『一番儲かる』『今買うべき』投資信託とは?人気の二大投信の比較を通して考察する。

『一番儲かる』『今買うべき』投資信託とは?人気の二大投信の比較を通して考察する。

投資信託は年々取扱数が増えて大手証券会社である楽天証券やSBI証券で取引できる投資信託は2700本近くにのぼります。

秀次郎
選択肢が多いのは嬉しいのじゃが、結局何が一番儲かるかしりたいんじゃが….。
信太郎
うむ。以前長期投資に適した投資信託の選び方については説明したが、今回は結局一番儲かる可能性の高い投資信託はどれなのか?という点に絞って説明してゆくぞ!

今回は常に人気ランキングで上位を独占している、ひふみ投信が証券会社で購入できるよう組成してある『ひふみプラス』。

そして、バンガード社の看板商品VTIを日本円建で更に配当金再投資を行えるように楽天が組成している『楽天全米株式インデックスファンド』(楽天VTI)

この両者の比較を通して、どちらが、一番儲かる可能性が高い投資信託なのかという点を紐解いていきたいと思います。

共通点:つみたてNISAの対象商品に選出=金融庁から長期投資に向いているとのお墨付き

つみたてNISAは2018年からできた制度で年間40万円の非課税投資枠を20年間にわたって付与する制度です。

▶︎ つみたてNISAのメリットとデメリットをNISA(ニーサ)と比較してわかりやすく解説する。どんな人におすすめの制度なのか?

つみたてNISAは金融庁が厳選した長期投資に適した160本程度の投資信託又はETFしか購入することができません。

①:インデックス型投資信託142本
②:アクティブ運用型投資信託17本
③:ETF3本
(引用:つみたてNISA運用指定商品一覧)

秀次郎
殿!インデックス型とアクティブ型とETFの違いはなんですか?
信太郎
インデックス型・アクティブ型は後で説明するが、ETFは通常の株式のように株式市場が開場してる時間に価格が刻一刻と変化して、いつでも売買できる特殊な投資信託じゃ。

▶︎ ETFとは?その仕組みと一般投資信託との違い・取引するメリットデメリットをわかりやすく解説します。

以下はつみたてNISAが発足した当時の金融庁によって策定された選定基準ですが、厳しい基準を乗り越えていることがわかると思います。

金融庁がつみたてNISAに選定する基準
(引用:金融庁)

つみたてNISAは長期的な資産形成ん適した投資信託を選定していますが、結局短期的な利益を狙うと博打的な要素が大きくなってしまいます。

特にレバレッジ型の投資信託は大きく損をしてしまう可能性が高いので余程相場観に自信がある場合以外は避けましょう。

相場があまり動かないもみ合い相場であってもレバレッジ投資信託では損失が発生する仕組みとなってしまいます。

▶︎ レバレッジ(ブル・ベア型)投資信託の仕組みとメリット・デメリットを紐解く!基準価格が一定でも大損する可能性あり?

 

相違点①:投資対象米国株か日本株か – 成長性の高い米国に軍配-

投資対象が楽天VTIは米国株式市場全体に対して、ひふみプラスは日本株式市場全体となっています。

まず成長性については圧倒的に米国に軍配があります。

▶︎ 米国株投資の魅力と個別株・ETFの注目銘柄をわかりやすく解説!おすすめの証券会社はどこなのか?

米国日本
成長率2%-3%0%-1%
人口増加
(〜2100) 
減少加速
インフレ率2%近辺1%未満
ROE平均12%8%
ROA平均3.5%2%

ご存知の通り日本は少子高齢化の影響で人口が減少し2053年には1億人を割り込むと見られています。

一方米国は移民が流入し続けることにより人口は増加を続け、現在の3.2億人が2100年には4.5億人にまで増加することが予想されています。

信太郎
国とは人じゃからな。単純に人が増加すれば国力も増強され経済も発展するのじゃ。

 

次にインフレ率ですが、日本はデフレから抜け出したとはいえ殆ど0%にしかすぎませんが、米国は2%程度のインフレとなっています。

 

秀次郎
インフレがどう成長率と関係してくるのじゃ?
信太郎
サル。わしがそちに渡しておる給料をあげたらお主はどうしたい?
秀次郎
そうですな。家を買って、少しレベルの高い茶会に行って、美味しいもの食べて、それから….
信太郎
まさにそういうことじゃ。賃金が上がれば人々の『欲しい』という気持ちが高まり需要の増加に応じて製品・サービスの価格も高くなる(=インフレ)のじゃ!

2%程度のインフレというのは給料の上昇と人口の増加に伴って国内の需要が増加し健全に成長をしていることを表している指標になるのです。

ゆえに各中央銀行がインフレ率2%を金融政策のターゲットとしているのです。

また国家全体の動向に加えて企業がいかに効率的に利益を上げられているかというROEで比較しても米国は日本よりもはるかに超越した数値を示しています。

▶︎ ROE(自己資本利益率)/ROA(総資産利益率)とは?計算方法と基準としての目安をわかりやすく解説

日米のROE比較

参考:みずほ証券

ROEは投資の神様バフェット氏が重要視している指標で12%と8%では株主資本(株主が投資した資本)を100億円とすると10年間で以下のような差が発生します。

米国12%日本8%日米差
(米国-日本)
0年目1001000
1年目1121084
2年目1251179
3年目14012615
4年目15713621
5年目17614729
6年目19715939
7年目22117150
8年目24818563
9年目27720077
10年目31121695

 

10年後には株主資本は米国は日本1.5倍になる計算となります。

秀次郎
ROEが数%違うだけでえらいちがいですな。

一方、米国株式市場全体のPERは16倍程度であるのに対して、日本の代表的な指数であるTOPXは11倍程度と割安度については日本に軍配があります。

しかしPERは今後の期待値を込めた投資家の評価という側面もあり、今後の成長性が期待できる米国株式市場の方が評価が高いには至極当然のことであるといえるでしょう。

信太郎
先程の株主資本の例の通り、やはりROEの高さや成長率の高さの方が将来的にみて重要になってくるのじゃ!

相違点②:インデックス型(=パッシブ型)投資かアクティブ型投資か

また楽天VTIはインデックス型でひふみプラスはアクティブ型という大きな違いがあります。

要点
  • インデックス型はアクティブ型に対して低い手数料で良好な成績
  • 楽天VTIは米国株式インデックス型でひふみプラスは日本株アクティブ型
  • ひふみプラスの成績は近年TOPIXと連動してほぼインデックス型
  • 両方をインデックス型と捉えると手数料の安さと米国株の魅力で楽天VTIに軍配

インデックス型投資信託とアクティブ型投資信託の違い

インデックス型というのは日本でいえば日経平均・TOPIX、米国でいえばS&P500やダウ平均などの指数に連動する成果を目指す投資信託で、

アクティブ型の投資信託というのはインデックスに対してプラスのリターンをあげることを目標とした投資信託です。

信太郎
アクティブ型の投資信託は銘柄選定のための調査費や人件費がかかりインデックス型の投資信託より手数料が高く設定されておることも忘れてはいかんぞ!

両者ともに購入手数料は無料ですが、信託手数料は楽天VTIが0.1696%の一方、ひふみ投信は1.0584%となっております。

秀次郎
また歴史的にいてインデックス型の投資信託の方がアクティブ型の投資信託よりも高い成績を上げていることが確認されておるぞ!

▶︎ 投資信託の「アクティブ型」「パッシブ型(インデックス)」とは?どちらが儲かるのか、実際のリターンなどデータでわかりやすく解説

楽天VTIは米国株全体のインデックス型投信

楽天VTIは超小型〜超大型までなんと4000株の時価総額加重平均指数であるCRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動する成果を目標に運用された時価総額加重平均型のインデックス型です。

秀次郎
時価総額加重平均ってなんじゃ??

日本でいうとTOPIXが東証一部の時価総額加重平均なのですが、例えば時価総額が企業A〜Cで以下のようであるとすると

企業A:時価総額600億円
企業B:時価総額400億円
企業C:時価総額200億円

A:B:Cを6:4:2の割合で組み合わせて指数を形成します。

信太郎
つまり楽天VTIは米国の企業を時価総額の順に組み合わせた指数と連動したパフォーマンスを上げることを目標としておるわけじゃ。

ひふみ投信はアクティブ型だがTOPIXとほぼ同様の値動き

一方、ひふみ投信はTOPIXに対してプラスのリターンをあげることを目的としているアクティブ型の投資信託じゃ。

信太郎
以前は調子よかったんじゃが、直近は結果的にTOPIXとほぼ同じ動きに終始してしまっておるぞ。
直近2年のひふみプラスの動き vs TOPX

引用:ひふみ投信月次レポート

 

秀次郎
以前は大幅に良い成績じゃったのにどうしてしまったんじゃ?
信太郎
そうじゃな。カンブリア宮殿出演以降投資家が増えすぎたことで以前の小型株運用から大型株中心のポートフォリオに変わったのが大きいの。

人気になりすぎたがゆえにレオスキャピタルは本来の持ち味である小型株運用が行えなくなってきているという自己矛盾を孕んでしまい結果大型株中心の投資スタイルとなり、

アクティブ型投信でありながらも、日本株パッシブ型の投資信託と大差のない結果となってしまっているのです。

まとめ

どちらも『つみたてNISA』の対象銘柄に選ばれており長期投資に適した常に人気上位の投資信託ですが、以下の点で楽天VTIの方が魅力があるといえます。

  • 今後も長期的に安定した成長が見込まれる米国市場に投資
  • 手数料が低いパッシブ型の投資信託であること
  • ひふみ投資はアクティブ型であるが結果的に近年はTOPIXと同等の成績

特に楽天VTIは現在資金がない方でも積立投資によって数千万もの大きな資産を構築することができます。

楽天証券の楽天カードクレジット引落で投信積立を行えば、なんと1%のポイント還元という信託手数料0.1696%を大きく上回るポイント還元をうけ、

更に得られたポイントを用いて楽天VTIを追加購入することで最も効率よく資産を形成することができます。

長期的に最も儲かる可能性が高い楽天VTIを用いてあなたも資産運用デビューをしてみてはいかがでしょうか。

 

以上、『一番儲かる』『今買うべき』投資信託とは?人気の二大投信の比較を通して考察する。…でした!

 

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2019年7月2日

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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。