筆者は東京大学を卒業してから10年が経過し、30代に突入しています。
社会人になってから仕事に追われる反面、学生時代とは異なり純粋に勉強したいという気持ちが沸き起こってきています。
大学時代は本当にただ単位を取るために仕方なく勉強していました。
今から思えば最高の環境だったのに非常に勿体無いことだと思います。
ただ、18-22歳であった私には勉強の本当の面白さと有用さについて気づくには若すぎたのです。
小学校から大学時代まであくまで勉強は自発的にではなく必要に迫られて行うものだったのです。
しかし現在社会人としてある程度時間が経過し仕事に追われると純粋な知識欲が湧いてきています。
特に30を迎えて今後結婚、育児を前に実生活に関係を及ぼす分野に対する興味が否応なく高まっています。
本日は大人になってから身につけるべき必要不可欠な教養についてお伝えしていきます。
当記事をよんでいただくことで皆さんの勉強欲も高めていきたいと思います。
Contents
学生時代の勉強に身が入らない理由は生活に直結しないから
皆さん最低でも義務教育である中学校までは学校で学んだ経験はあると思うます。
算数(数学)、国語、英語、社会、理科、道徳、保健体育、書道、美術といった科目については一通り勉強すると思います。
高校になると其々の科目を深化させて数学、国語、英語、日本史、世界史、地理、現代社会、倫理、物理、化学、生物、地学等を学んでいくと思います。
大学に進学すると進学した学部毎の専門知識を学びます。
工学、理学部、医学部、経済学部、文学部、教養学部、法学部と様々な学部に分かれています。
大学で理系に進学した方は、その後に入社した会社で実際に学んだことを活用されることと思います。
ただ、文系科目に進学した人は残念ながら大学の勉強が直接結びつかないので勉強に身が入らないという方は多いのではないでしょうか。
実生活に結びつかない勉強はなかなか本気で行うことができないのは仕方のないことかもしれません。
高校はおろか大学でも教えられない「お金の教養」
勉強に身が入らなかった理由は実生活との直結の可否にあるとお伝えしてきました。
しかし、誰しもが関係のある一番重要な勉強について我々は学校教育を受けたことがないのです。
それが「マネーリテラシー」「金融リテラシー」を獲得するための金融教育です。
実際日本銀行の調査によると金融教育を行うべきという方の中で金融教育を受けた方はわずか8.3%しかいません。
正直に考えて欲しいのですが、本当に上記の状況は不可解だと思いませんか?
生きていくのに「お金」は必須であり、「お金」なしにして人生を全うすることはできません。
つまり生活に直結する教養なのです。
であるにも関わらず「お金」に関する勉強は学校では何も教えられてきてませんし、
親から教わったという方も少ないのではないでしょうか。実際日本の金融リテラシーは先進国でイタリアと並んで最低水準です。
更に、日本でも「お金」に関する話をするのは汚らわしいことであるという意識まで存在するのが実態かと思います。
「お金」のことばかり考えると卑しい心になってしまうと親から言い聞かされた方も多いのではないでしょうか。
しかし、これは真実でしょうか?
ただ、富裕層の方はどこか心に余裕がありおおらかな方が多くないでしょうか?
明日生き抜くことや将来の心配をしなくてよい人生はポジティブな心で日々を送ることができます。
東京に住んでいても富裕層が生活する地域での犯罪発生率が低いのも一つの証左といえるでしょう。
それなのに何故か私たちは「お金」について触れられないように今までの人生を歩んできているのです。
大人になった今だからこそ「お金」について真剣に向き合うことが重要な時期にきているのです。
「お金の教養」(=金融リテラシー)とは?身につける意義を含めて解説
そもそも金融リテラシーは何かという点については以下の記事で解説しています。
簡単に復習すると金融リテラシーは以下の4つに分類されます。
- 家計管理能力:日々のお金の収支を黒字にしていく管理能力
- 生活設計:今後の生活を設計していく能力
- 金融知識及び金融経済事情の理解と適切な金融商品の選択:以下で詳述
- 外部知見の適切な活用
1つ目と2つ目と4つ目は先ほどのリンクを参照ください。
金融リテラシーの主要部分を占めるのは、やはり3つ目のパートです。
金融知識及び金融経済事情を知ることが出来れば、今後世界経済がどのように動いていくかを予測することができます。
例えば、現在マネーサプライが上昇しているから今後金価格が上昇していくことが想定される。
また、今後インフレが加速していくことが想定されるから価格転嫁できる企業の株価が上昇していくだろう。
という説明を聞いて、納得することができるようになるのです。
また、今後の経済を予測することが出来ても、金融商品の選択ができなければ意味がありません。
今後の世界経済の動向を予想した上で、どのような金融商品に投資をすれば効率よく資産を増やすことができるかまで理解する必要があるのです。
先ほどの例でいうと、
インフレを価格転嫁できる企業とは具体的にどの銘柄なの?
金は具体的にどのように買えばいいの?
という点を理解していないといけないのです。
今後の経済を読み、投資する資産を選ぶという見識は一生涯かけてアップデートしていく必要があることです。
つまり、学びきるということが出来ないので、学び続けることが必要になるのです。
ただ、金融リテラシーを養いつづけるかどうかで将来構築できる資産に億以上の差がでてきてしまうのです。
構築できる資産に大きな差がでるのであれば、勉強する意欲も自然と湧いてくるのではないでしょうか?
高校時代や大学の文系科目は「お金」に直結しないので本腰を入れることが出来なかった方も、
「お金」にダイレクトに結びつく教養については真剣に向き合うことができるはずだと考えています。
今までは「お金」にかんする教養を身につける機会すら提供されてこなかったのです。
ただ、流石に日本人にも金融リテラシーを学ぶ必要があると徐々にお金を学ぶ環境が整ってきています。
金融リテラシーをつける「お金の学校」という選択肢
今までは金融リテラシーを身につけるためには自発的に本を読み漁って身につける必要がありました。
筆者は東京大学経済学部金融学科という如何にも金融リテラシーがつきそうな学部を卒業しました。
しかし、まったく先ほど言及した金融リテラシーを身につけることなく大学を卒業してしまっていたのです。
内容がどうしてもアカデミックすぎて生活との結びつきを直接的に感じることができなかったのです。
社会にでたことがない学生が大学教育で金融リテラシーを身につけるのは難しいのではないかと考えています。
社会人になってお金の問題に直面して、老後の生活を考え始めて初めて金融リテラシーの重要性に気づくことになるのです。
金融リテラシーを身につける体系的な教科書は現状存在しません。
何から学んでよいか分かりませんし、学び方を間違えると間違った方向で人生を歩んでしまうことになります。
やはり、金融リテラシーを極めた信頼感のあるプロフェッショナルから体系的に学ぶことが一番の近道であると思います。
そこで選択肢としてあがるのが「お金の学校」です。
「お金の学校」といっても、しっかり金融リテラシーを体系的に学べるスクールは「GFS」と「FA」となります。
私がGFSを金融リテラシーを学ぶことを決めたのは様々な体験セミナーに参加して最も高品質だったからです。
以下で筆者が参加した各セミナーについては網羅的にまとめていますので参考にしていただければと思います。
GFSが提供している体験版の「投資の達人になる投資講座」では無料であるにも関わらず以下のような濃い内容となっていました。
本講座では経済、財政、金融という金融リテラシーの根本をなす知識は勿論として、
実践編として株式投資のAtoZを実際に成果をあげ書籍を出版しているようなエキスパートから銘柄選択方法を含めて学ぶことができます。
間違いなく金融リテラシーを着実に高めて、将来大きな資産を形成する素養を身につけることができると受講者として保証できる内容になっています。
信頼できるプロからしっかりとした正しい知識を身につけていきましょう!
まとめ
- 学生時代に勉強に身が入らないのは生活に直結しないものが多いから
- 日本の学校教育では必要不可欠なはずの「お金の教養」が教えられていない
- 結果として日本の金融リテラシーは先進諸国で最低レベル
- 金融リテラシーは資産を形成するためには必須の教養
- 金融リテラシーの有無で億単位の資産の差がでてくる
- 金融リテラシーを体系的に学ぶのであれば「お金の学校」が有効