【HSBC】米国株式市場で取引できる英国の高配当優良銘柄であるHSBCの株価・利回りを徹底評価!

米国の高配当優良銘柄であるHSBCの株価・利回りを徹底評価!

米国株式市場は世界最大の株式市場です。

米国株式市場ではADR(American Deposit Receipt)という仕組みを用いてロンドン株式市場に上場しているHSBCに投資を行うことができます。

 

世界的なメガバンクであるHSBCは現時点で配当利回り6%という高配当銘柄です。

今回は、HSBCは投資妙味が高いのか?

 

HSBCに投資はどの証券会社で取引できるのかという点についてお伝えしていきたいと思います。

HSBCはロンドンに本拠地を置く世界最大のメガバンク

HSBCはHongKong Shanghai Banking Corporationで元々は1865年に香港で創設された香港上海銀行を母体として1991年に設立されました。

元々香港は英国領だったということもあり本店はロンドンのカナリーワーフという新金融街に立地しています。

 

筆者も以前ロンドンに勤務をしていたことがあるのですが、カナリーワーフは伝統的金融街であるシティからは少し離れた場所にある外資系金融が集中しているロンドンの摩天楼地区です。

世界の時価総額ランキングでは日本のトヨタ自動車の42位にはわずかに負けるものの、英国最大企業として時価総額は1660億ドルで約18兆円の規模となっています。

 

HSBCの主な業務としては以下の4つとなっています。

  • 商業銀行 (通常の貸付業務)
  • リテール銀行 (個人向けの銀行業務)
  • 投資銀行 (M&A等を担当)
  • グローバルプライベートバンキング (富裕層向けの特別対応)

HSBCは業績横ばいであるが配当金も一定で安定した高配当を実現

HSBCは6%の高配当利回りを受け取ることができますが業績はどうなっているのか?

踏み込んでみたいと思います。

 

以下は楽天証券で確認できる過去5年間の売上と当期利益の業績推移を編集部で加工したものです。

HSBCの過去5年の売上高と当期純利益

売上高はほぼ横ばいで、当期利益は2016年に凹んでいることを除いてはほぼ横ばいであることがわかります。

よりわかりやすくする為にHSBCの過去5年間の1株あたりEPSと1株あたりの配当金を図示したものが以下となります。

HSBCの1株あたり利益(EPS)と配当金

2016年は利益が大幅に凹んでおりますが、それ以外は得られた利益の殆どを配当金として拠出していることがわかりますね。

配当金水準も過去5年間は少なくとも1株あたり2.5ドルで一定という点は安定感がありますね。

信太郎
因みに2018年度のEPSの金融業界平均は2.35で配当平均は0.74じゃから両方とも平均を大きく上回っておるな!
秀次郎
しっかり稼いで、しっかり株主に還元する企業ということですな!

 

特に2016年に利益が凹んだ時でも安定した配当を出しているところは経営陣の意思が示されているとみることができるでしょう。

HSBCの株価と割安度チェック

株価はリーマンショックから回復後10年間横ばい推移を続けています。

過去10年間のHSBCの株価推移

2010年から$30から$60の間を往復した動きとなっています。

この間、配当金は$2.5で一定なので$60の時に購入された方は4.1%、最安値付近の$30の時に購入された方は8.3%の配当利回りとなります。

信太郎
売上・利益推移からわかる通り成長企業というより安定高配当企業というわけじゃな!
秀次郎
配当金が高いので株価が低くなればすかさず買が入ってささえられますな!

PERも現状は12.7と非常に割安な水準でもあるので、長期的に高配当を得ることを目的として購入するには良いタイミングかもしれません。

日本の証券会社でHSBC株を購入する方法-ADRを用いて楽天証券で購入が可能!-

日本の証券会社で英国市場に上場してる株に直接投資を行う方法はありません。

秀次郎
それでは魅力的だとわかっていても結局取引できぬではないか。。
信太郎
安心するんじゃ!ADR(American Deposit Receipt)という特殊な方法を使って米国株式市場に上場されているHSBCの預託証券を購入することは可能じゃぞ!

ADR(American Deposit Receipt)の仕組み

ADRは米国市場に他の国の株式市場に上場されている銘柄を上場させて取引できるようにする手法です。

例えばインドの株の例で説明すると、インドに上場されているB社株をC銀行のインド支店が買付を行い現地の銀行で保管します。

C銀行がB社株の預託証券を発行して米国で上場を行うことで米国市場でインドのB社株を売買することができるようになります。

ADRの仕組み

楽天証券

ADR(American Deposit Receipt)のメリット

ADRは二重課税を防ぐことができるというメリットがあります。

通常米国企業からの配当金を受け取る場合は米国と日本で二重課税を受けます。

 

最終手取配当額 = 米国配当金 × (100%-米国配当税10%) × (100% – 日本配当税20.315%)

 

しかし、ADRでは元々上場している企業の源泉税率が適用されます。

 

ここで英国の配当税率は0%なので二重課税を防ぐことができて最終的に日本の配当税だけがかかることになります。

 

最終手取配当額 = 米国配当金 × (100% – 日本配当税20.315%)

 

10%に配当税が節約できるのは大変ありがたいですね。

ADR(American Deposit Receipt)でHSBCが購入できる証券会社

ADRでHSBCが購入できる証券会社として楽天証券とSBI証券があります。

両証券会社は外国株取引に定評のある証券会社なので海外取引を考えている方は口座を開設しておきましょう!

 

 

まとめ

HSBCは業績は横ばいだが配当金を高水準で維持しているので、6%程度の配当利回りとなっています。

HSBCは上場されているロンドン株式市場から直接購入することはできませんが、ADRという仕組みを利用して楽天証券とSBI証券で間接的に購入することができます。

 

ADRを利用すれば、英国の配当税が0%であるため米国での二重課税を防ぐことができるのも魅力となっています。

 

以上、【HSBC】米国株式市場で取引できる英国の高配当優良銘柄であるHSBCの株価・利回りを徹底評価!…の話題でした。

 

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