2023年に新規非課税枠が終了する「一般NISA」(新NISAで2028年まで延長)に加えて、
「つみたてNISA」は2018年から始まった非課税制度です。
この「つみたてNISA」は、2042年まで20年間で40万円の非課税枠が新規追加される制度です。
「つみたてNISA」自体に関しては詳しく以下コンテンツでも解説していますのであとで参考にしてみてくださいね。
2020年から開始すれば、2039年の新規非課税枠で最大800万円分の非課税投資を行うことができます。
非課税投資を行うには、まずは証券口座を解説する必要がありますね。
『NISA』と『つみたてNISA』はどちらか一つを選ぶ必要があります。
また、一つの証券会社でしか口座を開設することができません。
楽天証券はポイント投資・ポイント還元策を拡充させた現在最もお得でおすすめできるネット証券会社です。
つみたてNISAを始めるには楽天証券の口座を保有している必要があります。
まだ保有されていないという方はこの記事を参考にしながら、まずは口座を開設しましょう。
それでは、内容に入っていきます。
Contents
『つみたてNISA』に夜申し込んで翌日取引可能となる驚異的なスピード!
楽天証券口座をお持ちの方でしたら、『つみたてNISA』の申し込みしてから、
1日以内という驚異的なスピードで取引ができるようになりました。
上記メールには『NISA口座』と記載されていますが、しっかり『つみたてNISA』口座の開設が完了していました。
上記画像、右側のメールにも記載されている通り、
税務署の審査が1週間から2週間かかるため税務署からの審査が下りなかった場合は一般口座に移管されます。
まず楽天証券の口座にログインします。
「つみたて NISA」→「NISA・つみたてNISA口座」→「NISA口座を申し込む」を選択します。
その次のページで「つみたてNISA」を選択して「申し込みボタン」をおします。
その次のページでどちらかを選択できますが、早いのは断然『スマートフォンから提出する』です。
その次のページに現れるバーコードをスキャンして、スマホで読み取りページに移動します。
携帯でログイン画面が表れるのでIDとパスワードを入力することで以下の画面に移ります。
「スマートフォンから提出する」を選択。
その後「提出方法を確定する」ボタンをおします。
次のページで「マイナンバーカード」並びに「免許証」の撮影を行って申し込みが完了します。
ポイント還元①:楽天カード積立で簡単に購入額の1%ポイント還元
楽天証券は通常の投資信託購入で「楽天カード」のクレジット積立をすれば、「月額5万円の買付額まで1%のポイント還元」を受けることができます。
楽天カードをまだ持っていないという方は以下のコンテンツを参考にしてください。
積立の設定方法は簡単で「NISA つみたてNISA」→「積立注文」を選びます。
その次のページで、積立したいファンドを選択(複数一括で積立設定も可能)して「一括積立注文へ」をクリックします。
この後の手順は通常の投信積立設定と同じです。
続きは、以下のコンテンツで詳細を解説していますので参考にしてみてください。
ポイント還元②:裏技を使って最大3%ポイント還元
この3%ポイント還元は、2019年6月26日の楽天サービスの変更により、活用ができなくなりました。
対応策と併せて改悪内容を以下のコンテンツで解説しています。
元祖裏技では、各ファンドに対して月間100円分に対して3%のポイント還元しか受けれませんでした。
しかし、つみたてNISAを活用すれば各ファンドに対して月間約2000円分に対して3%のポイント還元を受け取ることができます。
つみたてNISAは年間40万円なので月間最大3.3万円ですが毎月15ファンド×2000円分(3万円分)の3%ポイント還元(=900ポイント)を受け取ることができます。
なぜ15ファンドかというと1日最大15件しか取引数がカウントされないためMAXは15件となります。
それでは、そもそも裏技がどのような理論なのかをおさらいした上で、
つみたてNISAを活用すると何故発展バージョンとして更にお得に活用できるのかを説明していきたいと思います。
3%のポイント還元が行われるロジック
まず前提条件として楽天証券とともに楽天銀行を開設してマネーブリッジ&ハッピープログラム(いずれも無料)に申し込む必要があります。
ハッピープログラムでは『VIP』又は『スーパーVIP』になることで、
楽天銀行▶︎楽天証券への口座振替時に3ポイントのポイント還元を受け取ることができます。
つまり楽天証券の取引残高が0の状態で楽天銀行の資金を利用して、
100円投信を積立ることによって3ポイントのポイント還元を受け取ることができます。
つみたてNISAの特有事象①:毎日積立で1-2ファンドで簡単にVIP以上を獲得ができる
普通の投信積立では毎月1回しか積立を行うことができませんが、『つみたてNISA』では毎日積立を設定することができます。
VIPは楽天銀行内の口座残高が殆どなくても、取引件数が20件を越えればVIPに到達することができます。
どちらか満たせばOK!! | ||
口座残高 | 取引件数 | |
スーパーVIP | 300万以上 | 30件以上 |
VIP | 100万以上 | 20件以上 |
プレミアム | 50万以上 | 10件以上 |
アドバンスト | 10万以上 | 5件以上 |
ベーシック | – | – |
※ 判定期間は前月26日〜当月25日
この取引件数というのは先ほど説明した楽天銀行 ▶︎ 楽天証券への自動振り替えが適用されます。
つまり前月26日〜当月25日までで20営業日存在する場合は1ファンドを毎日積立するだけでVIP条件を獲得することができるのです!
設定方法はまず裏技同様にマネーブリッジを0に設定します。
設定するボタンを押して次の画面で自動出勤時に楽天証券に残す金額、自動入金時に残す金額で楽天銀行の残高共に0万円に設定します。
楽天証券残高の状態で先ほどの1%のポイント還元の時と同様にファンドを選んで次の画面で、証券口座を選択します。
そして、積立タイミングを『毎日』にして、積立額を100円とします。
下にスクロールするとポイント還元の設定画面がありますが、既に溜まっているポイントで購入してしまうと、
楽天銀行→楽天証券の口座振替が発生しないので何も触らずに『設定せず』にやり過ごしましょう。
あとは画面に従って積立注文を行なっていただければと思います。
つみたてNISAの特有事象②:毎日積立で最大3万円で3%(=900円分)のポイント還元
上の特有事象①でVIP以上を獲得したらいよいよ本腰をいれて3%のポイント還元を受け取る設定に入っていきます。
本家の裏技では月1回しか積立ができなかったので、各ファンドに対して月間100円分に対して3%のポイント還元しか受け取れませんでした。
しかし『つみたてNISA』は毎日100円積立が可能です。
毎日取引件数としてカウントされるのは15件が最大ということを加味しても、
最大15本 × 100円 × 営業日数(約20営業日) = 約30,000円分の積立額に対して3%(=900円分)のポイント還元を受け取ることができます。
『つみたてNISA』を20年間利用すると21万6000円分得することができます。
まず先ほどと同様にマネーブリッジ で自動入出金をして楽天証券の口座残高を0にした後、つみたてNISAの画面で積立を行いたい15ファンドを選んで、
同様に『証券口座』→ 『毎日』→ 『つみたて額 100円』を入力するだけで一括で注文を完了させることができます。
長期投資に適した投資信託の選び方を軸として、過去200年間安定して平均7%-10%のリターンを出している米国株式市場の比率を高くして組み入れています。
ファンド名 | 信託報酬 | 投資対象 |
楽天全米株式インデックスファンド | 0.1696% | 米国 |
楽天全世界株式インデックスファンド | 0.2296% | 全世界 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型) | 0.2446% | 全世界 |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 0.1177% | 先進国 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.1728% | 米国 |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 0.1674% | 日本 |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 0.1553% | 全世界 |
eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) | 0.1534% | 全世界 |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 0.2041% | 新興国 |
<購入・換金手数料なし> ニッセイ外国株式インデックスファンド | 0.1177% | 先進国 |
たわらノーロード 先進国株式 | 0.2160% | 先進国 |
SBI・全世界株式インデックス・ファンド | 0.1500% | 全世界 |
SBI・先進国株式インデックス・ファンド | 0.1155% | 先進国 |
iFree S&P500インデックス | 0.2430% | 米国 |
iFree外国株式インデックス(為替ヘッジなし) | 0.2052% | 全世界 |
楽天クレカ引き落としによる1%ポイント還元と裏技の3%ポイント還元どちらを活用すべき??
今まで二つのポイント還元手法をみてきましたがどちらがよいのか迷った方も多いのではないでしょうか。
楽天クレカ積立は、自分が積立したいファンドを一気に3.3万円分購入して1%のポイント還元を受けることができます。
¥裏技の場合は3%のポイント還元を受け取ることができます。
しかし、お気に入りのファンドも3%のポイント還元をうけようとすると最大2000円分しか積立できません。
ここで重要になるのが『つみたてNISA』で積立るファンドがインデックスファンドということです。
つまり、先ほどあげた15銘柄の例でいうと、
【グループA】
- 楽天全米株式インデックスファンド
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- iFree S&P500インデックス
【グループB】グループAと動きは似ている
- 楽天全世界株式インデックスファンド
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- たわらノーロード 先進国株式
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド
- SBI・先進国株式インデックス・ファンド
グループAは米国株のインデックスファンドなのでほぼ同様の動きをし、グループBも米国株の割合が大きいので同じような動きをします。
つまり同様の動きをするのであれば、1%のポイント還元か3%のポイント還元かという違いは大きな差となってきます。
例えば現在最も魅力的な楽天全米株式インデックスファンドを月間MAXの3.3万円分積立を行いたいという方は、
上記「グループA・B」の11ファンドに、以下4ファンドを加えた計15ファンドで裏技を使用し3%のポイント還元を受け取った方が最終的にはお得になる可能性が高いです。
- 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
- eMAXIS 先進国株式インデックス
- iFree外国株式インデックス(為替ヘッジなし)
- 米国株式インデックス・ファンド
まとめ
『NISA』と『つみたてNISA』はどちらか一方を、一つの証券会社でしか開設できません。
長期的な資産形成を考えるのであれば、
2023年に新規非課税枠がなくなるNISAより2037年まで新規枠が増設される『つみたてNISA』がおすすめできます。
証券会社の中でも、楽天証券はラインナップが充実しているだけでなく、圧倒的なポイント還元率を誇っております。
楽天クレカ引き落としで1%、マネーブリッジ&ハッピープログラムを活用した裏技では3%のポイント還元を得ることができるメリットがあります。
以上、【圧巻の裏技】楽天証券の『つみたてNISA』の取引開始迄のスピードとポイント還元率が驚異的でおすすめ!…の話題でした。