20代〜30代の若い方は、今後の自分の人生を考えて自己投資を考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
筆者もまさに30代前半ですが自己投資こそが将来に備えた最良の投資であると考えています。
人生を通じて役にたつので若ければ若い方が自己投資の価値が高いのは確実です。
このコンテンツでは、第一人称視点として20代〜30代の方におすすめできる自己投資についてお伝えしていきたいと思います。
目次
Contents
自己投資には3つの方向性がある
一言に自己投資といっても3つの方向があります。
それぞれの自己投資方を紹介する前に、まず自己投資の方向性についてお伝えしていきたいと思います。
収入そのものを拡大するための自己投資
やはり将来豊かに過ごすためには、収入水準そのものを引き上げることが重要であることに疑いの余地はありません。
方向性として自身の会社での出世を目指す方もいらっしゃるでしょう。
しかし、自身の上司の生活水準等をみて満足できないのであれば転職という選択肢も考える必要もあります。
近年は筆者の東京大学時代の同期の話を聞くと新卒で入社した会社で未だに働いている人は半数程度になっています。
労働市場の流動性が高まっている今であれば若さというポテンシャルだけで転職をできる可能性もあります。
自身の資産を増やすための見識を得る自己投資
自身の収入を上げることができないとしても、投資によって資産を形成することは十分可能となります。
収入の中から資産を貯蓄して投資にまわすことで巨万の富を築いた「本多静六氏」のような例もあります。
また近年話題となったトマ・ピケティの21世紀の資本論の中で『r>g』の不等式が発表されました。
つまり、r(=投資における平均的な資本収益率)はg(=経済つまり給与の伸び)を大きく上回ることが歴史的にも実証されたのです。
世界的に給与が毎年2%未満しか伸びませんが、投資によって平均的に資産は4%以上で成長することが示されました。
寿命を延ばし時間そのものを作り出す自己投資
今までは資産を形成するための自己投資でした。
しかし、何故資産を形成するのかというと老後に安心して更に楽しく過ごすためなのではないでしょうか。
楽しい老後を送るためには健康を維持する必要があります。
若い時の生活習慣が将来的な健康に影響する可能性はありますので、日頃から健康には気をつけて健康な食事と適度な運動を行いましょう。
また『Time is money』という諺がある通り、時間はお金なのです。
Forbesの長者番付第3位で90歳のバフェット氏も、自身の資産の99%は50歳以上に構築しました。
それでは各々の目的を達成するための自己投資を紹介していきます。
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収入そのものをUpするための自己投資4選
収入そのものをUpするための自己投資について見ていきましょう。
現在の仕事を精一杯行う
まずは出世して今所属している企業の中で出世するという道を選択する方の自己投資です。
当然出世することで給与は上昇するので、自分の会社で頑張っていくことを心に決めたのであれば最も有効な選択肢です。
しかし、自身の所属する企業の将来性が暗かったり、そもそも自分の上司の生活水準をみて苦しそうであれば転職を考えるのも一つの手です。
筆者は一般的に給料が高いという総合商社に勤務していましたが、一回20代のうちに起業をしてみたいとの思いから退職しました。
転職活動を行う
昨今は終身雇用に対して懐疑的な見方が広がっていますが、若手の間の労働市場も流動化しています。
若さというのは価値です。
まだスキルが得られていないとしても転職活動で今よりも良い待遇を手に入れることも可能な時代が到来しています。
また30代の方でも今まで得たスキルを評価され、高待遇で転職していくという事例を多く目の当たりにしてきました。
資格を取得する
筆者の大学の同期でも、会社に就職したあとに医学部に再入学して現在医学部で学んでいるという方もいます。
上記は極端な例ですが税理士資格や公認会計士資格はダイレクトに転職に結びつきます。
また企業で働きながら弁護士資格に挑戦しようとしている友人もいます。
学生時代に見向きもしなかった資格も、社会人生活を通じて魅力的に映るようになり再挑戦するというケースもあります。
プロフェッショナルとしての道を志すのに20代〜30代前半はまだ遅くはないと言えるでしょう。
◾️お金の資格総集編:
◾️お金の資格補講:
副業をする
今後副業解禁の流れは加速していくことが見込まれています。
本業に打ち込みながら別途収入を得る人の割合は飛躍的に増加していくことでしょう。
何で稼いでいいいか分からないという方におすすめの副業を紹介します。
上から順に難易度が低くなっています。
「ココナラ」はインターネット上で自身のスキルを活用し業務受託ができます。
クラウドワークスは、難しい業務だけでなくデータ纏めや手入力のInput依頼などもあります。
何をしていいか分からないという方は活用してみると良いでしょう。
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【おすすめ】自身の資産を増やすための見識を得る自己投資4選
資産を投資してい資産を増やすことで裕福になるための自己投資についてお伝えしていきます。
若い世代の方は、そもそも運用を行う資産自体が殆どないという方もいらっしゃるかと思います。
しかし、将来貯蓄を積み重ねてある程度のタネ銭を構築できた時には、資産運用の知識があるかどうかが大きな差を生むこととなります。
無料でシミュレーションを行う
実際にお金を投じて投資を行うか、シミュレーションで行うかは大きな差があるのは事実です。
しかし、心理的な状況の差はあるといえどもトレーニングは行なっておいた方がよいのは言を待ちません。
陸上選手が試合には出てないけども100m走のタイムを出来うる限り短くする努力を行うことは必要不可欠ですからね。
以下では無料で株式トレーディングの練習ができる『トレダビ』を始めシミュレーションアプリについて纏めていますので参考にしてみて下さい。
簿記の勉強を行う
多くの企業で簿記を必須にしている場合もあります。
仕方なく簿記を勉強して簿記3級を取得した方もいらっしゃるかと思います。
バランスシートの内容から収益性を見る損益計算書の見方がわかることで企業の状態を判断することができます。
株式投資をする上では自分の投資を検討している企業がどのような状態なのかを分かった上で投資を実行する必要があります。
投資の神様「バフェット」は自分が投資をしようという銘柄については論文をかけるレベルに研究せよと言っており、銘柄研究のための知識として欠かせないのが財務諸表を見る力、つまり簿記の知識なのです。
著名投資家の本を読み込む
寿司屋の修行でも重要なのは師匠から見て学ぶことです。
まずは現在投資の世界で成功を収めている投資家の思考法について学ぶことで自身の投資に活かすことを考えるのも重要な自己投資です。
筆者も大学時代から社会人時代に著名投資家といわれる本を読み漁り勉強を行い個人での投資にも活かしています。
当サイト「マネリテ!」でも以下の偉人の思考法について紹介していますので参考にしていただければと思います。
- 投資の神様『ウォーレン・バフェット』
- バフェットの師匠『ベンジャミン・グレアム』
- 伝説のファンドマネージャー『ピーター・リンチ』
- 大正・昭和の伝説のサラリーマン投資家『本多静六』
(推奨)プロ投資家から最新・最先端の情報を含めて基礎から体系的に吸収する
自分で一から学ぶのは労力がかかるし、そもそも何から学べばいいか分からないという方もいらっしゃると思います。
そんな方におすすめなのが金融リテラシー全般を身につけることができる『お金の学校』です。
日本では義務教育はおろか、高校、大学ですら金融教育は行われません。
筆者が在籍していた東京大学の経済学部ではマクロ経済学は学ぶことができますが、
投資の「how to」を学ぶことが出来ませんでした。
実際に筆者も「グローバルファイナンシャルスクール」(以下のGFS)というお金の学校に2019年の初めから通っています。
通常の「お金の学校」は表面的でテクニカル的な内容しか教えることはありません。
しかし、GFSでは経済と金融の基礎から、投資の「how to」までをセットで学びとることができます。
以下では筆者がGFSで学んだ体験記をお伝えしています。
GFSに限らず各「お金の学校」は試食として無料のセミナーを開催しています。
実際、筆者もありとあらゆるセミナーに参加して、最も内容が濃く充実感があったグローバルファイナンシャルスクールを受講することを決めました。
グローバルファイナンシャルスクールが提供する「投資の達人になる投資講座」は初心者だけでなく、
既に証券アナリストを保有している筆者でも十分学びを得ることができるセミナーとなっていました。
現在はオンライン版も無料となっており、自粛中の方も、地方の方も自宅にいながら受講できる環境が整っています。
体験講座は受講して間違いなく有益な内容ですので、この期に自己研鑽を含めて受講してみることを強くおすすめします。
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寿命を延ばし時間そのものを作り出す自己投資3選
最後に寿命を延ばすための自己投資です。
健康診断を定期的に行う
大企業に勤めている方は年に1度は定期健康診断があるので問題はないかと思います。
しかし筆者のように起業している人やフリーランスの方、小さめの企業で働いている方の中には健康診断が行われていない会社もあるのではないでしょうか。
若いうちは病気になりにくい半面、進行も早いので定期的に定期検診は行っておきましょう。
因みに筆者も実際に行ったのですが胃癌の原因の99%はピロリ菌です。
ピロリ菌の検査は行い見つかったら服用薬で駆除できますので一掃しておくことをお勧めします。
また最近は遺伝子キッドなどもあり将来自分がなりやすい病気を把握しておくのも有効だと思います。
適度な運動を行う
適度な運動は健康の源であることは言を待ちません。
ジムの費用が高いという方は自治体が運営しているジムであれば回数毎に格安価格で利用することができます。
コストを抑えながら体を作りたいという方は積極的に利用することをおすすめします。
筆者が利用している千代田区区立スポーツセンターは一回あたり300円で利用することができ重宝しています。
また激しい運動が苦手という方におすすめなのはウォーキングもおすすめです。
筆者は1日最低3キロは歩いているのですが、歩くということ自体健康に非常によいのですが、
健康以外に思考が洗練されるという効果もあります。
行き詰まったり思い悩んだりすることがあれば歩いて気分転換をするのも立派な自己投資であるといえるでしょう。
健康な食生活を送る
当然ではありますが、筆者たちの体は食べたもので構成されています。
不健康な食生活が続くと寿命に影響するのは勿論のこと、頭が重くなり真剣に思考することも出来なくなってきます。
麺類やご飯物といった炭水化物は確かに若い世代は好物ですが、
炭水化物ばかり食べていると肥満体質になり体まで重くなってきます。
赤身肉や生野菜を積極的に取り入れて寿命を伸ばしながらフレッシュな脳で生産性を高めていきましょう。
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まとめ
一言に自己投資といっても、以下の3種類の方向性があります。
- 収入を引き上げる為の自己投資
- 労働収入による貯蓄を増やすための自己投資
- 健康に対する自己投資
若いうちは自分に投資をすることが人生の価値を最大限に高めることに最も効果的です。
自己投資を行い実りある人生を送る準備を整えていきましょう!