利確のタイミングを把握しよう!デイトレから長期投資まで期間別の利益確定手法マニュアル。

利確のタイミングを把握しよう!デイトレから長期投資まで期間別の利益確定手法マニュアル。

投資で一番難しいのは何かご存じでしょうか?

それは上がる銘柄を探すことでも、デイトレードでもありません。

投資において「利確」が最も難しいといわれています。

今回は投資で最も難しい「利確」のタイミングを投資スパン別にご説明していきたいと思います。

 

「利確」を制して、勝ち組投資家になりませんか。

きっとワンランク上の投資かセンスを身に着けられるはずです。

 

利確タイミングマニュアル~デイトレード編

買って即益出ししていくデイトレード。

デイトレードの利確のポイントは「機械的」です。

よって、最も利確が簡単なトレード形態であるといえます。

 

しかしデイトレードでは判断の遅れが種銭の減少に直結しているため利確orロスカットの判断を機敏に行わなければいけません。

では、実際にどのように利確を決めていくのかをご紹介していきたいと思います。

 

朝に指数を確認する

 

【ダウ指数】

ダウ指数 日足チャート

 

日経平均株価はどうしてもダウに影響されやすいため、まずはダウをチェックします。

ボリンジャーバンドの1σと 利確が出やすいポイントでもたついていることがわかります。

しかし、MACDからは「買い初動」で買い優勢の相場であることがわかります。

 

【ドル円の為替】

ドル円60分足チャート

為替レートは円安に振れると日本株は強気に、反対に円高に振れると日本株は弱気の相場となりやすい傾向にあります。

為替は場が開く前に、60分足で今日の相場の全体像をとらえておきましょう。

 

いびつなWトップもどきが出来上がり、ネックラインが割れていることがわかります。

よって、底打ちまでは弱含みで推移するということがわかります。

 

【日経平均株価】

日経平均株価 日足チャート

移動平均線が5・25・75と並んでいて、勢いのある買い優勢のチャートになっています。

よって、押せば買われる相場展開を予測することができます。

日経平均株価 5分足チャート

最後に相場の全体像をつかんでから5分足チャートをチェックします。

現状、高値圏での持合いです。

これは「放れに付け」が最も有効な場面であるといえます。

 

こうして指数から、今日のポジションと相場の流れを把握しておくとデイトレードがしやすくなります。

 

売買する銘柄のトレードを考える

寄りから日経平均株価がブレイク。

「放れに付け」で買い有利です。

 

「保ち合い(もちあい)放れにつけ」とは、相場が長めにもみあった後、均衡した状況が崩れて上方向に進んだり、下方向に進んだりした場合は、そこから新しい相場のトレンドが生まれることが多い。

このため、均衡が崩れたときの方向に素直に乗る「順張り」的に売買したほうがいいと言う意味である。

引用:楽天証券

 

デイトレードでは値上がり率ランキングから勢いのある銘柄を検索すると簡単に銘柄を探すことができます。

 

ペナントをブレイクし、株価に勢いのあるトライアイズを選択します。

トライアイズ(4840)日足チャート

 

本日ストップ高563円。

ボリンジャーバンドの上限が580円ですのでストップ高に利確ターゲットを設定します。

 

トライアイズ(4840)5分足チャート

 

買いは下値支持線25MAの520円。

ロスカットは75MAである504円割れに設定します。

 

しかし上昇を始める時間が遅かったため、ストップ高に9円未達で終了。

仕方なく引けで利確することになりました。

520円―554円を短時間でとることができました。

 

このようにデイトレードの利確は臨機応変に行いましょう。

「今日利確できなかったから翌営業日でもいいや」ではデイトレードの意味がありません。

なぜならデイトレードはその日のうちにポジションを清算することで、

相場状況の変化というリスクを軽減するためのトレード手法だからです。

 

≪デイトレードの利確ポイント≫

  • ボリンジャーバンドをうまく活用する
  • 必ず当日中にポジションを清算する
  • ポジションを設定するときにロスカット値も設定する

 

 

利確タイミングマニュアル~短期投資編

日足チャートで相場を組み立てよう

短期投資は日足でポジションを構築すると利確ポイントをつかみやすくなります。

 

短期銘柄は短期的に株価が動いている銘柄を選択しよう

短期投資銘柄を選択する場合は短期で値動きがある銘柄を選択する必要があります。

銘柄を検索するときには値上がり率ランキングや年高銘柄、ストップ高銘柄から検索すると、よい銘柄を発見しやすくなります。

 

トライアイズ(4840)日足チャート

 

再びペナントを上抜けしたトライアイズを選択しました。

520円でインしてみましょう。

 

利確値とロスカットの値を決める

N計算値

利確値はN波動を利用して便利な計算サイトを活用すると簡単に算出することができます。

具体的な利確値の算出方法については以下でわかりやすく解説しています。

 

N波動とは?N計算値やE計算値を算出して利確ポイントを推測しよう!

2019.10.17

 

トライアイズの場合は直近高値573を抜くと611円~809円の利確値が算出されます。

利確ターゲット値と下記をチェックしながら利確ポイントを探っていくことになります。

 

≪ターゲット未達でも利確をしなければいけないポイント≫

 

またロスカット値はペナントブレイクというシナリオが崩れた場合である1σ割れということになります。

 

このように短期戦は最初に大まかな利確値とロスカットを設定しておきましょう。

先に出口を決めておくことで余裕をもって相場に臨むことが可能になるからです。

 

利確タイミングマニュアル~中期投資編

週足チャートで相場を組み立てよう

中期投資は週足でポジションを構築すると利確ポイントをつかみやすくなります。

 

中期銘柄はファンダメンタルも加味して銘柄の選択をしましょう

中期投資は3か月以上、1年未満の投資です。

ですから、3ヵ月に1度公表される決算をチェックしながら投資戦略を練っていきましょう。

 

ネットワンの上方修正

参照:ネットワンIR

 

上方修正を発表し8期ぶりに過去最高益を更新するネットワンシステムズを選択してみました。

 

ネットワンシステムズ(7518)週足チャート

 

チャートもきれいな上昇相場継続中であることがわかります。

 

利確値とロスカットの値を決める

利確はN計算値から4,200円あたりを狙いたいところです。

ロスカット値は持合い相場が下にブレイクする直近安値2,613円割れに設定します。

 

中期で失敗しても、ロスカットはおよそ300円程度、利益は1,300円ですから、

勝負しがいのあるポジション設計であるといえます。

 

中期でポジションを考える際には、利確値とロスカット値のバランスも考慮しましょう。

投資での勝率が格段あがること請け合いです。

 

利確タイミングマニュアル~長期投資編

月足チャートで相場を組み立てよう

長期投資は月足でポジションを構築すると利確ポイントをつかみやすくなります。

 

長期銘柄はファンダメンタルを十分加味して銘柄の選択をしましょう

長期投資は1年以上の投資です。

ですから、投資中に「企業が倒産してしまった」などということがないように、

しっかりとファンダメンタルを考慮して投資していきましょう。

また、長期投資の場合は配当や株主優待といったインカムゲインも考慮する必要があります。

 

西日本旅客鉄道(9021)月足チャート

 

配当もあり、株主優待が充実している西日本旅客鉄道を選択しました。

テクニカル的にもペナントブレイクで勢いのあるチャートです。

 

利確値を決める

長期投資はファンダメンタル重視の投資ですので、投資を引き上げるのは企業の業績が大きく変化し「投資対象外」と判断するときになります。

また、ロスカットも企業の業績が大きく変化したときです。

よって、あらかじめロスカット値を決める必要はありません。

 

まとめ

今回は投資で最も難しい「利確」のタイミングを投資スパン別にご説明してきました。

難しいといわれる利確ポイントですが、投資スパンによって利確をするポイントを押さえることで利確がしやすくなることがお分かりいただけたと思います。

利確を制して、相場の勝ち組になりましょう!

 

【テクニカル分析とは?】チャートだけで億万長者に!?ファンダメンタルズの対極にある分析手法の基本知識を紹介。

2019.07.05



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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。