資産運用をする上で、毎日の生活の中で、節約に努めるのは当然です。
しかし、意外と手をつけていないのが「保険の支払いの節約」。
当初契約した時と、現在とではライフスタイルや家族構成などが変化していることがあります。
しかし、手続きをせず、加入当初のままになっている場合が多いです。
そこで、保険の見直しによって節約が可能になるパターンがあります。
ここでは保険を見直し節約するメリットや、実際の方法についてご紹介しています。
目次
Contents
保険を節約するメリット
では、保険を節約するメリットにはどういったものがあるのでしょうか?
生命保険の保障額を減らせば、当然毎月の保険料の金額は安くなります。
特に住宅ローンを支払っている人にとって、保険料が節約できるのはかなり意味があり、
その分で毎日の生活にゆとりが出たり、貯蓄に回したりできるでしょう。
また、住宅ローンの毎月の返済額を増額したり、手元に残った資金で一部繰り上げ返済したりなどすることも可能です。
そうすれば、さらにメリットを受けることができるでしょう。
住宅ローンを組む際や、組んだ後に保険を見直すことで保険料を安くできます。
生命保険に入っている方は定期的に見直すことが重要です。
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保険の節約法
保険の節約方法についてそれぞれ紹介していきます。
保険会社の乗り換え
もし、加入内容をチェックして同じ保障内容なら、どの保険会社を選んでも保険料は同じ・・ということはありません。
たとえば、テレビのコマーシャルなどで保険会社を変えたら〇〇円も節約できるなどと言っているのを見たことがあるかもしれません。
基本的にネット保険は余計な経費をかけていないため安いと言っていいでしょう。
ほとんどのネット保険は保険外交員を雇わなくていいですし、店舗を構えているわけでないため家賃やテナント料がほとんどかかりません。
スマホなどで気軽にチェックできるため、ぜひネット保険を検討してみてはいかがでしょうか?
掛け捨ての保険に変更する
保険料を節約する方法に貯蓄性の高い保険を一切やめる・・というのも1つの手です。
保険で貯蓄するという考え方をやめ、保険料を安くするためにも掛け捨て型のものを選びましょう。
たとえば、生活協同組合や県民共済などの掛け捨て保険です。
貯蓄性の高い保険は30年後に積立額の1.2倍になって返ってきますという謳い文句で販売される保険は一見すると魅力的に見えます。
しかし、実際には年率の利回りは1%程度と非常に低いです。
一方、米国の株式市場は長期的に7%-10%の平均リターンをだしているので、
安い掛け捨て保険にして余った金額は米国のインデックス投資を行なった方がよいでしょう。
リスク区分型に加入する
保険料を安く抑えるにはリスク区分型に乗り換えるという方法もあります。
このリスク区分型とは健康な方やたばこを吸わない方はそうでない方と比較して保険金を支払うリスクが低いので保険料を安くしてもらえるというものです。
収入保障保険や定期保険などで導入されつつあります。
なお、リスク区分については保険会社によって違いますが、多くの場合4つに分類されているようです。
■ リスク区分:
- 標準体
- 喫煙健康体
- 非喫煙標準体
- 非喫煙健康体
標準体、喫煙健康体、非喫煙標準体、非喫煙健康体で、もちろんたばこを吸わない健康な方は保険料が最も安いです。
また、健康であればたばこを吸っていても保険料が抑えられるのが特徴です。
どういった方法で保険料を節約するとしても、いくつかの商品をピックアップし比べてみることをおすすめします。
ファイナンシャルプランナーに相談する
もし、ご自分でどうやって保険料を節約すればいいのか分からない場合はファイナンシャルプランナーに相談するのもおすすめです。
ファイナンシャルプランナーなら保険についての知識も豊富ですし、それ以外にも資産運用や家計費節約などのアドバイスを受けられます。
分かりやすく言えば、ファイナンシャルプランナーはお金に関するプロフェッショナルと言っていいでしょう。
無料相談などもあり、生命保険で資産運用を効率的にする方法や、節税のメリットなどについても教えてくれます。
気軽に相談してみるのも選択肢としてはありだと思います。
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〜コラム〜ライフネット生命創業者の華麗なる経歴
ネット保険で有名なのは「ライフネット生命」がまず筆者は頭に浮かびます。
ライフネット生命の創業者である岩瀬大輔氏は東京大学→ボストンコンサルティング→リップルウッド・ホールディングス(投資ファンド)→HBS(ハーバードビジネススクール)を卒業。
そして本邦初の独立系インターネット生命保険会社を設立しました。
会社を興す上で、「営業ウーマンいらずの保険を」をテーマに、一番安くて良い生命保険という商品を売るというビジョンを掲げての創業だったようです。
現在でも、適正な生命保険料で提案する、良い商品を安く提供するための工夫を怠らない、とビジョンを維持していますね。
第3章 生命保険料を、安くする
(1) 私たちは、保障内容を過剰にしない。必要な備えを、適正な生命保険料で提案する。
(2) 私たちは、よい商品を安く提供するための工夫を怠らない。
(3) 私たちは、生命保険料を抑え、その分をお客さまの人生の楽しみに使ってほしいと考える。
(引用:ライフネット生命保険マニフェスト)
生命保険と言えば、営業担当者がいてようやく成立するものと昔から認識されていました。
しかし、現代では岩瀬氏と共同創業者が先駆者となって事業に取り組んできたことにより、少しずつ、自分に合った保険をインターネットで調べて加入するという流れがきているように感じますよね。
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まとめ
多くの人が当然のように加入している保険ですが、家族構成やライフスタイルの変化に合わせ定期的に見直せばかなり節約につながるはずです。
これをきっかけにしていただき、今加入されている保険を一度見直してみることをおすすめします。
以上、【保険会社、掛け捨て型への乗り換え】意外と見落としがちな保険の見直し。保険で節約をするにはどうすれば?…の話題でした。
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