当選すれば勝率90%のIPO投資の概要とおすすめの証券会社を紹介!取扱数・主幹事数・平等性から徹底比較。

勝率90%のIPO投資の概要とおすすめの証券会社を紹介!取扱数・主幹事数・平等性から徹底比較。

IPO投資は新しく上場しようとする企業の銘柄を事前に抽選によって公募価格で購入して、上場初値で売却することにより90%近い確率で利益を狙うことができる初心者にもおすすめの投資手法です。

家三郎
負け戦が嫌いなわしにとっては最高の投資先じゃな!

本日はIPO投資がなぜ儲かる確率が高いのかという点を紐解いた上で、IPO投資を行う上で必要となる基準毎におすすめの証券会社についてお伝えしていきたいと思います。

IPO投資の高い勝率と期待できる利益水準をデータから確認

IPO投資の高い勝率と期待できる利益水準をデータから確認

世の中美味しい話には裏があるとよくいいますが、IPO投資については当選すれば9割型利益を獲得することができます。

まず昨年度2018年の実績をみると90社上場を果たして上場後初めてついた価格である『初値』が事前の『公募価格』を上回っている数は80社ありました。

つまり勝率は88%と90%近くにのぼっています。

たまたま2018年の調子が良かったわけではなく、2013年から平均して80%-90%の勝率を誇っています。

IPO上場数初値>公募価格勝率上昇倍率初値売却利益平均
2018年90社80社89%2.17倍245,000円
2017年90社82社91%2.09倍213,000円
2016年83社67社81%1.71倍134,000円
2015年92社82社89%1.87倍162,000円
2014年77社59社77%1.89倍186,000円
2013年54社52社96%2.17倍209,000円

2018年にフォーカスすると1単元かうだけで、利益が100万円を超える銘柄がなんと5社も存在していました。

因みに以下が2018年度の利益上位10社です。1位のHEROZに関して言えば公募価格の約10倍という凄まじい価格がついていますね。

銘柄騰落率(倍率)100株初値売却時利益
HEROZ
+988%(10.8倍)445万
アジャイルメディアネットワーク
+415%(5.1倍)124万円
RPA HD
+300%(4倍)107万円
ベストワンドットコム+242%(3.4倍)105万円
Kudan
+276%(3.8倍)102万円
ビープラッツ
+354%(4.5倍)78万万円
Mマート+333%(4.3倍)41万円
ジェイテックコーポレーション
+331% (3.1倍)74万円
リンク
+112%(2.1倍)40万円
イーエムネットジャパン
+133%(2.3倍)40万円

 

1単元公募価格で当選して初値で売却した場合の利益は以下のように、30万円までが大体のボチュームゾーンとなっていますが、大きな利益を狙うことも可能であることが見て取れますね。

2018年の利益水準毎の企業数

やはりIPO投資は抽選にあたりさえすれば相当に旨味のある投資手法であるということがご理解いただけたかと思います。

それではなぜ高確率で利益が出る仕組みとなっているのかという点について紐解いていきましょう。

IPO投資で高確率で利益獲得が狙える理由〜公募価格が予め低く設定されている〜

家三郎
そもそもIPOはどのような手順で進行していくのじゃ?

IPO投資における公開価格(=公募価格)決定までには以下のような手順が踏まれます。

IPOの公開価格決定までの手順

まず最初の段階ではIPOを主に担当している証券会社がIPOを行う企業の、

  • 今後の利益の予測
  • 現在の保有している資産の状況
  • 同業他社のPERやPBRなどの指標

を元に想定発行価格を提示します。

流石に主幹事証券会社が決定した価格だけで募集はできないので上場する社長によってプレゼンが機関投資家に行われて、発行価格レンジが決定されます。

そして発行価格レンジ例えば1000円〜1500円のようなレンジが決定されて、投資家はレンジの中で『いくら』で『何株』買うかを申告して、その積み上がり方に伴って公開価格が決定されます。

家三郎
投資家が申告している期間のことをブックビルディング期間というぞ!

因みに近年はIPO投資は儲かる可能性が高いということで基本的には公開レンジの上限一杯で決まる傾向にあるので、上限で申し込まないと当選する可能性はぐっと下がります。

 

ではなぜIPO投資において公募価格が初値つまり市場が考える実力値より低い価格で決まるかという点についてはいくつか理由があるのですが、

まず公募価格で募集をかけて申し込みが集まらなければ幸先の悪い船出となってしまうので、公募で申し込みが確りと集まるように意図的に低い価格をブックビルディング時に設定していることや、

IPOをするということは利益がうなぎのぼりに成長している会社が多く、通常のバリュエーションよりも期待が高く初値に反映されるということも考えられます。

つまり業界平均PER15倍でも30倍で評価されることもあるということです。

いずれにせよ公募価格の低い設定と、IPO企業への投資家の期待感から殆どの企業で初値>公募価格となる傾向にあるのです。

因みに1997年のヤフーのIPOは凄まじく、公募で70万円で1単元購入して3年後に1億6790万円になったという驚異的な記録を持っている株も存在しますので、興味のある方はご覧いただればと思います。

▶︎IPOで資産1000倍?未公開株上場で何倍になるのかをYahoo!Japanでお馴染みヤフー株式会社の例を用いて考察

IPO投資で証券会社を選ぶ際の3つのポイント-IPO取扱数・主幹事数・公平抽選-

IPO投資についての魅力についてお伝えしてきましたが、いよいよ本題のIPO投資で証券会社を選ぶ際のポイントについてお伝えしていきたいと思います。

取扱数ならSBI証券、マネックス証券、SMBC日興証券、楽天証券

IPOが実施されるとしても全ての証券会社で申し込みができる訳ではありません。

IPO銘柄に抽選を申しことができるのはIPO投資を取りまとめている主幹事証券会社並びに幹事会社と、主幹事・幹事記者からIPO株の販売を委託される『委託幹事』が存在しています。

取扱が少ないのであれば、そもそもIPO銘柄に申し込む機会すら与えられていないことになりますので、取扱銘柄数が多い証券会社はIPO株当選の機会が得られるという点で外せない証券会社ということになります。

秀次郎
そもそも取扱がなければ申し込むことができんからな。戦さ場に出陣することもできんのじゃ。。

以下は主要なネット証券会社のIPOの取扱数なのですが、SBI証券が圧倒的な数を誇っていますね。

その他、マネックス証券やSMBC日興証券に強みがあります。また楽天証券も2018年から本格的に幹事証券会社を務めることを宣言しているため、今後期待がモテる証券会社です。

IPO取扱数合計SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券SMBC日興証券
2018年90751195046
2017年90834144960
2016年83758114651
2015年928210165072
2014年7765253954
2013年5444223437
2012年46386111427

SBI証券についてはIPO投資のみでなく様々なメリットがあり、証券口座開設数No.1のKing of ネット証券となっておりますの、まだ口座を開設されていない方は取り敢えずでも開設しておくことをおすすめします。(当然無料でできます)

主幹事数-SMBC日興証券かSBI証券に強みあり-

先ほどIPOを取り扱うことができる証券会社については主幹事・幹事証券会社と委託幹事があるとお伝えしましたが、同じIPO株でも8割〜9割の株を主幹事証券会社が保有しています。

つまり主幹事証券会社から申し込むか、その他の証券会社から申し込むかでは当選確率が格段に違ってきます。

 

主幹事数という観点でみると最多なのはやはり大手証券会社でもあるSMBC日興証券で続いてSBI証券という結果になっています。

IPO取扱数SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券SMBC日興証券
2018年1100020
2017年800111
2016年1300013
2015年800024
2014年50008
2013年60005
2012年50002

 

平等抽選が行われているかどうか-1人1票制は松井証券、SMBC日興証券、マネックス証券-

一言に抽選といっても抽選の方式は各証券会社によって異なります。

SBI証券と楽天証券は基本的に1単元1票の抽選手法です。

つまり1単元申し込んだ人より2単元申し込んだ人が、2単元申し込んだ人より10単元申し込んだ人が当選する確率が高くなるという抽選方式です。

つまり資金力のある人から優先的に当選する可能性が高まるということですね。

SBI証券では資金力のない方にもチャンスを与えるためにIPOチャレンジポイントという独自の制度を導入しています。

IPOチャレンジポイントは抽選に外れた方に付与されるポイントで、溜まったIPOチャレンジポイントを使用することで当選する確率を高めることができるシステムです。

▶︎SBI証券でIPO投資を行うメリットをわかりやすく解説!外れても無駄にならないIPOチェレンジポイントの魅力。

SBI証券では70%型は1単元1票抽選を実施していますが、30%はIPOチャレンジポイント数を加味した抽選となっているので資金力がなくても地道に挑戦し続けることで光明が見えてきます。

家三郎
じっと力を貯めてここぞという時に勝負ができるワシのスタイルとおなじじゃな。

また、松井証券、SMBC日興証券、マネックス証券は1人1票の平等抽選を行なっています。

1人1票ということは1単元申し込んでいる人も10単元、100単元申し込んでいる人も同じ当選確率ということになり資金力に関係なく平等に抽選を行う方式をとっています。

少額の資金しかない方は1人1票制の方が抽選には有利となりますね。

抽選方式が後期型の証券会社では資金効率がUp-楽天証券-

抽選申込と抽選、購入申込のタイミングの差で前期型と後期型の二つに分かれます。

IPOの抽選スケジュール『前期型』と『後期型』

殆どの証券会社は前期型なのですが、楽天証券、松井証券、カブドットコム証券は後期型となっています。

特に楽天証券は抽選申込をしてから、購入申込の期間で資金拘束をうけないので、

一端楽天証券で抽選申込を行ったあとに資金をSBI証券に写して、SBI証券で当選すればそのまま購入申込を行い、

落選したら楽天証券の購入申込を行うということが可能となるのです。

家三郎
つまり一つの資金で二回抽選に参加できるということじゃな!

 

まとめ

IPO投資は公募価格が低く設定されがちで、更に期待感から初値が高騰しがちという特性もあり勝率90%近くを誇る初心者にもおすすめできる株式投資手法です。

IPO投資を行う証券会社を選ぶ際は、

  • 取扱銘柄数
  • 主幹事数
  • 抽選の平等制
  • 資金効率

という観点から選ぶ必要があります。

ネット証券では取扱銘柄数と主幹事数でSBI証券ついでSMBC日興証券に強みがあり、楽天証券も2018年から力を入れ始めており今後期待が持てる証券会社となっています。

一方、抽選の平等制でいうとSBI証券や楽天証券は資金力の大きい投資家が有利な方式となっており、松井証券、SMBC日興証券、マネックス証券は資金量に関係なく当選確率が平等に与えられているという特徴があります。

更に資金効率という面では抽選スケジュールが後期型の楽天証券を活用することで同じ資金で二回抽選に参加することが出来ます。

おすすめとしては、とりあえずSBI証券で少額しかなくても申し込んでおいて、楽天証券、SMBC日興証券、松井証券、マネックス証券に分散的に申し込んでおくのがよいかと思います。

SBI証券はたとえ外れたとしてもIPOチャレンジポイントというたまればたまるほど、当選確率が上昇するポイントが付与されますので落選しても無駄にはならないので、ここぞという時のためにIPOチャレンジポイントを地道に蓄えておきましょう。

以上、勝率90%のIPO投資の概要とおすすめの証券会社を紹介!取扱数・主幹事数・平等性から徹底比較。…でした。

 

【IPOの全て】失敗しない新規公開株投資!おすすめのネット証券会社とこれから上場する株の買い方(抽選申し込み)を解説。

2019.07.05



[おすすめネット証券ランキング]

2019年現在で株式投資を始めるにあたり、マネリテ編集部が厳選したネット証券をランキング形式にまとめておりますので参考にしてみてください。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。