【連続増配銘柄】毎年増配する株式の魅力を代表的な日本企業とともに紹介する!

【連続増配銘柄】毎年増配する株式の魅力を代表的な日本企業とともに紹介する!

株式投資の楽しみの一つに配当金というものがあります。

配当を出すかどうかは最終的に企業側が決めますので全ての上場株式会社が配当を出しているわけではありません。

 

また、配当を出している場合でも配当金額は年によってまちまちで波があることが一般的です。

 

秀次郎
ずっと保有している株でも数年前の方が配当金は多かったということも珍しくないからの。。
信太郎
しかし、中には配当を毎年増やし続けている(増配)企業も存在するんじゃ!

 

今回はそんな毎年増配銘柄の紹介です。

 

「配当をもっと貰いたい」

「配当投資を考えている」

 

という方はぜひ最後まで読んでいただき参考にしていただければと思います。

 

配当とは? 日本でも注目度が高まっている株主還元策

配当とは企業が株主に対して支払う分配金です。

企業は株主からの出資により事業を行い、事業により稼いだお金を株主に配当として支払います。

 

配当は保有している株式数に応じて支払いされますので保有株式数が多いほど配当金も多く受け取ることができます。

保有株式数が多いということはそれだけ多くの資金を出資したということですからね。

 

さて、この配当ですが配当を出すことは法律や規則で定められているわけではありません。

ですので、企業の中には配当を全く出していない企業も多くあります。

 

ただ、最近では国内企業も株主還元の一つとして配当政策にも積極的になってきています。

実際以下図の通り上場企業の配当金総額は過去最高を更新しています。

 

日本の配当金総額

参照:時事通信

 

信太郎
配当金については以下の記事で網羅的に説明しておるぞ!

 

【株の配当金生活に必須の全知識】失敗しないおすすめ高配当・優良銘柄(日本・米国)も一挙に紹介!

2019.07.04

 

そんな中で注目されているのが増配銘柄です。

増配銘柄とは?

増配銘柄とは配当金を増やしている銘柄です。

特に毎年増配を行っている銘柄を「毎年増配銘柄」や「連続増配銘柄」とよびます。

 

以下は追って紹介する『花王』ですが30年以上にわたって配当金を増額し続けています。

 

花王の配当金の推移

 

秀次郎
すごいですね!!!

 

株式投資で得られる利益は大きくわけて二種類あります。

 

  • 株価の変動により利益を得る「キャピタルゲイン」
  • 配当による利益「インカムゲイン」の2種類があります。

 

インカムゲインを狙った配当投資はキャピタルゲインに比べて予測しやすく安定して得ることができます。

そのため、配当金投資は多くの投資家に人気がある投資方法です。

 

つづいて、毎年増配銘柄に配当投資を行うメリットを紹介します。

 

毎年増配銘柄のメリット

業績の安定性・収益力が高い

毎年増配銘柄は業績が安定しており収益力が高いことが多いです。

そもそも配当は企業が稼いだ利益から出ています。

毎年、配当を増やし続けることができるということは、それだけ安定して利益を出しているという証拠です。

 

企業がいくら配当を出そうとしても、しっかりと稼げていなければ配当を増やすことはできません。

 

毎年増配銘柄は配当を出し続けることができる高い収益力と安定性を持った企業といえます。

 

不況期にも強い

増配を毎年続けているということは景気の波に左右されずに配当を出しているということです。

景気は循環します。

好況期には多額の利益をだして配当ができても、不況期にも同じように配当を出すことは簡単ではありません。

 

実際多くの企業は不況期には配当を減らします。(減配)

ですが、毎年配当銘柄は不況期でも配当を増やし続けています。

不況期でもしっかりと稼ぐ収益力があるということです。

 

ディフェンシブ銘柄(景気鈍感株)とは?投資するメリット・デメリットから「おすすめ銘柄」まで徹底解説。

2019.04.27

 

不況期になったからといって慌てて株を売却する必要がありません。

株式投資において重要である長期投資を行うことができます。

 

取得ベースの配当利回りが年々上昇する

毎年配当を増やしているということは、保有を続けるほど配当金が増えていくということです。

配当というインカムゲインが年間にどの程度見込めるかという指標に「配当利回り」というものがあります。

 

配当利回りの計算式は、配当金÷株価です。

例えば配当額が1株あたり50円の株の株価が1,000円だった場合は、50円÷1,000円=5%が配当利回りとなります。

 

毎年増配銘柄は増配を続けていきます。

購入した時点から1年、2年と経過するほどに取得ベースで見た時の配当利回りが増えていくのです。

 

アメリカの著名投資家であるバフェットは毎年増配銘柄であるコカ・コーラ株を長年に渡り保有しています。

取得ベースの株価と現在の配当で配当利回りを計算すると配当利回りが40%を大幅に超えるとてつもない数字となっています。

 

このように毎年増配銘柄は長期間保有することで、取得ベースでの配当利回りが年々上昇するのです。

 

配当が下落の歯止めになる

配当を継続して出している企業は配当が株価の下落を抑制してくれることがあります。

株価が下がると配当利回りが上昇しますので、ある程度株価が下がると配当を狙った買いが入るのです。

 

配当が安定していない企業の場合は減配や無配となる恐れがあるため配当狙いの買いも大量にはありません。

しかし、毎年増配銘柄のように安定した配当を出し続けてきた実績がある企業の場合は投資家も減配の可能性は低いと見て、

積極的に配当狙いの買いを行います。

 

毎年増配銘柄には株価の下落に対して歯止めが働くのです。

 

株主を大切にしている企業が多い

そもそも配当は株主還元政策に一つです。

企業が株主を軽視している場合は、配当はそれほど重要視されません。

株主から出資されているという意識が低いため利益を株主に還元するという発想があまりないのです。

 

そういった企業は株価にも無頓着であることが多いため株価対策があまり行われずに株式投資を行っても報われません。

 

一方、毎年増配銘柄は株主にしっかりと還元を行っていくという意識が高い傾向にあります。

配当以外の面でも株主対応が丁寧であることが多いです。

そういった企業ほど株価も堅調であることが多いので、配当以外の面でも毎年増配銘柄にはメリットがあります。

 

コラム:配当貴族銘柄とは?

 

信太郎
配当金を25年以上増配している銘柄を配当貴族銘柄というんじゃ!

 

配当貴族銘柄は日本には花王しか存在しておりませんが、米国には数多くの配当銘柄が存在しています。

先ほど紹介したコカコーラも配当貴族銘柄ですね。

 

配当貴族銘柄では投資した当時の株価が低いため、持ち値ベースでの配当利回りは数十%以上となっている銘柄も存在します。

 

配当貴族銘柄の魅力

 

以下コンテンツでは米国の配当貴族銘柄について増配記録63年に登るP&Gを含めてランキング形式で紹介しています。

 

【米国株式・配当貴族銘柄特集】連続増配63年?!アメリカの増配企業・継続年数ランキング。

2019.09.23

 

毎年増配銘柄の紹介

ここまでは毎年増配銘柄の概要やメリットを紹介しました。

続いては具体的な毎年増配銘柄の紹介をします。

ぜひ株式投資の参考にしてください。

 

花王:日本で唯一の『配当貴族銘柄』

洗剤など日用品の大手メーカーである花王は国内トップの毎年増配銘柄として知られています。

29期連続増配を記録しており今期も増配予定となっていますので日本では前人未到の30期(30年)連続増配の予定です。

 

世界的な大不況を引き起こしたサブプライムローン問題やリーマンショックなどがあった時期にも増配を続けています。

規模も大きく、業績も堅調ですので配当余力も十分あり今後も増配を続けていく可能性は高いでしょう。

 

【4452】花王の株価上昇理由と今後見通しを予想!安定した業績と国内最長29期増配が魅力的。

2019.05.25

 

KDDI:業績も堅調で17年連続増配

一般的にはauで知られている携帯電話事業を主力としているのがKDDIです。

17期連続増配を記録しており、配当利回りも高く高配当銘柄としても知られています。

今期ももちろん増配予定です。

 

現代の生活では携帯電話は必需品となっており、不況期でも携帯電話を手放す人が続出するということはないでしょう。

KDDIは底堅い需要に支えられている安定業績企業といえます。

 

通信業界大手KDDI(9433)の株価見通しは?au経済圏の構築で堅調な業績と割安度から予想。

2019.06.06

 

JT:15年連続増配で配当利回りも6%超

国内唯一の煙草製造業者であるJTも毎年増配銘柄です。

15期連続で増配を行っており配当利回りも6%を超える高配当銘柄でもあります。

 

国内煙草事業は煙草規制や喫煙者数の減少などにより業績が落ち込んでいます。

しかし、高い利益率と潤沢なキャッシュを得ることができています。

 

煙草事業は一旦製造体制が整えば、新規投資をそれほど必要としませんのでキャッシュ創出力の高い事業です。

多額のキャッシュが得られるということは、それを原資として配当を出すことができるということでもあります。

 

また、JTは政府が大株主となっており、配当金が国の予算となっていますので国策的な面からも減配の可能性は低いでしょう。

 

【日本たばこ産業】JT(2914)の業績推移と株価を分析!国内トップクラスの高配当銘柄の今後を予想する。

2019.05.31

 

まとめ

今回は毎年増配銘柄について紹介しました。

 

最後に重要点をまとめますと

  • 毎年増配銘柄とは配当を増やし続けている企業
  • 毎年増配銘柄は安定した高い収益力を持っていることが多い
  • 毎年増配銘柄は不況期も増配を続ける体力がある
  • 安定した配当金が支払われることが株価の下落を食い止めることがある

 

の4点があげられます。

 

毎年増配銘柄は優良企業が多く、株式投資を行う価値のある企業ばかりです。

ぜひこの記事を参考に毎年増配銘柄に投資を行なっていきましょう!




[おすすめネット証券ランキング]

2019年現在で株式投資を始めるにあたり、マネリテ編集部が厳選したネット証券をランキング形式にまとめておりますので参考にしてみてください。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。