)は先行指数であるたわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジあり)が存在するため、利確のポイントがわかりやすいファンドです。
よって、投資初心者でも投資から利益が上げやすいファンドであるといえます。
先進国の国債への投資はリスクが低い
国債は国が発行する債券です。
いうなれば、国の借金ということができます。
国債が破綻するということは、その国が破綻するということです。
先進国のアメリカやヨーロッパ諸国が破綻することはあるのでしょうか?
結論から申し上げますと、日本が破綻するリスクのほうが高いといってよいでしょう。
資産の分散投資といった側面から見てもたわらノーロード先進国債券(為替ヘッジなし)に投資することは合理的であるといえます。
このように投資リスクが低く売買しやすいたわらノーロード先進国債券(為替ヘッジなし)は投資初心者向けのファンドであるといえます。
まとめ
今回はたわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)の詳細や投資効率を見てきました。
たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジなし)は投資初心者向けの優良ファンドであることがお分かりいただけたと思います。
円安時を狙って、安く購入していきたい商品です。
以上、評判の『たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジなし)』とは?気になる投資効率を含め徹底評価!…でした。
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