NYダウ先物とは?ニューヨークダウ先物取引のメリットや取引する方法についてお伝えする!

「海外の株式指数を投資してみたいけど、先物取引の意味が分からない」

「どのようにしてNYダウ先物を取引するのか知っておきたい」

 

株価指数に投資する方法の1つが先物取引であり、一部の証券会社でNYダウ先物を取り扱っています。

売りからエントリーすることができ、NYダウが下落しているタイミングでも利益を狙うことが可能。

 

日本円でそのまま取引できて、為替リスクを気にする必要はありません。

この記事ではNYダウ先物取引の特徴や投資するメリット、取引する方法について解説します。

 

NYダウ先物とは

NYダウはニューヨーク平均株価の略称でありダウ工業株30種を対象にした株価指数です。

アップルやゴールドマンサックスなどの米国経済を代表とする企業の銘柄によって構成されています。

 

ダウ平均株価(ダウ工業株30種)とは?選別された代表企業と指数としての特徴をわかりやすく解説。

2019.08.07

 

本来、株価指数は対象となる銘柄の株価を平均化した指標であり、それ自体を売買するのは不可能です。

 

信太郎
しかし、証券会社が先物取引を実現したことでNYダウ先物に投資できるようになったんじゃ!
秀次郎
先物取引自体がわからない方は以下コンテンツも参考にしてみてくれい!

 

【先物取引とは?】現物取引との違いは?その概要とレバレッジなどの特徴・取引を行うメリット・デメリットを徹底解説。

2019.03.29

 

先物取引の仕組みを簡単にイメージするために、NYダウ先物取引の例を想定してみましょう。

最初ダウ平均株価16,000円であり将来的な値上がりを予想していた投資家は買いを検討します。

 

NYダウ先物の利益の例

参照:SBI証券

 

しかし、投資家はあくまでも利益を得るのが目的であり株式を手に入れようとはしませんでした。

そこでダウ平均先物は1株16,000円で購入する権利を10枚買い証券会社に証拠金を預けたのです。

 

そして2ヶ月後にダウ平均株価は16,800円まで上昇して、投資家は16,000円で購入できる権利を16,800円で決済。

これによって差額の800円分のリターンを受け取り、手数料を除いた分だけリターンが手に入りました。

 

信太郎
ダウ平均先物は1枚で100株分ですので80,000円分の利益となるぞ!

 

上記の例では投資家はX社の株式を購入せずに、先物取引だけで売却益を得ています。

この方法は差金決済という方式であり、株や指数などの先物取引においては差金決済が導入されているのです。

 

NYダウは持続的な成長に期待できる企業で構成されるため、初心者が先物取引するのにオススメの銘柄です。

トレンドに合わせて売買することにより収益に期待できます。

NYダウCFDとの違い

秀次郎
NYダウ先物取引と似たような銘柄としてNYダウCFDという金融商品がありますが何が違うのですか?

 

CFDは差金決済取引を意味する言葉であり、株式や現物などあらゆる商品を取引できる仕組みです。

 

【CFD取引とは?】差金決済取引の概要とメリット・デメリットをわかりやすく解説!

2019.05.21

 

24時間いつでも銘柄を取引できて、先物よりも手数料が比較的安いのがCFDの特徴。

また、先物取引では保有していても配当を貰えませんが、CFDなら保有しているときに配当を受け取れます。

 

他にもCFDでは取引期限がないため、含み損を強制的に確定されることを防げるのがメリット。

先物取引は投資してから数ヶ月の期日があり、期日を超えて銘柄を保有できません。

 

ただ、レバレッジの上限は先物取引に比べて低く、CFDはハイリスクハイリターンの投資を好む人には不向きです。

希望する投資額やレバレッジが大きい人は先物取引を選ぶことがオススメ。

投資する方法

NYダウ先物に投資するには資金を用意して、銘柄を取り扱う証券会社の口座を開設することが必要です。

投資家にNYダウ先物取引を提供している証券会社の例は次の通り。

 

  • カブドットコム証券
  • 岡三オンライン証券
  • SBI証券

 

信太郎
SBI証券はネット証券の王様じゃ。口座開設数は一番多いぞ!

 

 

これらの証券会社で口座開設したら、次に必要な資金を口座に入金しましょう。

NYダウ先物取引の単位は指数の100倍であり、以下のように計算することで取引単位の価格を計算できます。

 

NYダウ先物の単位価格=約26,500円(2019/10現在)×100=2,650,000円

 

実際に売買するには銘柄の取引価格以外に手数料も支払うことが必要です。

NYダウ先物の取引時間は日中で8:45から15:15であり、夜間では16:30から翌日5:30となっています。

 

ダウ平均先物の取引時間

参照:SBI証券

 

レバレッジの上限

NYダウ先物取引のレバレッジ上限は一般的に約35倍として定めています。

レバレッジを高めることで必要となる証拠金が減り、少ない投資資金でトレードできるのが特徴。

 

例えばNYダウ先物の単位価格が265万円の場合、35で割ると約75,714円となります。

そのため8万円の資金を投入すれば、百万円を超える資金がなくてもNYダウ先物に投資できるのです。

 

一部の証券会社では既に投資した先物銘柄とリスクを相殺して、より効率のよい取引をすることも可能。

利益と損失を通算できることで無駄なロスカットを減らせます。

NYダウ先物に投資するメリット

「インデックスファンドやETFがあるのに、NYダウ先物に投資する意味ってあるの?」と思った人はいるかもしれません。

確かにNYダウと連携した金融商品に投資するなら、先物取引する必要性は小さいこと。

 

しかしNYダウ先物取引は差金決済の1種であり、活用することでさまざまなメリットを得られます。

投資家がNYダウ先物でトレードするメリットは次の5つです。

 

  • 為替リスクがない
  • 少額資金で投資できる
  • マーケットメイカー制度で円滑に取引できる
  • リアルタイムで取引可能
  • 各種取引ツールで売買できる

 

それぞれのメリットについて簡単に解説します。

為替リスクがない

NYダウ先物取引では金融商品を実際に売買しないため、米ドル建てで投資する必要がありません。

日本円のままトレードできることで為替リスクを防げるメリットがあります。

 

為替リスクがないことでドル円を気にする必要がなくなり、指数の変動だけを重視して取引できるのがメリット。

たとえ大幅な円高が発生しても、NYダウ先物取引による利益は減らないのです。

 

少額資金で投資できる

NYダウ先物取引の取引単位はNYダウの100倍であり、日経225miniと同じ水準です。

レバレッジを活かすことで必要資金が少なくなり、少額から投資できるメリットもあります。

 

先物取引はレバレッジの上限が35倍とかなり大きいため、CFDよりも投資のハードルが下がるのもポイント。

 

信太郎
「なるべく少ない資金で投資したい」と考える人に先物取引はオススメじゃな!

 

マーケットメイカー制度で円滑に取引できる

投資家の取引機会を円滑化する目的により、NYダウ先物取引にはマーケットメイカー制度が導入されています。

1ポイント単位で銘柄を取引でき、細かい値動きに対する売買が可能です。

 

出来高が少なくてもマーケットメイカーが取引に応じてくれるから、スムーズに取引できる利点があります。

 

リアルタイムで取引可能

NYダウ先物取引は株式よりも取引できる時間が長く、ほぼリアルタイムでトレードできる魅力もあります。

夜間は16:30から翌日5:30まで売買でき、忙しいサラリーマンでも取引しやすいです。

 

また、米国主要経済指標が発表されるタイミングで取引できるから、統計の良し悪しに合わせて素早く売買できるのもメリット。

取引できない時間が短いのは投資家にとって安心感があります。

 

各種取引ツールで売買できる

証券会社では取引ツールを提供している場合があり、便利なツールによって快適に売買できます。

テクニカル指標やスピード注文などにより、ベストなタイミングを逃さずに取引することが可能です。

 

まとめ

NYダウ先物は米国株価指数を対象とした先物取引であり、ほぼリアルタイムで売買できる金融商品です。

日本円でそのままNYダウを取引でき、少額資金から投資できるのが特徴。

国内ではカブドットコム証券やSBI証券などにおいてNYダウ先物を取引することができます。

先物取引に興味がある人は証券会社の口座を開設して、さっそくNYダウ先物に投資してみましょう。

 

【基本「株」用語・基礎知識】株式投資初心者が取引を始める上で最低限知っておくべきこと。

2019.05.21



[おすすめネット証券ランキング]

2019年現在で株式投資を始めるにあたり、マネリテ編集部が厳選したネット証券をランキング形式にまとめておりますので参考にしてみてください。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。