【7088】エンジニアに特化した人材派遣事業を展開するフォーラムエンジニアリングの初値を予想!

フォーラムエンジニアリング

フォーラムエンジニアリング【7088】は3月9日に上場予定のIPO銘柄です。

フォーラムエンジニアリングはエンジニア派遣サービスを主力事業としています。

 

今回は、新規上場銘柄である【7088】フォーラムエンジニアリングのIPO情報を紹介します。

スケジュールや初値予想などのIPO情報や事業内容、業績などを紹介しますのでぜひ参考にしてください。

フォーラムエンジニアリングのIPOスケジュール

フォーラムエンジニアリングのIPOスケジュールは以下の通りです。

ブックビルディング期間2月25日(火)~2月27日(木)
市場東証一部又は二部
公募価格決定日2月28日(金)
購入申し込み期間3月2日(月)~3月5日(木)
上場予定日3月9日(月)
当選株式数5,174,200株(全て売出 海外売出5,174,200株は含まず)
オーバーアロットメントによる売出674,800株
想定価格1,310円
仮条件価格未定
公募価格2月28日(金)発表

フォーラムエンジニアリングの各証券会社割当

証券会社株式数割当率
野村証券(主幹事)
みずほ証券
SBI証券

※各証券会社の割当株式数は現時点で未定。

主幹事は野村証券です。

主幹事は割当株式数が圧倒的に多いので、IPO当選確率を高めるなら主幹事証券からの申込みは必須になります。

 

フォーラムエンジニアリングの会社概要

会社名フォーラムエンジニアリング
コード番号7088(東証一部又は二部)
設立1981年4月17日
資本金90,000千円
本社住所東京都港区虎ノ門四丁目 3 番 1 号
代表代表取締役社長 佐藤 勉
事業内容エンジニア人材の派遣事業・紹介事業
従業員数5,059名

フォーラムエンジニアリングの事業内容

フォーラムエンジニアリングはエンジニア派遣サービスを行う企業です。

企業設立時からエンジニア派遣事業を行っています。

 

今期の売上高の99.6%を同事業が占めているフォーラムエンジニアリングの主力事業です。

エンジニア派遣サービスは今年1月1日時点で1,429事業所に4,352名の技術者を派遣しています。

 

エンジニア派遣サービスの顧客企業は機械・電気系主要8業種の企業です。

エンジニア派遣サービスはこれらの業界に特化しており幅広い取引先から受注を獲得しています。

 

また、「コグナビ」というエンジニアと顧客企業のマッチングシステムも同社の特徴です。

コグナビ

コグナビはスキルベースのマッチングシステムであり、企業が求める最適な求人を速やかにマッチングすることができます。

 

コグナビではAIを利用して、エンジニアのスキルと顧客企業の業務内容を可視化しています。

可視化されたスキルはスキルツリーと称され、スキルツリーを利用することでスキルベースでのマッチングが可能です。

 

フォーラムエンジニアリングがIPOにより得る手取金の使途

フォーラムエンジニアリングのIPOは売出のみのため、企業が得る資金はありません。

通常、IPOにおいては公募株数の割合が多いほど評価が高くなりますので、この点は注意が必要です。

 

企業がIPOにより得る資金は公募株数と直結します。

公募株が少ないほど、企業が得られる資金は少なくなり成長余地がそれほど無いと判断される可能性があります。

その場合、公募価格にも悪影響があるかも知れません。

フォーラムエンジニアリングの業績

ここではフォーラムエンジニアリングの業績をフォーラムエンジニアリングの有価証券報告書で確認していきます。

まずは売上高の推移です。

フォーラムエンジニアリングの売上高推移

売上高(千円)
2015年3月30,651,545
2016年3月31,927,560
2017年3月33,442,488
2018年3月34,496,459
2019年3月34,591,165

 

売上高は右肩上がりに順調に増加しています。

成長率は低く新興企業が多いIPO銘柄の中では見劣りしますが、既に300億円以上の売上高があります。

 

つづいて、フォーラムエンジニアリングの経常利益を確認していきましょう。

フォーラムエンジニアリングの経常利益推移

経常利益(千円)
2015年3月3,324,405
2016年3月3,893,388
2017年3月5,234,212
2018年3月6,181,744
2019年3月6,341,824

安定した黒字を継続しています。

経常利益も右肩上がりで上昇しており、かつ売上高に比べて高い成長を遂げています。

IPO企業は赤字のまま上場する企業も多いので、安定した60億円規模の黒字実績を持つ点は評価に繋がりそうです。

 

フォーラムエンジニアリングのロックアップ情報

フォーラムエンジニアリングの上位株主の保有比率、ロックアップ情報は以下の通りです。

株主保有比率ロックアップ期間
(株)ラテール・エンタプライズ45.98%180日間
松波 方祐子27.01%180日間
大久保 泉7.2%180日間
佐藤 勉(社長)4.75%180日間
松波 宏紀3.24%180日間
本畑 弘人1.92%180日間
オーガスト・イールド・リミテッド1.92%180日間
小南 渉0.96%180日間
秋田 秀樹0.29%180日間
石毛 勇治0.29%180日間

 

上位株主は180日間のロックアップが設定されています。

ロックアップ期間中は、保有する株を売却することはできません。

ロックアップは上場と同時に大株主が株を売却し、株価が暴落しないように取られている対策です。

 

公募が無い売出のみのIPOということもあり、大株主は全てロックアップが設定されています。

IPO銘柄は特に需給によって株価が大きく変動しますので、ロックアップ情報は必ず確認しましょう。

フォーラムエンジニアリングの初値予想

フォーラムエンジニアリングは黒字を安定して継続している企業です。

既に成熟段階にある企業と言ってもよいかも知れません。

 

前期のEPSは158.96円です。

ですが、今期予想EPSは74.36円となっています。

 

フォーラムエンジニアリングのIPOは売出のみであり公募がありません。

ですので、発行済総株式数は変わりませんので上場後の予想EPSも74.36円です。

 

同じ技術系の人材派遣を手掛けている企業と比較してみます。

比較するのは以下です。

【6028】テクノプロHD

【4695】マイスターエンジニアリング

【4691】アルプス技研

 

企業名PER
テクノプロHD【6028】27倍
マイスターエンジニアリング【4695】15倍
アルプス技研【4691】14倍
PER平均18.6倍

 

EPS 74.36円×PER18.6倍=1,383円 となります。

想定価格の1,310円と近い数字となりました。

新興企業のIPOの場合は今後の成長性が株価の大きな要因となります。

ですが、フォーラムエンジニアリングは創業40年近い企業であり業績は安定しています。

 

そのためEPSなどの指標から株価の判断がしやすいです。

想定価格も妥当な水準であることから公募価格を大幅に上回る可能性は少ないかも知れません。

まとめ

フォーラムエンジニアリングは技術者の人材派遣サービスを展開する企業です。

全国の企業、事業所に派遣実績があり登録者数も多数います。

業績は安定しており、今後もエンジニアは需要が高いとされています。

 

業績が安定しているが故にこれからの高い成長性は難しいかも知れません。

売出100%のIPOであることからもそれほど期待できないIPOとなりそうです。

 

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2020年2月2日

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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。