投資や株式の世界に興味がなかった、という方も多いと思います。
しかし、「NISA」の登場をキッカケに興味を持ち、独学で勉強しようと努力している方は少なくありません。
今回のコンテンツでは、そのような方が参考にすべきNISAの紹介を行うおすすめの本を紹介します。
各書の特徴を確認し、気になる書籍を手に取ってみてください。
最近では、NISA含む資産運用の基礎知識を短時間で学べる、オンライン動画セミナー(ウェビナー)も流行しております。
在宅視聴可能で気軽に参加できるものも多いので、参考にしてみてくださいね。
目次
Contents
日本一やさしいNISAの学校【最新版】
「日本一やさしいNISAの学校【最新版】」は、ナツメ社から2015年10月に販売された書籍です。
とにかく気軽にNISAについて学んでみたいという方におすすめです。
今回紹介する最新版では、2016年の制度改革による上限の拡大や、未成年者を対象としたNISAの創設にも触れられています。
まさに最新の情報をキャッチできます。
NISAはライフスタイルによってお得な運用方法が大きく変化します。
さまざまなパターンに対応できる内容であることは大きなポイントといえるでしょう。
しっかり者の「めぐみさん」とギャンブル好きな「まさと君」が登場します。
軽快な講義形式で物語が進んでいくので、根気を持たずともNISAを学ぶことが可能です。
各章の最後には、理解力を試す復習テストも設けられています。
実力が付いているかどうかを確認しながら読み進められることも特徴の一つになっています。
また、NISAに関する仕組みの説明のみならず、「株の指標」を読み解くための方法にも触れられています。
株式投資全般を学びたいと考える方にも有益な内容です。
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NISA完全ガイド 勝守 日本株&投資信託
「NISA完全ガイド 勝守 日本株&投資信託」は、晋遊舎から2020年1月に発売されたムック本です。
全97ページに亘って現在NISAで投資する際におすすめの日本株や投資信託が紹介されています。
制度の開始からすでに数年が経過しているNISA。
紹介されている銘柄は合計で222銘柄にも及び、広告なしでアナリストが真剣な評論を行っております。
しがらみがないからこその辛口評価がされています。
NISAといっても多額の投資が必要になると考えてしまいがちです。
しかし、1万円から投資できる銘柄も紹介されているので、主婦の方でも手に取りやすい一冊といえるでしょう。
高配当株や大型株、テーマ株などカテゴリー別で銘柄を探すこともできます。
すでに株式投資をはじめている、NISAを経験したことがあるという方にとっても参考になります。
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本だけではなく無料のオンライン投資セミナーも活用しよう
現在、特にコロナウィルス感染拡大騒動以来、オンラインのサービスが充実してきています。
「お金の学校」をはじめとして様々な金融機関などの団体が「オンラインセミナー」を提供しています。
オンラインセミナーは、NISAに特化した講座もたくさんあります。
以下のコンテンツでおすすめのセミナーをピックアップしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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つみたてNISAはこの8本から選びなさい
「つみたてNISAはこの8本から選びなさい」は、セゾングループで長年のキャリアを築き、
現在は2400億円を超える預かり資産のファンドを運営する中野晴啓さん執筆の書籍。
2019年3月に出版されました。
NISAと比べて取り扱われている商品が少ない「つみたてNISA」。
それでも160本以上の商品が並び、何を選べば得ができるのか見極めるのは簡単ではありません。
しかしこの本を読めば、つみたてNISAのプロである中野さん自らが厳選した8本の商品だけを詳しく知ることができます。
単純におすすめの商品だけをゴリ押しされるのではなく、その商品が選ばれた理由を知ることもできます。
当サイトでも「つみたてNISA」におすすめの銘柄を紹介しておるから参考にしてみてください。
NISAや投資信託の仕組みそのものについても図解されています。
投資の基本やシステムを最初から学び直したいという方にとっても沢山の見所があります。
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図解ポケット はじめてのNISA
「図解ポケット はじめてのNISA」は、秀和システムによって2020年2月に発売されたばかりの書籍です。
ポケット版として持ち運びにも便利で、通勤や通学時のお供としておすすめできる本です。
タイトルの通り、図解でNISAに関する説明が行われています。
文字だけで学ぶよりもわかりやすく、留意点も含めながら詳しい情報を入手できます。
特徴的なポイントは、通常のNISAだけでなくジュニアNISAやつみたてNISAに関する話題も充実しています。
第4章と第5章では、NISAを上手に使いこなす方法やNISAで購入できる金融商品が紹介されています。
投資にあたり具体的な目標設定を作ることができます。
予算的な面でも30代から50代を意識した構成で作られています。
該当する年代の方にとっては、とくに注目すべき書籍として評価できる内容です。
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じっくり派もお手軽派も 必ずトクする!NISA入門
「じっくり派もお手軽派も 必ずトクする!NISA入門」は、ファイナンシャルプランナーとして活動し日本ファイナンシャルアカデミー株式会社の取締役も務める大竹のり子さん監修の書籍。
2018年1月に発売されました。
どちらが得をしやすいのか考察する章が用意されています。
どちらか一方しか活用することができない2つの制度を詳しく紹介。
その上でライフスタイルを区分けして、ご自身の生活で本当に得ができるのはどちらかを紹介しています。
これらの紹介を行う章では、メリットのみならずデメリットについても詳しく解説されています。
運用開始後に予想外の問題が発生する可能性も少なくなるはずです。
監修者である大竹さん自らがキャラクターとして本の中に登場しています。
わかりやすさを重視した解説を行うため、リラックスしてNISAに向き合えるという点も魅力になっています。
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稼ぐ投資家とスゴ腕FPに聞いてみた NISA&つみたてNISAで何を買っていますか?
「稼ぐ投資家とスゴ腕FPに聞いてみた NISA&つみたてNISAで何を買っていますか?」は、森田悦子さんと中野佑也さんの共著として2019年8月に発売された書籍。
マネックス証券のチーフ・ストラテジストである広木陸さんのインタビューも掲載されています。
NISA本の大半が、何の株式や商品を購入するかは読者に一任するという立場を取る中で、
この本は何を買えば得をしやすいのか、一発で理解できる内容です。
アドバイスをする立場のファイナンシャルプランナーや、実際に稼いでいる個人投資家です。
彼らがNISA・つみたてNISAで何を買っているのかが一瞬で理解できます。
内訳としても「ほったらかし」「米国株」「下落局面での買い」などパターンが異なります。
普段の投資にも生かせる情報を入手できるでしょう。
自分で商品を選ぶというよりも、専門家や投資家が選んでいる銘柄を知り、
手っ取り早く投資に生かしたいと考えている方に特におすすめです。
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図解NISAで投資家デビュー
「図解 NISA で投資家デビュー」は、金融教育研究所の代表であり、1級ファイナンシャルプランニング技能士として活動する佐々木裕平さんの書籍です。
NISAをキッカケに投資に興味を持ち、投資家としてデビューする方を読者に想定して作られております。
初心者の方でも理解しやすい言葉が意識的に使われています。
NISAに関する基礎を紹介しているほか、よくある質問や解答、そしてコラム記事など内容が充実しています。
リスクについても正しく学ぶことができる本です。
特定の商品やサービスに誘導することがなく、淡々とNISAの基本知識を紹介しています。
読者目線の切り口で解説が行われていることを評価する声は少なくありません。
NISAだけに固執しておらず、株式投資全般をカバーする内容に仕上げられています。
トレーダーとして本格的なデビューを模索中の方にもためになる情報が目白押しです。
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まとめ
NISAの関連本は、制度の運用開始前から現在までさまざまな著者により販売されています。
どの本を選ぶべきか悩んだ際には、ぜひ今回ご紹介した7点から選んでみてください。
さて、NISAを皮切りに、資産形成を行っていく上で、「金融知識」が不可欠となります。
「金融知識」「マネーリテラシー」とは、以下の4つのことを指します。
- 家計管理能力・・・日々の生活費と給料の収支を把握
- 生活設計力・・・ライフプランを考える、老後資金の確保
- 金融・経済事情の理解・・・適切な金融商品(株・投信など)の利用・選択
- 証券・銀行などの外部情報の適切活用・・・専門家の意見を上記3つに生かす
このような金融知識を身につけるには勉強が必要です。
しかし、社会人は忙しいです。
勉強をする時間を確保することも難しく、できるだけ効率的に金融知識が学べると良いですよね。
そんな方に向けて、「お金の学校」なるものが存在します。
以下のコンテンツで紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
以上、「NISA」や「つみたてNISA」でおすすめできる本ベスト7!各書籍が持つ独自の魅力をわかりやすく紹介する。…でした。