世の中には多くの資格が存在します。
前回、『お金』にダイレクトに関わる資格を6つ紹介してきました。
たしかにダイレクトに仕事に直結する公認会計士や税理士といった、所謂士業であればキャリアプランとして有効になってきます。
しかし、取得するだけで即仕事には直結しない、ファイナンシャルプランナーや証券外務員、証券アナリスト等の資格については立ち止まって考える必要があります。
本日は士業ではない『お金の資格』を取得する際に是非とも考えていただきたい点について、実際に難易度が高い証券アナリストを取得している筆者の観点でお伝えしていきたいと思います。
目次
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何のために『お金の資格』を取る勉強を行うかを明確化しよう
まず人生において何事にも目標を定めることが大事なのは言を待ちません。
例えば私は小学校時代に東京大学に行くことを目標に設定して、実現するために地元の優秀な塾に通い、一番偏差値の高い進学校に通い、プランをたてて合格の実力をつけていきました。
目標を立てれば、あとは実現に向けて計画を立てて実現に向けて努力をしていくだけになります。
『お金の資格』に限らず、資格を取る方の中には、なんとなく資格を取るという方が結構いらっしゃるのではないでしょうか。
証券アナリストは金融関係では最難関の試験であり、時間に余裕があるから取り敢えず取得しようという軽い気持ちで勉強を開始しました。
資格取得後のプランを特に描くことなく膨大な勉強に時間を費やしてしまったのです。
我ながら小学校時代にできていたことが、社会人になって忘れていたことについては恥ずかしく思います。
結果的に当サイト『マネリテ!』の執筆に役立っていますが、当初は資格取得後のことは微塵も考えていなかったのです。
ただ難易度が高いから、投資に役立ちそうだから、出世に関係しそうだからという、曖昧な目的のまま進んでいたのです。
資格を苦労して取得した結果、取得したことに留まってしまっては、ただの徒労に終わってしまいます。
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目標が投資の勉強なら『お金の資格』が効果的とは限らない
証券アナリストやファイナンシャルプランナーの資格を取得する方の主な目的としては投資・資産運用の勉強なのではないでしょうか?
中にはファイナンシャルプランナーで独立したいと考えていらっしゃるかもいれません。
しかし、ファイナンシャルプランナーは70万人近く存在しています。
専門性が高い資格でもないので独立するには資格取得だけでは不十分です。
自分のファンを作るインフルエンサーになるスキルも必要になっており、独立を目指したファイナンシャルプランナーは実現性が低いです。
独立して成功しているファイナンシャルプランナーはほんの一握りに過ぎないのです。
一方、証券アナリストは専門性は高い資格で転職の際には有利になります。
また会社によっては評価がUpする要因にもなる資格になります。
証券アナリストについては、財務分析、証券分析、経済と投資を行う上でで知識を習得することができました。
上記のように独立や転職も視野にいれて資格を取得される方もいらっしゃると思います。
しかし、やはり士業資格以外の『お金の資格』取得を目指す方は自身の資産運用のスキルを磨きたいという思いを持っているのではないでしょうか。
そして、資産運用や投資のスキルを磨くのであれば『お金の資格』を取得するのが、必ずしも最良の選択肢とはいえないのです。
例えば、ファイナンシャルプランナーの資格を取得したとしても株や投信の銘柄選択を自分で行うことができるようになりません。
詳細な金融商品の分析を行う能力は身につかないのです。
また、証券アナリストも確かに銘柄分析を行うことができるようにはなります。
しかし、現代ポートフォリオ理論では市場は効率的であるという仮定の元、理論が構築されています。
投資で財をなしたウォーレン・バフェットやベンジャミン・グレアム氏をはじめとした著名投資家は株価と実態の価値は異なるという点に着目して大きな利益を築きました。
つまり、実際に利益を上げるための投資手法を習得するというよりは、理論を抑えるという側面が強いのです。
では投資を上達するには何をすべきなのか?
という点について次項以降でお伝えしていきたいと思います。
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投資以外でも成功者に成功の秘訣を習うのは古今東西の常
勉強でも仕事でも料理でも化粧でも上達する時に一番効率的な方法は成功者の方法を真似ることです。
まずは、その道で成功している人の方法論を真似てから、独自の手法を構築していくというのは基本動作です。
一つの方法としては、投資の偉人と言われる方々の書籍を読み、自身の投資戦術として取り入れることが考えられます。
書店には大量の投資本が売られていますが、殆どは流行り物となっており、いつの時代も通用するものとはなっていません。
長年にわたり結果を残してきた伝説と言われているような投資家の考え方を参考にするのがよいでしょう。
しかし、伝説の投資家と言われている方々の内容は難しく、初心者の方は最初はしっくりこないかもしれません。
また、伝説の投資家の方々の内容を実践しても中々良い結果を残せないと悩んでいらっしゃる方もいらっしゃるんじゃないですか。
そんな方におすすめなのが現在第一線で活躍している現役の投資家から投資手法について学ぶことです。
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『お金の学校』で実践的な『お金の知識』を身につけよう!
現役の投資家から教えてもらえる先として有効なのが『お金の学校』です。
お金の学校では余分なことは教えず、投資をする上で必要かつ実践的なスキルをダイレクに学ぶことができます。
そもそもプロが跋扈する資本市場において何も準備をせずに参入するのは危険でしかありません。
お金の学校で実践的なスキルを獲得してから投資の世界に足をふむ入れるのは非常に効率的な方法なのです。
日本にはあまり『お金の学校』は数多くは存在しませんが、中には信頼性にかけるような学校も存在しています。
筆者としては一番おすすめできる『お金の学校』は急速に注目を集めている『グローバルファイナンシャルスクール』(GFS)です。
GFSは現在活躍して実績を残している投資家やアナリスト陣が講師を勤めている新進気鋭の『お金の学校』です。
GFSは現時点で200時間分の動画講義を提供しており、毎日新規で動画が3つ程度のベースで講義が追加されてっています。
2019年末には1000時間の講義時間をめざしており実際の銘柄分析等も行っています。
当然初心者でもわかるように簡単な経済事象や財務分析から、資本主義の歴史から貨幣経済の実態といったように幅広い分野を網羅しています。
WEB講義なので自分が視聴したいもののを選択して受講することができます。
GFSについては以下で詳しく説明しておりますので参考にしてみてください。
受講量は最初の入会金だけで40年間視聴し放題で、時間あたり講義時間は業界平均の10分の1の価格となっています。
提供する質、量ともに他の『お金の学校』を圧倒する内容といえるでしょう。
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まとめ
闇雲に目標を設定せずに『お金に関する資格』を取得するのは適切ではありません。
何のために資格の勉強をするのかを明確にした上で取り掛かる必要があります。
もし目的が投資や資産運用のスキルを磨くことであるとするならば、必ずしも資格を取得することが有効とはなりません。
資格の勉強と実践的な投資スキルには乖離があり、投資スキルを身につけるには現役の投資家から実践形式で教えてもらう方が余程効果的なのです。
魅力的な『お金の学校』である『グローバルファイナンシャルスクール』で投資スキルを磨き、将来お金に困らない人生を歩んでいきましょう。
以上、投資スキルを上達させるなら「お金の資格」をとるより「お金の知識」を身につけよう!…でした。