楽天経済圏ーー。
楽天社は楽天市場(EC)、通信などをはじめとした、70以上のサービスを展開しています。
そして、楽天社は、その展開するサービス内で、「楽天ポイント」を「現金のように」利用できる基盤を整えています。
楽天のサービスを利用し、楽天ポイントを貯めて、別のサービスでそのポイントを使えるーー。
このような有機的なつながりである、「楽天経済圏」(エコシステム)を形成してきました。
前置きが長くなりましたが。
今回は、「楽天経済圏(エコシステム)とはそもそもどのようなものなのか?」
「楽天証券とどう結びついているのか?」
それぞれ紹介していきます。
Contents
楽天経済圏(エコシステム)とは?会員数12億以上!巨大経済圏の実態。
まずは、「楽天経済圏」がどのようなものなのか?
楽天社自身が発表している内容をみていきましょう。
楽天は、Eコマース、FinTech、デジタルコンテンツ、通信など、70を超えるサービスを展開し、世界12億以上のユーザーに利用されています。
これら様々なサービスを、楽天会員を中心としたメンバーシップを軸に有機的に結び付け、他にはない独自の「楽天エコシステム」を形成しています。
楽天会員は共通のIDで、エコシステム内の複数のサービスを利用できるとともに、「楽天スーパーポイント」を買い物やサービス利用時に貯めたり、使ったりすることができます。
ライフシーンを幅広くカバーする利便性の高いサービスを提供することで、顧客のエコシステム内への流入拡大やグループサービスの複数利用、回遊的・継続的なサービス利用を促進しています
マネリテ編集部一同も驚いたのですが、楽天社はグループで以下のような経済圏を築いています。
楽天会員数 | 1億以上 (2018 年12月時点) |
サービス数 | 70以上 |
楽天市場出店数 | 47,000店舗 |
クロスユーズ率 | 69.60% |
楽天カード取扱高 | 7.5兆円 |
楽天銀行口座数 | 700万口座 |
楽天証券口座数 | 300万口座 |
楽天証券でポイントを使って投資信託を購入できるのは最高のメリット
まず、楽天証券のみの強み・メリットはなんといっても「楽天ポイント」を使って「投資信託を購入できる」という点です。
楽天証券でポイント投資を始める方法については設定方法も含めて以下で解説しておりますので参考にしてください。
楽天ポイント投信で楽天市場でのポイント獲得倍率が+1倍上昇
例えば、楽天証券で投資信託を500円分購入して、以下2つのケースで、楽天ポイントを付与することができます。
●Case1.楽天ポイントを「500ポイント」使用して投資信託を購入
●Case2.楽天ポイントを「1〜499ポイント」使用して残りを現金で投資信託を購入
楽天カードクレジット引落での投信積立でポイント還元は驚異の1%
楽天証券単体でも、楽天経済圏をお得に使えます。
しかし、楽天(クレジット)カードをつくることをおすすめします。
楽天証券で投信積立を、楽天カードクレジット引落で設定することで「さらに」お得に投信を積立ることができます。
楽天証券で、楽天カードクレジット引落で投信積立を行うことで、
毎月、最大5万円まで、「投信買付額の1%」のポイント還元を受け取ることができます。
楽天カード保有で楽天ポイント獲得倍率が+1倍〜+4倍に!
冒頭にも触れましたが、楽天カードを保有することで、楽天市場でのポイント獲得倍率を「さらに」上昇させることができます。
● 通常の楽天カード:+1倍
● 楽天ゴールド・プレミアカード:+4倍
楽天証券・銀行の連携(マネーブリッジ)
「ハッピープログラム」でポイント還元率が飛躍的に上昇
ここまで、「楽天証券」と「楽天カード」が登場しました。
ここから、さらに「楽天銀行」を組み合わせることで最強の「連合艦隊」とすることができます。
楽天銀行と楽天証券を連携させる「マネーブリッジ」のメリット
まず楽天銀行と楽天証券を連携させることはメリットを最大化するには必須です。
連携のメリットとしては以下のようなものがあります。
- 優遇(預金)金利0.1%(大手行普通預金金利の100倍!!)の受取が可能
- 楽天銀行⇄楽天証券間の自動入手金が可能
通常、楽天銀行の普通預金金利は0.02%です。
しかし、楽天銀行と楽天証券を連携する「マネーブリッジ 」に申し込む。
これだけで、翌月から5倍の0.1%の優遇金利を受け取ることができます。
さらに、楽天証券内の口座残高が0であっても、直接楽天銀行の口座残高を使用して株式取引を行うことができます。
これは『自動入手金』設定で可能になり、非常に便利です。
楽天カードの引き落としを楽天銀行に!これだけでポイント獲得倍率が+1倍
楽天カードを保有している方は、引き落としを楽天銀行に設定しましょう。
これだけで、楽天市場でのポイント獲得倍率を+1倍にすることができます。
続いて、「ハッピープログラム」の申し込みについて解説していきます。
「ハッピープログラムの申し込み」で楽天証券のポイント還元率が上昇!
「マネーブリッジ」(楽天証券・銀行連携)に申し込んだ方は『ハッピープログラム』(当然無料)に申し込みましょう。
ハッピープログラムの申し込みは30秒で終わります。
ハッピープログラムに申し込むことで、以下の楽天ポイントの還元を受け取ることができます。
取引内容 | 獲得ポイント |
国内株式手数料100円毎 | 1ポイント |
国内信用取引手数料100円毎 | 1ポイント |
外国株式手数料100円毎 | 1ポイント |
投資信託残高10万円毎 | 月4ポイント |
個人向け国債買付3万円毎 | 1ポイント |
楽天FX10毎毎 | 1ポイント |
日経225先物手数料100円毎 | 1ポイント |
日経225オプション手数料100円毎 | 1ポイント |
このポイント付与が、実質的に、株・投信手数料の割引になっています。
投資信託保有残高10万円毎に月4ポイント、年48ポイントを追加で受け取ることができます。
(裏技)3,000円の投資信託投資でハッピープログラムのスーパーVIPになろう!
最大3%のポイント還元をGet!
ここからは少々テクニック論となります。
圧倒的にお得にハッピープログラムを活用する方法の概略をお伝えします。
詳しい画面遷移や設定方法については、以下を参考にしてください。
ハッピープログラムでは、口座振替が行われることで「VIP」以上の会員であれば3ポイントの還元を受けることができます。
あくまで「VIP」又は「スーパーVIP」になればの話ですが、各ステージの達成条件は以下の通りとなっています。
どちらか満たせばOK!! | ||
口座残高 | 取引件数 | |
スーパーVIP | 300万以上 | 30件以上 |
VIP | 100万以上 | 20件以上 |
プレミアム | 50万以上 | 10件以上 |
アドバンスト | 10万以上 | 5件以上 |
ベーシック | – | – |
最上位の「スーパーVIP」になる方法は口座残高が300万円以上。
もしくは、月間(前月26日〜今月25日)取引件数が30件以上となっています。
秀次郎のように資金がなくても問題ありません。
100円の投資信託積立を30件。
つまり、「3,000円」積立をすれば、取引件数30件となります。
これで、スーパーVIPの達成条件を満たすことになります。
投信積立を30件取引すれば、翌月にはスーパーVIP会員となります。
繰り返しますが、100円の投信積立30件。
つまり、3000円分の投信購入に対して、3ポイント×30件=90ポイントのポイント付与となります。
これで、3%のポイント還元が実現されます。
まとめ
楽天経済圏は、楽天ポイントを媒介として、楽天社が展開しているサービスでポイントを貯める。
そして、他のサービスでもポイントを現金のように使用する。
このサイクルで、楽天サービス全体の質を向上するサービスの有機的な繋がりです。
楽天証券も単体だけでなく楽天銀行、楽天カードと組み合わせることで大きなメリットを受け取ることができます。
利用サービス | 効果 |
楽天証券単体 | 楽天ポイントでの投信購入 |
積立投信の買付手数料全額還元 | |
ポイント利用500円以上投信購入 でポイント獲得倍率+1倍 | |
+楽天カード | 投信積立で1%ポイント還元 (最大月5万円まで) |
ポイント獲得倍率が 通常カードで+1倍 ゴールド・プレミアで+4倍 | |
+楽天銀行 | 0.1%の普通預金優遇金利 |
入出金手間いらずの自動入出金機能 | |
取引に応じたポイント還元 | |
ATM・振込手数料の回数限定無料 | |
+楽天カード +楽天銀行 | 楽天カードの楽天銀行引き落としで ポイント獲得倍率更に+1倍 |
楽天証券についてさらに詳しく知りたい方はコンテンツ内でまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
以上、楽天経済圏(エコシステム)とは?ポイント活用のメリットと証券口座連携による効果的なポイントの貯め方を解説!…でした。