楽天証券とSBI証券は誰もが認めるネット証券の双璧であることに疑いはないかと思います。
現在証券口座数はSBI証券が1位、楽天証券が2位となっていますが、新規口座開設数は楽天証券が1位、SBI証券が2位と覇を争っています。
【公式ページ】https://www.rakuten-sec.co.jp/
【公式ページ】https://www.sbisec.co.jp/
以下は両者の一覧比較表ですが、縦列の興味のある項目をクリックすることで、その欄をみることができるぞい!
楽天証券 | SBI証券 | |
手数料 | 引き分け | |
投資信託 | 楽天証券が圧勝 | |
IPO | SBI証券が圧勝も楽天証券が猛追を宣言 | |
優待株 | 楽天証券が僅差で勝利 |
手数料は互角
ネット証券界をリードする楽天証券とSBI証券は業界最低水準の手数料を提供しており、
以下比較頂くとわかるのですが手数料は全く一緒の水準となっています。
楽天証券(税抜) | SBI証券(税抜) | |
〜5万円 | 50円 | 50円 |
5万円〜10万円 | 90円 | 90円 |
10万円〜20万円 | 105円 | 105円 |
20万円〜50万円 | 250円 | 250円 |
50万円〜100万円 | 487円 | 487円 |
100万円〜150万円 | 582円 | 582円 |
150万円〜3000万円 | 921円 | 921円 |
3000万円超 | 973円 | 973円 |
直近だと良い例がPTSです。
PTS取引は私設取引所での取引で株式市場が閉まった午後3時以降も取引することが可能となる日中忙しいサラリーマンに嬉しい制度です。
今までPTS取引でSBI証券は23:59分まで夜間取引を行えていましたが、楽天証券は夕方4時までしか取引ができませんでした。
しかし、楽天証券は劣勢を挽回するために2019年3月18日からPTSで夜間取引が行えるようにサービスを拡張し、SBI証券に追いつきました。
▶︎ 楽天証券のPTS取引時間が延長し業界最長に!サラリーマンにも嬉しい夜間取引にも対応。
投資信託購入時のポイント還元率は楽天証券の圧勝
楽天証券は楽天経済圏を形成する楽天グループが提供しているという唯一無二の強みを用意しています。
楽天会員が楽天証券を利用することでまず、以下の二つのメリットを享受することができます。
- 楽天ポイントで楽天証券での投資信託が購入可能(▶︎ 楽天証券『投資信託ポイント投資サービス』の魅力と設定方法)
- 楽天カードクレジット決済を用いた投信積立でポイント還元(▶︎ 楽天クレジットカード積立で1%のポイント還元!?)
ポイントで投信を購入できるのは楽天証券独自の強みです。
実際投資信託投資デビューを果たした投資家の76%がポイント利用を実施しており、
投資家にとっても非常に魅力の高いサービスとして受け止められています。
更に楽天カードクレジット決済を用いた投信積立で1%ポイント還元はまさに驚天動地の水準でSBI証券が0.2%未満であることを考えるとSBI証券の5倍〜10倍のポイント還元率です。
〜Column〜楽天銀行との連携で更にポイント獲得効率が上昇
楽天銀行も楽天が提供するサービスなのですが、
楽天証券と楽天銀行を連携『マネーブリッジ』を行い『ハッピープログラム』に申し込むことでさらにポイント還元率が上昇します。(※ 無料でできます)
楽天銀行は楽天証券の口座開設の途中で、一緒に簡単に申し込むことができます。
▶︎ 【キャンペーン中】楽天証券の口座開設方法を画面付きで解説!
詳しい内容については『楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジするメリットをわかりやすく解説する!自動入出金(スイープ)や優遇金利受け取りに加えハッピープログラムでポイントも貯まる有難い仕組み。』でお伝えしていますが、
更にここからは裏技の説明なのですが、
スーパーVIP会員になれば楽天銀行→楽天証券の自動振替で1件の取引あたり3ポイントを獲得することができます。
楽天証券の残高が0でもマネーブリッジを行うことで自動で楽天銀行から楽天証券に資金が振り返られて株や投資信託を購入することができます。
つまり楽天証券の口座残高を0に設定した状態で楽天証券で投資信託を購入することでポイントを1件毎に獲得することができるのです。
更にポイントだけでなく楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジしておくだけで、普通預金金利の100倍の0.1倍の金利を受け取ることができます。
IPO投資はSBI証券に軍配
▶︎ 勝率90%のIPO投資の概要とおすすめの証券会社を紹介!取扱数・主幹事数・平等性から徹底比較。
IPO投資は全員が利益を得られるわけではなく、抽選に申し込んで当たった方のみ公募価格で事前に新規上場株を手にすることができます。
まずIPO投資の取扱銘柄数なのでがSBI証券はNo.1で全体の8割型を取り扱っており、楽天証券に大きな差をつけています。
IPO取扱数 | IPO総数 | SBI証券 | 楽天証券 |
2018年 | 90 | 75 | 11 |
2017年 | 90 | 83 | 4 |
2016年 | 83 | 75 | 8 |
2015年 | 92 | 82 | 10 |
2014年 | 77 | 65 | 2 |
2013年 | 54 | 44 | 2 |
2012年 | 46 | 38 | 6 |
またIPOの取扱株数はIPOを取りまとめている主幹事証券会社が9割ほどを取り扱うため、主幹事担当数も重要になってきます。
SBI証券はネット証券であるにも関わらず、主幹事担当数が多い証券会社として名を馳せており、
主幹事数の面でも楽天証券に大きなを差をつけています。
主幹事取扱数 | SBI証券 | 楽天証券 |
2018年 | 11 | 0 |
2017年 | 8 | 0 |
2016年 | 13 | 0 |
2015年 | 8 | 0 |
2014年 | 5 | 0 |
2013年 | 6 | 0 |
2012年 | 5 | 0 |
▶︎ SBI証券でIPO投資を行うメリットをわかりやすく解説!外れても無駄にならないIPOチェレンジポイントの魅力。
優待株
巷で有名になっている桐谷さんに憧れて優待株投資を行うために株式投資を始めようと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
▶︎ 配当よりもお得!?評判の優待株投資の魅力とSBI証券の優待検索画面の魅力を解説。
▶︎ 『つなぎ売り』に便利で優待株投資におすすめの楽天証券の魅力について徹底解説!
株主優待目当てで投資を行っている投資家は優待の権利が確定した翌日に株を売却して株価が下がり安い傾向にあるのですが、
優待獲得だけを目的とする手法に『つなぎ売り』があります。
『つなぎ売り』に関して詳しい手法は今回は割愛しますが以下を参照下さい。
▶︎ つなぎ売り(≒クロス取引)のメリットと注意点をわかりやすく解説!優待権利落ちによる株価下落リスクを対策しよう。
『つなぎ売り』を行う際には信用取引を用いて『空売り』を行う必要がありますが、
制度信用取引で空売りを行うと逆日歩という想定外のコストが発生することがあります。
▶︎ 『制度信用取引』と『一般信用取引』(無期限・短期・日計り)についてメリットとデメリットを含めわかりやすく紐解く。
つなぎ売に利用できる一般信用取引(短期)と(無期限)の空売り可能銘柄数は楽天証券の方が合計で若干多くなっています。
どちらも大差はありませんが、
将来信用取引口座でデイトレーディングを行っていくことを考えている投資家の皆さんには日計りで空売りができる銘柄が最も多い楽天証券の方が強みがあるといえるでしょう。
以下は1日の間に取引を開始して、取引を閉じる日計り信用取引の空売り可能銘柄数ですが楽天証券を圧倒しています。
日計り | HYPER空売 | |
SBI証券 | 88 | 1,158 |
楽天証券 | 3,133 |
まとめ
楽天証券とSBI証券は違いにライバル関係として切磋琢磨している証券会社です。
基本的に両者は同様のレベルのサービスを提供しているのですが、
楽天証券は楽天グループの一員ということで、SBI証券には真似が出来ないポイント還元とポイント投資という観点で一歩頭が抜けています。
楽天証券 | SBI証券 | |
手数料 | 引き分け | |
投資信託 | 楽天証券がポイント投資・還元で圧勝 | |
IPO | SBI証券が圧勝も楽天証券が猛追を宣言 | |
優待株 | 楽天証券が僅差で勝利 |
まだ楽天証券の口座開設をされていないという方は以下開設手順(画面付き)を参考にしながら開設して、株式投資ライフを踏み出しましょう!