投資を行う上で、高いリターンを目指すことを考えている人は新興国など外国株投資なども視野に入ってきます。
そして、外国株式を購入するにあたり、投資検討されるのが「ETF」です。
「ETF」とは、「投資信託」「株式投資」の両方の特性を兼ね揃えている投資商品ですね。
ここでいう投資信託の特性は、「少額の投資資金で分散投資が可能」であること。
株式投資の特性は「取引時間内であればリアルタイムの時価で売買可能」となります。
このコンテンツ内では、そんなETFについて、包括的に解説していきます。
目次
Contents
ETFとは何か?
「ETF」とは「Exchange-Traded Fund」の略となり、上場投資信託と呼ばれます。
日経平均株価やTOPIXなど特定の指数の動きに連動する運用成果を目指し、東京証券取引所(Tokyo Stock Exchange, Inc.)などの金融商品取引所に「上場している投資信託」となります。
ETFには豊富な種類の金融商品が存在し、日経平均株価、ダウ工業株30種平均など、代表的な株価指数に連動するのが通常です。
投資先に関しても、日本だけではなく、海外に広がり、投資しにくい新興国などの地域と資産(海外株式など)に「少額から」「手軽に」投資が可能です。
コンテンツ内では、そんなETFの概要をさらに詳しく解説していますので参考にしてみてください。
2018年末に、日銀のETF購入が6兆円を突破したというニュースがありました。
そもそもなぜ日本銀行はETFを購入するのでしょうか?
日銀がETFを購入している理由は一言で表すと、「世の中に出回るお金を増やす」ためです。
コンテンツ内では、さらに詳しく本件について解説していますので参考にしてみてください。
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米国株に投資できる注目ETF銘柄・バンガード(VTI・VOO)
米国は世界の覇権国であり資本主義経済の中心地として2020年に入ろうとする現在でも君臨。
先進国でありながらも移民の流入で人口が増加しつづけ、アメリカではイノベーションが起こり続けております。
日本は現在TVでも頻繁に指摘されているように殆ど成長していませが、米国経済は安定した右肩上がりで成長していっているのです。
コンテンツ内では、そんな米国の経済成長を享受できる、注目のETF銘柄として以下の2つの商品を紹介しています。
■ ETF注目銘柄:
- VTI:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
- VOO:バンガード・S&P500ETF
また、上記のVTI・VOOはどちらも米国株のインデックスに連動するETFです。
同じ米国株に投資をするETFとして、チャートを用いてどちらが魅力が高いのかもコンテンツ内で解説しています。
結論として、軍配はVTIに上がるのですが、具体的な投資方法についても併せて紹介していますので参考にしてみてください。
日本では、VTIに間接的に日本円で投資できる「楽天・全米株式インデックスファンド」(以下:楽天VTI)が存在しております。
VTIは本来、海外(米国)の投資商品ですのでドル建てとなるのが基本です。
しかし、楽天証券を開設していればポイント還元などを含め、お得に投資ができます。
つみたてNISAでは本来、VTIには投資できませんが、楽天VTIは投資が可能です。
コンテンツ内では、上記の内容をさらに詳しく、具体的に楽天VTIを購入する方法まで網羅的に解説しています。
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米国テクノロジー企業に一括で投資できると人気のQQQ
QQQはナスダック市場に上場している代表的な100銘柄で構成されるナスダック100指数に連動を目指すETFです。
QQQは注目の巨大テクノロジー企業群GAFAMが約50%をしめています。
QQQ
S&P500
【コンテンツの内容】
- QQQはどんなETFなのか?
- QQQの構成銘柄上位は?
- QQQとVGTは何が異なるのか?
- QQQを用いて市場平均を凌駕する戦略とは?
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全世界に1本で投資できるVT
上記でお伝えしたVTIやVOOは米国株式に投資をするETFです。
しかし、バンガード社は全世界8000銘柄に一本で投資ができるETFとしてVTを提供しています。
コンテンツではVTについて以下の点を掘り下げています。
- VTはどんなETFなのか?
- 国別構成はどうなっているのか?
- 地域別の構成はどうなっているのか?
- VTの過去成績とは?配当金の推移は?
- 結局VTとVTIはどちらが魅力的なのか?
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高配当ETFの「SPDY」「HDV」「VYM」
高配当インデックスに投資するETFも数多く存在しています。
その中で有名なのが「SPDY」「HDV」「VYM」です。
銘柄 | 連動目標インデックス | 年率手数料 | 配当利回り |
SPYD | S&P500高配当指数 | 0.07% | 4.6% |
HDV | モーニングスター配当フォーカス指数 | 0.08% | 3.5% |
VYM | FTSE High Dividend Yield Index | 0.06% | 2.4% |
(2020年2月時点)
以下のコンテンツでは、それぞれがどのようなETFなのか?
過去リターンの比較を含めてお伝えしていますので参考にしてみてください。
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連続増配ETFのVIG
配当という観点では現時点で高配当利回りという銘柄以外に連続増配を実施しているという観点も存在します。
ETFでも最低10年以上連続で増配を行なっている銘柄の中から選抜したETFが存在しています。
その名も「Vanguard Dividend Appreciation ETF」であり銘柄コードはVIGです。
以下のコンテンツではVIGの特徴と強みだけでなく、弱点についても紐解いています。
増配銘柄投資を行なっている方にとっては示唆深い内容となっていますのでご覧いただけれますと幸いです。
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「日経レバレッジ(NF)」「ダブルインバース」とは
「日経レバレッジ」「ダブルインバース」と呼ばれるETFが存在します。
どちらも日経平均の2倍値動きするETFです。
「日経レバレッジ」は日経平均が上がると2倍上昇。
「ダブルインバース」は日経平均が下がると2倍上昇するという動きをします。
少ない金額で購入でき、投資効果も2倍になるため、うまく活用すれば投資の強い味方になります。
以下のコンテンツで、日経レバレッジとダブルインバースの仕組みとその魅力を見ていきましょう。
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ETFとインデックス投信の比較
投資初心者がリスクを抑えて運用できる商品が「ETF」と「インデックス投信」です。
どちらも市場における指数の変動に連動して値動きするものであり、運用コストが低いメリットがあります。
取引できる価格や分配金に違いがあり、それぞれの金融商品を比較してから資産運用を始めることがオススメです。
コンテンツ内では、インデックス投信とETFの特徴や違い、どのような人がそれぞれの投資が向いているのか?
それぞれ解説しています。
インデックス投信を含め投資信託に関連する内容を包括的に解説しているのが以下のコンテンツになります。
投資信託を理解したい、おすすめの運用商品を知りたい、という方は参考にしてみてください。
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株式ETFと組み合わせてリスクを低減する債券ETF
ETFといえば株式ETFばかりにフォーカスが当てられがちですが債券ETFも存在しています。
青:VTI 100%
赤:VTI 50% + TLT 50%
黄:TLT 100%
以下のコンテンツでは債券ETFがリターンを出す仕組みと、株式ETFとの組み合わせの有効性についてお伝えしています。
安定したリターンを叩き出すために非常に有効なのでご覧いただければと思います。
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金ETF
株や債券の他にもETFは存在します。
金は株式や債券とは異なった動きをする資産として注目されております。
また、インフレが発生する局面では魅力がますので2020年からの相場においては組入をすることが有効となります。
金ETFとしてGLDが有名です。
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コモディティETF
「コモディティ」は英語で「Commodity」と綴ります。
英語では少し難しい発音をしますが、日本語訳は「商品」であり、そのままの意味です。コモディティは、商品先物市場で取引されている商品に投資することをいいます。
投資手法としては、以前は商品先物を取り扱うファンドを通して取引するのが通常でした。
近年では、商品指数に償還価額が連動する債券などに投資する投資信託など、購入方法の選択肢が増えてきています。
海外ETFでコモディティを取り扱っているファンドは多数あり、例えば楽天証券でもそれは確認できます。
具体的な内容を、以下のコンテンツ内で解説していますので参考にしてみてください。
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トライオートETF
「自分で銘柄を選んで投資するのではなく、システムに投資を任せたい」
知識や時間がなくても投資を始められると評判なのが、ETFの自動売買に対応しているトライオートETFです。
コンテンツ内では、そんなトライオートETFについて紹介しています。
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まとめ
以上、【上場投資信託・ETFをわかりやすく】おすすめ銘柄はどれ?インデックス投信とも比較!NISA口座で楽天VTIが最強?…の話題でした。