【7095】2020年3月期最後のIPO「Macbee Planet」の初値を予想!AIを駆使した注目IT企業は魅力的?

Macbee Planet

Macbee Planet(7095)の上場日は3/31(火)で、上場市場は東証マザーズとなります。

主幹事はSBI証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は3月12日(木)~3月18日(水)となっています。

 

今回はMacbee Planetとはどのような企業なのかを目論見書を基に、事業内容や業績をチェックしながら詳しくご紹介していきたいと思います。

また、Macbee Planetの気になる初値予想やIPOでの購入情報もご紹介していきます。

 

Macbee PlanetIPOスケジュール

Macbee Planetの主幹事はネット証券大手のSBI証券です。

上場規模は、想定時価総額56.0億円、吸収金額21.5億円程度と、東証マザーズでは中型の部類に入ります。

 

ブックビルディング期間3月12日(木)~3月18日(水)
市場東証マザーズ
公募価格決定3月19日(木)
購入申し込み期間3月24日 (火) ~ 3月27日 (金)
上場予定3月30日(月)
当選株式数公募370,000株、売り出し633,500株、オーバーアロットメント150,500株
想定価格1,860円
仮条件価格
公募価格

 

Macbee Planetの各証券会社の割当

それでは、Macbee Planetの引受証券会社及び引受シェアを確認していきたいと思います。引受シェアは以下のとおりです。

証券会社株数割当率
SBI証券853,300株85.03%
マネックス証券10,000株1.0%
エース証券10,000株1.0%
藍澤証券5,000株0.5%
むさし証券5,000株0.5%
エイチ・エス証券5,000株0.5%
東洋証券5,000株0.5%
岩井コスモ証券10,000株1.0%
東海東京証券10,000株1.0%
みずほ証券40,100株4.0%
SMBC日興証券40,100株4.0%
極東証券10,000株1.0%

 

Macbee Planetの事業内容

Macbee Planetの基本スペックは以下のとおりです。

社名株式会社Macbee Planet
コード番号7095(東証マザーズ)
設立2015年8月25日
資本金880万円(令和2年2月25日現在)
本社所在地東京都渋谷区渋谷三丁目11番11号
代表者代表取締役社長 小嶋 雄介
従業員数47人(令和2年1月31日現在)
事業内容データを活用したマーケティング分析サービスの提供

 

Macbee Planetの事業内容

Macbee Planetは、データを活用したマーケティングサービスを提供している企業です。

同社のビジネスユニットは、アナリティクスコンサルティング事業及びマーケティングテクノロジー事業で構成されています。

 

同社の主力サービスは、データ解析プラットフォームの「ハニカム」、WEB接客ツール「Robee」です。

 

  • アナリティクスコンサルティング事業:データ解析プラットフォームである「ハニカム」を活用することで、複数のメディアにまたがって出稿しているWeb広告を一元管理する事業

 

  • マーケティングテクノロジー事業:Web接客ツールである「Robee」を活用し、データ解析と機械学習により消費者のLPへの流入経路や行動パターンを収集し、消費者行動を予測する

 

同社のビジネスモデルは、サービス申し込みが入ると報酬を受け取ることができる“成果報酬型”です。

収益をあげていくというモデルです。

 

Macbee Planetの上場理由は?上場による資金調達の目的を探る

新規発行による手取り額

 

Macbee Planetは上場することにより手数料を引いた手取り金額で880,679千円程度の資金を獲得します。

資金使途は後述のとおりです。

 

調達資金の使途

調達資金ですが、目論見書によれば以下の用途に充当予定とのことです。

 

  • ソフトウエアの機能追加及び機能強化に係る費用として218,267千円を充当予定
  • 当社及び当社サービスの知名度向上及びプロダクト販売促進を目的とした広告宣伝活動費用として102,614千円を充当予定
  • 事業拡大に必要な人員確保の費用として273,997千円を充当予定
  • 金融機関に対する借入金の返済資金として285,801千円を充当予定

 

Macbee Planetは調達した資金を規模の拡大、システム投資及び財務体質の改善のために用いる様子です。

業績も好調で、資金需要の旺盛な上場に向いている企業であると考えられます。

特に同社のようなテックカンパニーにおいては、自社プロダクトが生命線となります。

そのため、プロダクトへの積極的な投資は好材料であると考えられます。

 

目論見書から見るMacbee Planetの売上高と利益推移

本項目では、Macbee Planetの業績を分析していきたいと思います。

売上高の推移

 売上高(千円)
2016年4月期6,237
2017年4月期719,559
2018年4月期3,361,812
2019年4月期4,685,217
2019年10月3,643,196

 

上記のとおり、同社の売上高は右肩上がりに上昇していることがわかります。

設立からわずか5年程度にもかかわらず、売上高は100倍以上に成長しており、同社の競争力の高さがうかがえます。

2020年4月期は、2019年10月までの数値を2倍すると7,286,392千円程度の売り上げが見込まれます。

前年比大幅なプラスとなりそうです。

 

経常利益の推移

 経常利益(千円)
2016年4月期32
2017年4月期103,636
2018年4月期108,978
2019年4月期195,754
2019年10月324,681

 

経常利益も、売上高同様右肩上がりに推移しています。

2020年4月期は、このままのペースで推移すれば649,362千円となる見込みで、前年比300%以上の成長見込みです。

2020年4月期は利益率が大幅に改善されていると判断できます。

 

EPSの推移

 EPS(円)
2016年4月期0.01
2017年4月期25.84
2018年4月期30.12
2019年4月期52.82
2019年10月83.64

 

EPSも、売上高及び経常利益同様右肩上がりに推移しています。

2020年3月期も、このままのペースで推移すれば前年比3倍以上プラスの見込みです。

 

Macbee Planetの上位10位までの大株主とロックアップ情報

株主名保有比率ロックアップ情報
MG合同会社49.72%180日間
小嶋 雄介(社長)26.30%180日間
松本 将和11.66%180日間
長谷川 正和5.55%90日間
浦矢 秀行3.24%180日間
千葉 知裕0.72%
高原 英実0.51%
小嶋 美穂0.46%
前橋 匠0.36%
高松 ちひろ0.26%

 

ロックアップとは、株式が公開された後に一定期間、市場で持株を売却することができないようにする制度のことです。

上位株主には軒並みロックアップが付されています。

上位株主にベンチャーキャピタル等が名を連ねていませんので上場時の売り圧力は小さいと考えられます。

 

Macbee Planetの初値予想

ここでは編集部独自のMacbee Planetの初値予想を公開していきたいと思います。

Macbee Planetの総合評価

Macbee Planet購入のメリット

  • IPOは上値抵抗がないため、比較的株価が上昇しやすい
  • 成長率が非常に高い
  • 上位株主にVC等が存在しない
  • AIやデータアナリティクスといった人気の業種である
  • 2020年3月期最後のIPOであり、注目度が高い

 

Macbee Planet購入のデメリット

  • 小型株のため株価が乱高下しやすい
  • 業績が悪化した場合株価が急落する可能性がある
  • 株式市場の市況が悪い
  • オファリングレシオが38%程度とやや高い

 

Macbee Planetの初値予想は2,967

Macbee PlanetのEPSは2018年4月末時点で30.12、2019年4月末時点で52.82、2019年10月末時点で83.64でした。

Macbee Planetと類似するサービスを提供すると考えられる上場企業として、

デジタルマーケティングサービスに従事する企業であるクロスマーケティンググループ、マクロミル等が考えられます。

競合他社のPERを用いて同社のEPSから推定株価を算出します。

 

企業名PER
クロスマーケティンググループ5.79
マクロミル5.43
UUUM38.60
デジタルハーツホールディングス10.64
メディアドゥホールディングス28.23

 

Macbee Planetの直近の業績を鑑み、上記のうちPERは競合5社の平均値である17.74倍を用いることとします。

EPSは、同社の最新の業績を反映し、2020年4月期の理論値である167.28を用いることとします。

 

以上より、想定初値は、PER17.74倍×EPS167.28=2,967円程度となります。

 

まとめ

3月31日上場のMacbee Planetですが、業績や利益水準も右肩上がり成長している点で評価できます。

また、業種としても人気であり、好材料が多いです。

そして2020年3月期最後のIPO銘柄であるため投資家からの注目も高いと考えられます。

一方、直近の株式市場は新型コロナウイルスを発端とした不安定期であり、懸念点は株式市場の地合いです。

投資家心理が冷え込んでしまい、思うように資金が集まらない可能性がある点、留意が必要です。

 

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2020年2月2日

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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。