令和は「人生100年時代」。
一般の会社員の方であれば60歳で定年退職。
再雇用を経ても、65歳で主力となる給与収入を失ってしまいます。
さらに年金についても、労働人口の減少及び団塊ジュニア世代の引退に伴い将来年金が不足してしまうのではないかという懸念が生じています。
それに加え、政府は年2%の物価上昇を目標としており、我々を取り巻くマクロ経済環境は益々厳しいものになっていくことが予想されます。
資産を築く方法として、資産運用をして、インカムゲインやキャピタルゲインを獲得していくことが挙げられます。
「インカムゲイン」は、別コンテンツで解説していますが、ここでは「キャピタルゲイン」を取り上げ、解説していきます。
目次
Contents
キャピタルゲインとは
「キャピタルゲイン」とは、株式や債券など、保有している資産を売却することによって得られる売買差益のことです。
株式というと、短期売買を繰り返すデイトレードが主体であるようなイメージをお持ちの方は多いと思います。
短期売買には株式に費やす時間も長くなり、必要な知識も多岐にわたるので、初心者向きではありません。
キャピタルゲインを獲得するにあたり、会社員の方などが取り組むとして、理想的な方法。
それは、中長期的に業績が伸びそうな株式を保有。
そしてしかるべきタイミングで売却、利益を確定させることです。
以下のコンテンツでは、そんなキャピタルゲインについて詳しく解説しています。
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キャピタルゲインを狙える銘柄を探す分析手法
キャピタルゲインを得られる銘柄を分析する手法として主に以下の二種類があります。
- ファンダメンタル分析
- テクニカル分析
ファンダメンタル分析というのは企業の財務諸表から企業の本質的価値を分析する手法です。
企業の本質的価値が株価よりも低い場合は、今後本質的な価値にむかって上昇していく可能性が高くなります。
一方、テクニカル分析はチャートから今後の株価を予想する手法です。
株価の推移を結んだ株価推移をあらわすチャートは多くの投資家が注目しています。
銘柄によってはファンダメンタルに関係なく、チャートの形だけで株価が上昇したり下落します。
以下のコンテンツではファンダメンタル分析とテクニカル分析のそれぞれの分析手法についてまとめています。
株式投資を始めるまえには是非とも勉強しておく必要がある内容です。
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キャピタルゲインで巨万の富を構築した有名投資家の手法を学ぼう
どの世界でも道を極めようと思うのであれば、まずは一流の人の真似をすることを試みるべきです。
株式投資の世界では株式投資だけでForbs上位に君臨するバフェット氏を含めて多くの「億万長者」が存在しています。
投資の世界で巨万の富を築いている方は、キャピタルゲイン投資で資産を築きました。
当サイトでもキャピタルゲインで大きな資産を築いた著名投資家を数多く紐解いてきました。
◾️伝統的な著名投資家:
- ウォーレンバフェット:毎年約20%のキャピタルゲインを継続し世界有数の富裕層に
- ベンジャミン・グレアム:ベンジャミングレアムの師
- ピーターリンチ:個人投資家に適した投資手法を提唱
- レイダリオ:世界最大のヘッジファンドを運営し個人投資家向けのポートフォリオも提唱
特に、伝説のファンドマネージャーとして知られる「ピーター・リンチ氏」の投資手法は興味深い内容となっています。
個人がプロを出し抜き10倍に株価が値上がりするテンバガーを狙う投資手法について詳しく説明しています。
以下のコンテンツでは、先ほど挙げた、長年投資家の尊敬を集めている著名投資家の投資手法についてお伝えしています。
以下のコンテンツでは日本の個人投資家で名を挙げている人を取り上げています。
身近な凄腕投資家の手法を取り入れてみるのもよいでしょう。
投資手法は違えど全員キャピタルゲインで名を挙げています。
◾️日本の個人投資家:
- BNF
- Cis
- かぶ1000
- 堀哲也
- 五味大輔
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あらゆる側面からキャピタルゲインを狙える銘柄を選択する
キャピタルゲインを狙うための方法について、具体的な方法を紹介していきます。
日経225のような大型銘柄から選択する
、個人投資家にとっては「小型株投資」の方が高いリターンを獲得できる可能性が高いです。
しかし、名前も聞いたことがないような小型銘柄に投資をするのは抵抗がありますよね。
まずは、誰もが聞いたことがあるような大型銘柄への投資を検討してみるとよいでしょう。
何倍にも値上がりするのは難しいです。
しかし、1年で2倍になる銘柄は数多く存在しています。
テーマ株から選択する
自分の好きなテーマがある方は、テーマから銘柄を絞るのも一つの手です。
追い風にのっているテーマであれば、株価が上昇しやすい環境にあるといえます。
上記のコンテンツでは2020年時点でHOTなテーマを取り上げています。
- オリンピック株
- IoT・AI関連株
- 5G関連株
- キャッシュレス関連株
- RPA関連株
- SaaS関連株
- 仮想通貨関連株
- eスポーツ株
- ソーシャルゲーム株
- 輸出関連株
- 地震関連株
- 内需関連銘柄
海外株から選択する
現在日本は成長が乏しい国家になってしまいました。
しかし、海外では同じ先進国の米国や新興国では国家自体が右肩あがりで成長しています。
キャピタルゲインを狙うのであれば、成長率の高い国の銘柄に投資するのが有効でしょう。
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個人投資家であれば小型株集中投資が有効
個人投資家が小さな元手で大きな資産を構築するためには「小型株集中投資」で大きなキャピタルゲインを目指す必要があります。
- 何故、小型株が大きなキャピタルゲインを狙うことができるのか?
- 一般的に必要とされる分散投資が何故必要ではないのか?
という点を主眼におきながら個人投資家の「小型株集中投資」の有効性についてお伝えしています。
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上方修正と下方修正を利用してキャピタルゲインを獲得しよう!
企業は事前に発表していた決算予想を修正することがあります。
事前予想に対して業績が上振れる場合を「上方修正」、反対に下振れる場合を「下方修正」といいます。
以下のコンテンツでは以下の点をお伝えしています。
- 上方修正とは?
- 上方修正で株価が上昇する場合と、反対に下落する場合
- 個人投資家が上方修正を利用してキャピタルゲインを得るための具体的手法
【上方修正】
下方修正も空売りを利用することによりキャピタルゲインを得ることができます。
上方修正で株価が下落する銘柄があるのと同様に、下方修正で株価が材料出尽くしで上昇する銘柄もあります。
下方修正についても以下のコンテンツでまとめていますので参考にしてみてください!
【下方修正】
下方修正のような悪材料によって狼狽売りによって本質的な価値より著しく低い株価まで売り込まれる可能性もあります。
株価が実態よりも明らかに低くなっている銘柄があればキャピタルゲインを狙う大きなチャンスです。
以下コンテンツでは狼狽売りを利用して大きく稼ぐ手法を含めてお伝えしていますのでご覧ください。
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【抽選型】90%の確率でキャピタルゲインを狙えるIPO株投資とは
IPO投資は、新しく上場しようとする企業の銘柄を事前に抽選によって公募価格で購入。
そして、上場初値で売却することにより90%近い確率で利益を狙うことができます。
以下のコンテンツでは、IPO投資がなぜ儲かる確率が高いのか?
IPO投資を行う上でおすすめの証券会社はどこか?
また、過去のIPO事例・今後のIPO企業分析などを中心にお伝えしています。
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【抽選型】80%の確率でキャピタルゲインが狙える立会外分売とは
■ 立会外分売の特徴:
- 立会外分売は株式市場の取引時間外に行われる取引
- 特定の株主からの売注文を細分化して不特定多数に売り出す方法
- 前営業日の終値から数%割引価格で購入ができる
- 申し込みができる時間が短い
まず、立会外分売とは株式市場の取引時間外に既存の株主から大量の『売り注文』を証券会社が預かります。
証券会社が預かった売注文を細分化して不特定多数に売り出す方法のことをいいます。
証券会社が分売を実施する場合証券会社は以下の手順にそって立会外分売は実施されます。
以下のコンテンツでは、さらに詳しく立会外分売について解説しています。
また、注目の案件なども一覧表で紹介しています。
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まとめ
このコンテンツでは、「キャピタルゲイン」について以下の流れにそって解説してきました。
大きな資産を構築するのであればインカムゲインよりキャピタルゲインが有効となります。
キャピタルゲインを生かして、老後の不安解消に向けた資産形成を、楽しみながら実施していきましょう。
以上、【株のキャピタルゲイン特集】保有資産の売却益を狙う!IPO・立会外分売の概要と注目銘柄まで網羅的に紹介!…でした。