楽天証券は今まで100円積立で取引件数を稼ぐことができ最低月2000円でVIP、3000円でスーパーVIPになることが出来ました。
ATMの取引手数料が回数限定で無料となるだけでなく取引1件毎に3ポイントを獲得することが出来ていました。
今まで通常の証券口座、『つみたてNISA』を用いてVIP or スーパーVIPとなって3%のポイント還元を受け取る方法についてお伝えしてきました。
■ 楽天証券の裏技:
今回は何が改悪となってしまったのかを、以下の点を踏まえて解説していきます。
- 今までの裏技の簡単な復習
- 改悪の内容
- それでもやっぱり楽天証券が圧倒的な理由
Contents
ハッピープログラムを用いた今までの裏技の内容を簡単におさらい
ハッピープログラムは楽天証券と楽天銀行を連携(マネーブリッジ)させた上で無料で申し込みができるポイント優遇制度です。
マネーブリッジ(銀行&証券口座連携)に申し込むことで普通預金金利が大手銀行(0.001%)の100倍の「0.1%」となります。
それだけでなく、楽天証券との自動入出金することが可能となるメリットがあります。
さらに、ハッピープログラムに申し込むことで取引に応じてポイントを獲得することができるようになります。
ATMの取引手数料もステージ毎に無料になるお得な制度が整えられています。
今までは、ハッピープログラムの中で、VIP、又はスーパーVIP会員だった場合。
楽天銀行→楽天証券の自動入金が行われることで3ポイントのポイント還元を受けることができていたのです。
これはつまり、マネーブリッジを用いて楽天証券の口座残高を0にしておきます。
そして、100円投信を積立てる際に、楽天銀行から自動入金が行われることで、都度ポイント獲得が可能だったのです。
また、取引毎の3ポイントを獲得する条件も同じく自動入金でした。
設定さえすれば、現在ベーシックでも来月からVIP又はスーパーVIPでポイント還元を受けることができていました。
以下は会員ステージの条件ですが、VIPであれば最低月2000円分(100円投信×20本積立)。
スーパーVIPでも最低月3000円(100円投信×30本積立)で達成することができていました。
どちらか満たせばOK!! | ||
口座残高 | 取引件数 | |
スーパーVIP | 300万以上 | 30件以上 |
VIP | 100万以上 | 20件以上 |
プレミアム | 50万以上 | 10件以上 |
アドバンスト | 10万以上 | 5件以上 |
ベーシック | – | – |
※ 判定期間は前月26日〜当月25日
2019年6月26日以降の改悪の内容をわかりやすく解説
それではいよいよ本題です。
楽天社が発表している「ハッピープログラムの対象、取引件数のカウント条件および、ポイントの獲得条件変更 に関するお知らせ」を元に何が改悪になったのか紐解いていきます。
自動入金が月最大3件に・・・?
今までは1日最大15件までカウントされていた自動入金が、月間3件までしかカウントされないこととなりました。
また、これまでのように簡単にVIPやスーパーVIPになることもできなくなりました。
元々設計ミスなのではないかというレベルのお得な制度設計だったので、
いつかは改悪になるかもしれないと覚悟していましたが予想より早くきてしまいましたね。
即時入金サービスも1件毎→月間3件に
通常の手入力で楽天銀行→楽天証券に入金する仕組みを即時入金と呼んでいます。
自動入金だけでなく、毎回「楽天銀行→楽天証券」「楽天銀行→楽天FX」に入金をすることで楽天ポイントを獲得できていました。
しかし、こちらも改悪の影響で月間3件までしか取引数カウントされなくなりました。
つまり自動入金と即時入金合わせて最大6件しか取引数カウントされません。
VIP基準でもあと14件の取引が必要ということになるわけです。
楽天競馬で競馬を行うことなくVIP以上を維持することは可能
今までは改悪の内容でしたが、VIP以上をコストをかけることなく維持したいという方におすすめなのが楽天競馬です。
楽天競馬で賭けをすることなく入金するだけで、取引件数とポイントを獲得することができます。
楽天競馬でVIP以上を無料で維持して90ポイント獲得する方法を画面付で解説
楽天競馬でBetすることなく1日1取引を着実に1分以内に稼ぐ方法を画面付でお伝えします。
まずは楽天銀行のトップオエージで「公営競技」→ 「楽天競馬」の会員登録を行います。
簡単な個人情報を入力するだけで楽天競馬の会員になることはできるので登録画面については省略します。
会員登録完了後、楽天競馬のトップページに入り入金ボタンを押します。
次に入金画面で入金支持金額に100円を入金して確認するボタンをクリックします。
次の画面で登録時に設定した暗証番号を入力して入金するボタンをクリックして入金を完了させます。
このまま終えても良いのですが、ついでに再び楽天銀行への出金まで同時に行っていきます。
上記の入金完了確定画面で、投票画面を押さずに、そのまま上記の精算ボタンをおします。
確認するボタンをおすことで精算も完了になります。
この入金、精算にかかる作業は1分程度で終わります。
つみたてNISAの毎日15本投信設定(合計最大900ポイント付与)ほどではありません。
しかし、VIP、スーパーVIPを無料で維持できるのはありがたいですね。
改悪でも楽天カードクレジット決済の1%ポイント付与は他のネット証券を圧倒
改悪により『つみたてNISA』の裏技は使用できなくなり、15本の投信に対して最大3%のポイント付与は受けれなくなりました。
しかし、そもそも自分が本当に積立たくない投信まで積立設定をしなければいけないというデメリットも存在していました。
筆者としては、長期投資に適した楽天VTIを集中的に積立ていきたいので15本を選択すること自体が大変でした。
しかし、楽天カードのクレジット決済による積立は月額5万円まで積立額に対して1%のポイント付与を行ってくれます。
ライバルのSBI証券でも最大で0.1%のポイント付与、
元々手数料が低い楽天VTIのようなインデックス型はさらに低い0%-0.05%のポイント付与率となっています。
ハッピープログラムが改悪になったとしても、楽天証券での投信積立のメリットは衰えてはいないといえるでしょう。
最も効率的に楽天経済圏のメリットを享受できる、楽天証券の口座開設手順は以下のコンテンツで解説しています。
参考にしてみてください。
まとめ
ハッピープログラムの改悪によって自動入出金による100円投信積立3ポイント付与が月最大300件→3件と大幅に限定されました。
しかし、楽天競馬を用いてVIP又はスーパーVIPを無料で維持することは可能となっています。
つみたてNISAの毎日積立を用いたポイント付与で月最大900ポイントを得ていた方にとっては悲報であることは確かです。
一方で楽天カードクレジット積立による1%付与は健在です。
他のネット証券比で20倍以上のポイント還元率であり引き続き楽天証券の投信積立の優位性は揺るがないということになります。
今後は通常の証券口座やつみたてNISA口座で楽天VTIを始めとした長期投信を楽天カードクレカ決済で積み立てていきましょう。
以上、【改悪】楽天証券の3%ポイント付与の裏技(銀行連携&ハッピープログラム)が消滅!それでもやっぱり楽天証券開設がベストである理由を徹底解説。…でした。