【継続は力なり】投資信託を積み立てるメリットとは?投信積立におすすめの証券会社も併せて紹介!

【継続は力なり】投資信託を積み立てるメリットとは?投信積立におすすめの証券会社も併せて紹介!

投資信託株式投資の初心者がまず選択肢にいれる投資先の一つです。

大きく損失を出さずに長期的に資産を形成していくのに最適なファンドの選び方については以前お伝えしました。

 

長期投資に適した投資信託の選び方を徹底解説!証券アナリスト視点で『おすすめ投資信託』を紹介する。

長期投資に適した投資信託の選び方を徹底解説!証券アナリスト視点で『おすすめ投資信託』を紹介する。

2019年2月6日

 

長期投資に適したファンドを選択することで、初心者でも分散投資を行いながら簡単に資産を増やすことができるメリットが投資信託にはあります。

 

秀次郎
投資信託で資産を増やしたいのじゃが、現在はあまり資金がなくて大きな金額を投資できんのじゃよなー。
信太郎
ばかもん!普段から浪費がすぎるからお主は資金がないんじゃ。

 

しかし、秀次郎のように纏まったお金がなくて、投資信託の購入をためらっているという方もいらっしゃると思います。

 

そのような方に向けて毎月少しづつ積立を行うことによって、大きな資産を形成することができる投信積立制度のメリットについて紹介します。

また、併せて投信積立で圧倒的におすすめできる証券会社についてもお伝えしていきたいと思います。

目次

投信積立のメリット①:毎月少額でも大きな資産を形成することができる

現在1000万円や100万円の資産を保有していなかったとしても、コツコツと積立ると将来大きな資産を形成することができます。

まさに『塵も積もれば山となる』という諺の通りですね。

 

例えば、現在30歳の方が月1万円ずつ積み立て30年後の60歳の時にいくらになっているかをシミュレーションします。

積立対象は長期投資におすすめの回でお伝えした『楽天・全米株式インデックスファンド』とします。

 

同ファンドに投資することによって、長期的に約年率7%のリターンを狙うことができます。

以下はシミュレーションの結果です。

 

毎月1万円投信積立で形成できる資産

 

毎月1万円ずつ積み立てても元本は年12万円×30年で360万円にしかなりません。

しかし、楽天全米株式インデックスで積立ることによって1,231万円と約3.5倍まで資産を増やすことができます。

 

家三郎
積立で大きく増やそう投信積立じゃな!!晩期大成型のワシにぴったりじゃわい。

 

 

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〜コラム〜定期預金で預けると『実質的に』お金が減っていく!?

皆さんの中には毎月引き落としでお金を積み立てていらっしゃる方もいらっしゃるとは思います。

しかし、定期預金に積立ていては年率0.1%〜0.3%でしかお金は増えません。

 

日本ではあまり実感できませんが、世界的には先進国で約2%程度、新興国では4%-5%、高いところでは10%程度のインフレが発生しています。

 

■ インフレとは:

インフレはお金の価値がモノの価値に対して相対的に下落する現象のことをさします。

わかりやすい例で言えば、今年100円で買えていたコーラが、来年110円になっていたらインフレ率は10%ということになります。

 

 

秀次郎
しかし殿!インフレとお金が減るということにどのような関係があるのですか?
信太郎
お主も鈍感よのー。今年100円で買えたコーラを買うのに来年は110円必要になるのじゃぞ?つまり今年と同じレベルの資産を保有するのには1.1倍のお金が必要ということなんじゃ!

 

現在他国に比べて緩やかとは日本でもようやくインフレ基調になってきておりインフレ率は約1%となっています。

つまり現在100万円保有している人は、来年101万円保有している人と同じレベルの資産を保有していることになります。

 

一方定期預金に預けていては最高利率の0.3%が適用されたとしても100万3000円になりません。

つまり来年は101万円保有する必要があるのに、100万3000円しか保有できていません。

 

実質的には貧しくなってしまうという現象が発生します。

 

このようにインフレの発生を踏まえた運用利回りのことを『実質利回り』と投資の世界では呼びます。

【実質利回り = 運用利回り -  インフレ率】

 

定期預金に預けた場合の実質利回り=0.3% – インフレ率1% = ▲0.7%となってしまうのです。

 

 

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投信積立のメリット②:ドルコスト平均法で購入単価を平均化できる

従業員の持株積立を行なっている方であれば聞いたことがあるであろう『ドルコスト平均法』の効果を投信積立では得ることができます。

 

ドルコスト平均法は毎月一定で積み立てることによって価格が低い時も、価格が高い時も購入するので購入単価を平均化させることができます。

 

例えば一括購入の場合購入するタイミングが悪ければリターンが著しく低くなってしまいます。

 

また、投資している投資信託の値動きが4月-10月で以下のような値動きをしたとすると、4月に1000円で購入した場合は10月時点で1100円と約10%しか増加しませんが、

 

6月の最安値600円で投資をした場合は10月には600円→1100円と約66%も増加させることに成功します。

ドルコスト平均法のメリットを可視化する

 

秀次郎
わしなら確実に4月に全額突っ込んでしまいそうじゃ…

 

相場の底や天井を判断するのはプロでも至難の技であり、なかなか底で仕入れて天井で売るということはできる芸当ではありません。

しかし毎月決まった額例えば10,000円ずつ購入した場合どうなるでしょうか。

 

ドルコスト平均法のメリットである購入単価の平準化の説明

 

基準価格が高い4月は購入口数が少なくなりますが、基準価格が低い6月では購入口数が多くなり、4月〜9月の平均購入単価は839円となります。

以下は9月買付終了時点での平均購入価格と保有口数をまとめたものです。

 

基準価格積立口数
4月1000円10.0口
5月800円12.5口
6月700円14.3口
7月900円11.1口
8月800円12.5口
9月900円11.1口
平均購入価格
839円
保有口数
71.5口

 

購入するタイミングを考えずに購入コストを平準化できるのは嬉しいですね。

 

リーマンショックのような危機が起こったとしても長期投資かからすると、安い価格で仕入れる絶好のタイミングです。

価格が下がった時こそチャンスと考えて積立を継続しましょう。

 

家三郎
といっても投資信託であれば全て長期投資に向いてるわけじゃないぞ。長期積立におすすめの投信は『長期投資におすすめな投信の選び方』をみておくとよいぞ!

 

 

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投信積立のメリット③:予め天引きされるので普段の生活が節制できる

以前、明治〜昭和初期のサラリーマン投資家で現在価値で100億円を超える資産を築いた『本多静六』氏について取り上げました。

 

彼は元から富豪だったわけではありません。

サラリーマンとしての貧しい暮らしの中から通常の給料の4分の1、ボーナスの全額を貯蓄して投資に回していきました。

 

そして、最終的に莫大な資産を築いた有名投資漫画『インベスターZ』にも取り上げられた偉人です。

同氏は給料をもらったら2割はなかったものとして生活をして、投資の元本を作っていきました。

 

投信積立も同じ原理で、給与の一部を元々なかったものとして積み立てし、着実に大きな資産を構築することができるようになるのです、

 

秀次郎
わしのような性分だと、貰った瞬間に使ってしまうからの。毎月引き落とされてなかったことにしてくれた方が助かるの!

 

自身の浪費を節制するという意味で投資という側面以外にもメリットのある制度なのです。

 

 

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投信積立であれば楽天証券が圧倒的におすすめ!

投信積立が魅力的であることをお伝えしてきましたが、どの証券会社で行なってもよいというわけではありません。

 

  • そもそも長期投資に適した投資信託を取り揃えているか?
  • ポイント還元は充実しているか?

 

という観点で各証券会社に大きな違いがあります。

 

投資信託の取扱数では楽天証券SBI証券が圧巻の約2700銘柄なのですが、ポイント還元において楽天証券は他を圧倒しております。

 

楽天証券での投信積立のメリットを列挙すると以下の通りです。

 

■ 楽天証券での投信積立のメリット:

 

 

楽天証券は楽天市場での買い物や旅行で使える楽天ポイントの還元が充実しており、買付手数料は全額ポイントバックされます。

 

さらに異常といっても過言ではないのが、楽天クレジットカード積立で最大月5万円分の積立まで積立額に対して1%のポイント還元が実施される点です。

 

因みに同様に取扱銘柄数が多いSBI証券のポイント還元は通常最大0.1%。

大口投資家で0.2%なので、楽天証券はSBI証券に対して5倍〜10倍の還元率ということになります。

 

秀次郎
あれちょっと待てよ、楽天全米株式インデックスファンドは信託報酬が約0.17%なのに1%ポイント還元ということは・・・
信太郎
うぬも目のつけどころが鋭くなってきたな!その通りじゃポイント還元率が年率手数料を大きく上回っているのじゃ!

 

楽天全米株式インデックスファンドのように長期投資に適したインデックス型の投資信託は、信託手数料が年率0.5%以下のものが殆どです。

なぜか投資家側が、楽天証券から手数料を貰う形で積立を行うことが出来てしまうのです。

 

家三郎
楽天証券はもはや太っ腹とかそういうレベルではない大胆な奴よのー。しかし投資家にとっては大変嬉しい仕組みなことよ。

 

さらに還元された楽天ポイントはもちろん買い物で使用してもよいのですが、再びポイントを用いて投資信託を購入することもできます。

実質分配金をもらって再投資を行うのと同じ効果を得ることができるのです。

 

秀次郎
つまり1万円積み立てれば、100ポイント還元されるから、10,100円分の元本で運用することができるということじゃな。

楽天証券は必携といえるネット証券会社で投資信託を中心にあらゆる取引で強みを備えた総合ネット証券となっています。

 

まだ口座を保有されていないという方は、開設しておいて間違いなく損はありませんので開設しておきましょう。

 

 

 

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つみたてNISAという選択肢

つみたてNISAは2018年から2037年まで20年間始まった新しい制度です。

 

長期的に積み立てる価値のある投資信託を金融庁が厳選して、年間40万円までの非課税額を投資家に与えられます。

 

2019年からはじめられたら一度も積立をやめることなく継続したら場合、2017年末時点で最大760万円の非課税投資枠を獲得。

2057年まで最大一部を保有し続けることができます。

 

つみたてNISAの概要

 

積み立てた投資元本部分最大760万円については、例えば3000万円まで増加していたとしても利益の2,240万円分については、通常約20%約450万円の課税がされます。

課税を免除される制度となっています。

 

楽天証券は『つみたてNISA』でも積立NISAのメリットを全て享受できるように設計されているので、利用した方が経済合理性は高くなります。

 

つみたてNISAのメリットとデメリットをNISA(ニーサ)と比較してわかりやすく解説する。どんな人におすすめの制度なのか?

「つみたてNISA(ニーサ)」とは?メリット・デメリットを一般NISAと比較しながら新制度への改正内容も含めてわかりやすく解説。

2018年12月31日
つみたてNISA口座に適したSBI証券と楽天証券の魅力と、おすすめの投資信託を紹介!

【おすすめファンド】つみたて(積立)NISA口座のおすすめ銘柄(金融商品)をランキング形式で紹介!ネット証券はどこを使うべき?

2019年1月1日

 

 

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まとめ

毎月コツコツと元本を積み立て長期的に大きな資産を形成する投信積立には以下の三つのメリットがあります。

 

  • 現在資金がなくても長期的に大きな資産を形成できる
  • ドルコスト平均法で保有コストを平均化できる
  • 引き落としで自身の生活費を節制できる

 

さらにつみたてNISAを活用することで利益分について非課税で投資を行うことができるようになります。

 

投信積立で圧倒的な強みを発揮するのは「楽天証券」で、以下の通り目からウロコの手厚いサービスが整備されています。

 

  • 買付手数料は全額ポイント還元
  • 楽天カード積立で1%のポイント還元
  • 還元されたポイントで投資元本上乗せが可能

 

 

以上、【投信積立】投資信託を積み立てるメリットとは?おすすめの証券会社も併せて紹介!…の話題でした。

 

【完全版・楽天証券の全てを解説】コレだけ読めば万事解決!全てのメリットを余さず享受しよう。

【完全版・楽天証券口座開設マニュアル】コレだけ読めば万事解決!楽天経済圏を生かした全てのメリットも余すことなく解説。

2019年6月6日
【投資信託の基礎知識まとめ】これを読めばOK!投信の始め方・ネット証券活用法・購入のリスク、そして基礎用語。

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2019年5月24日

[お金の学校特集]

 

昨今の2000万円問題もあり、投資による自助努力で、老後資産を築き自身の身を守る必要が出てきてました。

 

しかし、焦って投資を進めてしまうのはおすすめしません。 必ず失敗します。

 

知識をしっかり仕入れた上で投資は実践していく必要があります。

 

 

その知識を学ぶにあたり、近年「お金の学校」への注目が高まっています。

 

長年、資産運用を学んできた編集部が、お金を専門としたスクールについての特集コンテンツを作成していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

お金の学校特集

お金の学校の特集へ

 

 

[おすすめ株式投資セミナー特集]

 

株式投資を「専門家や現役で成功している投資家に学びたい」という方は多いのではないでしょうか?

 

 

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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。