投資信託は株式投資初心者の方にとって、最初に取り掛かりやすい投資先として人気を博しています。
今回は投資信託を投資する上でおすすめできる証券会社をランキング形式で紹介していきたいと思います。
今回評価する際のポイントとして以下6つの観点から評価しました。
◆ 今回の評価軸:
- 取扱銘柄数
- ポイント還元率
- ポイント使用用途
- つみたてNISA
- iDeCo商品魅力
Contents
第1位:楽天証券 扱銘柄数・ポイント還元率・使用用途全てにおいて最強
取扱銘柄数 | 2661銘柄とSBI証券と並んで業界最多水準 (2019年3月18日時点のデータ) |
ポイント 還元率 | 楽天カード積立で驚異の1%ポイント還元 投信残高10万円毎に月間4ポイント つみたて投信購入手数料は全額ポイント還元 裏技を使えば最大3%のポイント還元 |
ポイント 使用用途 | 投信購入にポイントを使用可能 溜まったポイントは楽天市場を始めた楽天サービスで使用可能。 ポイント投信利用で楽天市場ポイント獲得倍率が上昇。 |
つみたて NISA | 取扱銘柄数最多水準。 ポイント還元率を通常同様に受け取れる。 更に毎日積立で最大月3.3万円投資に対して、3%のポイント還元を受け取れる。 |
iDeCo | 低手数料・高品質の楽天VTIを始めとしたラインナップが充実。 |
まず、買い物や旅行で溜まった「楽天ポイントで投資信託を購入できる」というのが大きな強みです。
自身の資金を使うことなく投信を購入するだけでなく、楽天ポイントを一部でも使用して、500円分以上の投信を購入すれば楽天市場でのポイント獲得倍率がアップします。
さらに投信積立では買付手数料全額ポイントバックされるというお得な制度に加えて、
楽天カードでのクレジットカード引き落としを行うことで、驚異の投資額の1%ポイント還元を実施しています。
さらに楽天銀行と楽天証券を連携(マネーブリッジ)させ、無料のハッピープログラムに申し込むことで投信保有残高に応じてポイント還元が実施されるだけでなく、最大で3%のポイント還元を受け取ることができる裏技も用意されています。
つみたてNISAの毎日積立を活用すれば月間最大3.3万円分の購入について3%の990ポイントのポイント還元を受け取ることもできるのです。
投資信託投資を行うのであれば楽天証券が群を抜いておすすめできる証券会社となっています。
第2位:SBI証券 取扱数は多く楽天証券には劣るがポイント還元制度を整備
取扱銘柄数 | 2673銘柄と楽天証券を僅差で押さえて業界最多 (2019年3月18日時点のデータ) |
ポイント 還元率 | 投信マイレージサービスで基本は0.1%、1000万円以上の保有で0.2%の還元率 |
ポイント 使用用途 | 投資信託の買付代金にTポイントが利用可能。 |
つみたて NISA | 取扱銘柄数最多水準。 |
iDeCo | 低手数料・高品質のeMAXIS Slim(S&P500)を始めとしたラインナップが充実。 |
取扱数は最多で独自のポイント還元制度を整えております。
投信の残高が1000万円未満であれば年率0.1%、1000万円以上であれば年率0.2%のポイント還元が実施されます。
しかし全ての投資信託が0.1%の還元を貰えるわけではなく、
『つみたてNISA』に選ばれている信託手数料が低い投資信託では0.05%、0.03%といった更に低い還元率となるのが難点です。
また、得られたポイントで投資信託の買付代金にTポイントが利用可能となりました。
第3位:松井証券 取扱数は多く楽天証券には劣るがポイント還元制度を整備
取扱銘柄数 | 755銘柄と楽天証券の3分の1程度 (2019年3月18日時点のデータ) |
ポイント 還元率 | 保有残高に対して0.1%のポイント還元。松井証券のクレジットカード利用で街中の使用で1%のポイント還元。 |
ポイント 使用用途 | 商品やAMAZONギフトに交換可能で、更に銘柄限定(3つ)でポイント積立投資が可能。 |
つみたてNISA | 数は上位二つに比べて少ない |
iDeCo | 11銘柄しか取り扱っていないラインナップの少なさが弱点。 |
取扱数は上位二つの3分の1程度に減ってしまいます。
ポイント還元は投信保有残高に対して0.1%のポイント還元で物足りない感はありますが、
銘柄は以下の3銘柄に限定されますが、ポイントを使って投信を積立ることができます。
- ひふみプラス
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim バランス (8資産均等型)
ポイント還元率とポイントの使用用途ともに楽天証券の下位互換といった感じのサービス内容となっています。
第4位:マネックス証券 ポイント還元率は低いがiDeCoは充実
取扱銘柄数 | 1178銘柄と楽天証券の40%程度 (2019年3月18日時点のデータ) |
ポイント 還元率 | 購入手数料の1.5%(マネックスセゾンカード保有者は4.5%)で保有残高に対して年率0.08% |
ポイント 使用用途 | 株式取引手数料に充当可能。その他Tポイントカードを含め各種ポイントカードに変換可能 |
つみたてNISA | 数は上位二つにわずかに劣るものの149本と十分な水準。 |
iDeCo | 低手数料・高品質の商品を中心に25商品の取り扱い |
ポイント還元率が低いのは難点ではあるが、iDeCoはeMAXIS Slim先進国株式を中心に高品質の商品を取り揃えている。
今後のポイント還元の充実が期待されるところである。
第5位:カブドットコム証券 今後のポイント制度拡充に期待
取扱銘柄数 | 1103銘柄と楽天証券の40%程度 (2019年3月18日時点のデータ) |
ポイント 還元率 | 保有残高に対して0.12%のポイント還元。保有残高3000万円以上で0.24%に上昇。 |
ポイント 使用用途 | 100ポイントで現金1万円と交換。(500万円の投資残高で1.8年間の保有で1万円) |
つみたてNISA | 数は上位二つにわずかに劣るものの149本と十分な水準。 |
iDeCo | 取扱無し |
100万円の保有残高に対して月間1ポイント(=100円相当)のポイント還元。
100ポイントためることにより現金1万円が還元される仕組みで、ポイント還元率、ポイント使用用途共にもう一つ欲しいところです。
iDeCoは現状取扱がないため、今後が期待されます。
まとめ
楽天証券の投資信託は銘柄取扱数、ポイント還元率、ポイントの活用可能範囲の広さ、
つみたてNISAのポイント還元率、iDeCo商品と全てにおいて死角がありません。
文句なく現時点で圧倒的に最強の証券会社の名をほしいままにしていると言えるでしょう。
尚、他ジャンル別のランキングもありますので参考にしてみてください。
[手数料比較]
[IPO投資向け]
[信用取引向け]
[つみたてNISA向け]
以上、【投資信託向け】おすすめのネット証券会社をランキング形式で紹介!…の話題でした。