「何かを始める」というのは、最初は怖いもの、しかし、ワクワクするものです。
この「怖い」という感情がなくなれば、もっと人は色んな挑戦ができるのではないでしょうか?
そもそも何かを始める時の「怖い」という感覚は、「知らない」ことから生まれるものです。
「株取引で損をしたらどうしよう」
「株価が暴落したらどうやって逃げればいいの?」
このようなことは、基本的な株の取引方法を理解して、適切な投資をしていけば避けられるものです。
ここでは、まず取引を始める際の適切なネット証券、そして株の買い方の基本を紹介しています。
おすすめネット証券会社はどこ?口座開設の手引き
株を買うにはまず「証券口座」を開設する必要があります。
証券口座には「ネット証券」と野村証券など営業マンを通して株を売買する「対面型」のものがあります。
上記で、株式の長期的なリターンの平均は7%とお伝えしました。
ここで、株の取引手数料の話です。
通常の証券会社の「店頭取引」では、株を購入する際に手数料が約「1%」が掛かります。
株を売却するのにまた約「1%」の手数料が掛かります。
つまり、株の売買の往復で手数料は計「2%」。
これはつまり、1年間のうちに株の売買を完了させると、2%が差し引かれ、7%の株式投資のリターンは5%になってしまいます。
100万円を投資した際に「7%」と「5%」ではどのくらいの違いが出てしまうのでしょうか?
以下のグラフの「7%リターン」と「5%リターン」の上昇角度を見てみましょう。
たとえ同じ投資金額・利回りでも、長期的に見たら「その2%の手数料」が大きな差を生んでしまうことがわかります。
以下は代表的なネット証券である楽天証券とSBI証券です。
1注文の約定代金 | 楽天証券/SBI証券 |
〜5万円 | 50円 (税込54円) |
5万円〜10万円 | 90円 (税込97円) |
10万円〜20万円 | 105円 (税込113円) |
20万円〜50万円 | 250円 (税込270円) |
50万円〜100万円 | 487円 (税込525円) |
100万円〜150円 | 582円 (税込628円) |
150万円 〜3,000万円 | 921円 (税込994円) |
3,000万円超 | 973円 (税込1,050円) |
ネット証券では取引の「片道0.1%程度」という店頭証券会社に対して破格な安さを誇っています。
最も効率よく株式投資で大きな資産を築くためにはネット証券は欠かせないツールといえます。
実際に、近年はネット証券の口座の伸びは凄まじく、楽天証券、SBI証券をはじめ1300万口座が既に開設されています。
ネット証券の詳細と、対面型証券の比較を併せて以下のコンテンツでは解説しているので参考にしてみてください。
また、証券口座はどこの会社のものを利用すればお得なのかをわかりやすくランキングにしています。
ランキングにある通りですが、マネリテ編集部では「楽天証券」「SBI証券」「マネックス証券」の順番で証券口座開設はおすすめとしています。
以下はネット証券で利用できる10種類のサービスについての比較表です。
特に強みを有している証券会社に◎=2点、ある程度の強みを有している証券会社に○=1点として評価しています。
(◎=2点、○=1点)
項目 | 楽天証券 | SBI証券 | マネックス | 松井証券 | SMBC日興 | Livestar |
投資信託 | 2 | 1 | – | – | – | – |
IPO投資 | 1 | 2 | 1 | – | 2 | – |
優待投資 | 2 | 2 | – | 2 | – | – |
株分析ツール | 2 | 1 | 2 | – | – | – |
外国株投資 | 2 | 2 | 2 | – | – | – |
取引手数料 | 1 | 1 | – | – | – | 2 |
デイトレード | 2 | 1 | – | 2 | – | – |
iDeCo | 2 | 2 | – | – | – | – |
NISA | 2 | 2 | – | – | – | – |
積立NISA | 2 | 1 | – | – | – | – |
合計点 | 18/20点 | 15/20点 | 5/20点 | 4/20点 | 2/20点 | 2/20点 |
口座開設は最初は手間がかかり面倒ですが、一度開設してしまえば株式投資の世界が広がっています。
コンテンツ内では、開設手順も詳しく解説していますので参考にしてみてください。
【おすすめ第1位】
【おすすめ第2位】
【おすすめ第3位】
最後に個別株・外国株など投資対象を軸にし、ネット証券会社を簡単にチャート方式で選べるようにしています。
自分に合った証券口座を選んで、株式投資を楽しみながら取り組んでいきましょう。
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株の買い方・売り方
以下のコンテンツ内では、取引で必要となる基本中の基本である「約定」「指値・成行・逆指値注文」「損切り」。
また、口座の種類、具体的な楽天証券を利用した株の売り買いの方法を解説しています。
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まとめ
ここではネット証券会社の比較、そして株の基本的な買い方・売り方を紹介してきました。
理解できたところで、実際の株取引に移っていきましょう!
以上、【株の始め方】証券口座はどれが正解?資金が少額でも取引可能?そもそも始めるにはいくら必要?疑問を一挙に解決!…でした。