「つみたてNISA」は2018年1月から開始された制度で年間40万円の新規非課税枠が2037年まで付与されます。
以下は『つみたてNISA』と『NISA』の比較です。
『NISA』と『つみたてNISA』はどちらか一つを、一つの証券会社でしか開設することができません。
「つみたてNISA」は投資可能期間が40年間と長く設定されています。
また、金融庁へ届出が行われた長期の積立・分散投資に適した一定の要件を満たす投資信託への投資となっています。
株式投資初心者の方で長期的な資産形成を行いたいという方にとっては『つみたてNISA』が現実的な選択肢となります。
今回は「つみたてNISA」を開設するのに適したネット証券をランキング形式でお伝えしていきます。
Contents
1位 楽天証券:つみたてNISAの取扱数並びにポイント還元率が驚異的
取扱銘柄数 | 銘柄数は150件と金融庁選定銘柄(162銘柄)の9割超をカバー。 |
ポイント 還元率 | 楽天カード積立で驚異の1%ポイント還元。 |
ポイント 使用用途 | 追加の投信購入にポイントを使用可能。貯まったポイントは楽天市場を始めた楽天サービスで使用可能。 |
口座開設 スピード | 楽天証券口座保有者であれば最短翌日には取引が可能となりスピードも驚異的。 |
投資信託のランキングでもお伝えしていますが、楽天証券は投資信託に強みを持っている証券会社です。
投資可能な銘柄は高品質で尚且つ、低手数料の投資信託を中心に、金融庁選定銘柄の9割超を取り揃えています。
しかし、何より他の証券会社を圧倒しているのは驚異のポイント還元率です。
2位 SBI証券:取扱数量に定評はあるもポイント還元に難あり
取扱銘柄数 | 銘柄数は150件と金融庁届出銘柄等(162銘柄)の9割をカバーと十分 |
ポイント 還元率 | NISA、つみたてNISAともに一部の銘柄を除いてポイント還元対象となっている。投資信託の月間平均保有金額に応じてTポイントが貯まります。 |
ポイント 使用用途 | 投資信託の買付代金にTポイントが利用可能。 |
口座開設 スピード | 最短2営業日で取引が可能。 |
SBI証券は楽天証券と同じく大手のネット証券会社です。
ポイント還元率が低いという点で大きく楽天証券に水を空けられています。
つみたてNISAが取り揃えている商品は手数料が低いインデックス投信が中心となっております。
SBIのポイント還元政策である投信マイレージの最大還元率0.1%が適用されません。
0.05%や0.03%といった利率が適用されるのでポイント還元率が低くなってしまいます。(概ね他の証券会社も同様です)
毎日積立のほか毎週積立など積立のバリュエーションが多く資産管理画面が充実しているという点で2位に分類しました。
3位 松井証券:取扱数量に定評はあるもポイント還元に難あり
取扱銘柄数 | 銘柄数は146件と金融庁選定銘柄(162銘柄)の9割をカバーと十分 |
ポイント 還元率 | つみたてNISAは低手数料の投信が多いので、ポイント還元除外銘柄が多い。 |
ポイント 使用用途 | 3つの銘柄に限ってポイント積立が可能 |
口座開設 スピード | 口座開設まで税務署への審査もあり時間がかかる。 |
上位二つの証券会社と同じく取扱銘柄数は引けをとっておりません。
しかしSBI証券同様やはり元々信託手数料が低い投資信託についてはポイント還元対象外となっております。
別の取引で溜まっているポイントについては以下の三つの投資信託に限ってですが積立投資を行うことが可能です。
- ひふみプラス
- eMAXIS Slim先進国株式インデックス
- eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
また松井証券では申し込んでから税務署への審査を待って取引開始という手順を踏むため、楽天証券やSBI証券より手続きに時間と手間がかかります。
楽天証券はSBI証券は『つみたてNISA』での取引を税務署への審査中に開始が可能で、仮に審査が降りない場合は通常の口座に保有資産を移すという処置をとるため、申し込みから1営業日〜2営業日での取引が開始可能となっています。
まとめ
つみたてNISAは金融庁が長期投資に適した投資信託を厳選したファンドに投資ができるので、
株式投資初心者に適した制度です。
つみたてNISAは一つの証券会社でしか開設できませんが、圧倒的におすすめなのが楽天証券です。
取扱銘柄数は各社遜色はありませんが、他の証券会社が殆どポイント還元が行われない中、
楽天証券では楽天カードクレジット積立で1%のポイント還元があります。
長期的な観点でみると再度に得られるポイント還元率は最終成績に大きな影響をもたらします。
そのため、楽天証券の『つみたてNISA』を開始されることを強く推奨します。
尚、他ジャンル別のランキングもありますので参考にしてみてください。
【総合ランキング】
[手数料比較]
[投資信託向け]
[IPO投資向け]
[信用取引向け]
以上、【つみたてNISA向け】株式投資初心者に適したおすすめのネット証券をランキング形式で徹底比較。…の話題でした。
[…] 【つみたてNISA向け】株式投資初心者に適したおすすめのネット証券をラン… […]